「断鎖<Escape>」(五條瑛)
2004年8月3日 読書「革命を起こさないか、この国に。」ということで、革命シリーズの一巻です。
面白いですよーとお薦めされたので借りてみました。確かにおもしろーい。こういうヤクザが出てきたりする裏社会が舞台のものってあんまり読まないのですが、面白いものですね。
亮司は外国人の密入国を仲介する会社で働いている。主な仕事は、パスポートを申請するために必要な書類を騙し取る事。密入国の外国人を日本人として安全に空路で出国させるためだ。無事に出国させるために、日本人らしい振る舞いを覚える訓練も施す。学校と呼ばれるそこでは、常に外国人が寝泊りしている。
両親の束縛から逃れて、それなりに穏やかな日々、しかし、ある日、学校が何者かに襲撃されて何人もの死者が出る。同時に社長が行方不明になる。亮司は訳がわからないまま逃げる事になる。学校が襲われた理由、社長の行方などを追いかけるうちに、”xiao−guang”という言葉に出会う。それは皆が血眼になって探しているものだった。
いつのまにか嵐に巻き込まれていく亮司、水先案内人はサーシャと名乗る美丈夫。容姿も体格も頭脳も、全てにおいて神に愛されている男は、サラサラの黒髪で、真紅の薔薇の花束よりも存在感がある。亮司曰く、彼は”大人(ターレン)”なんだそうだ。
面白いですよーとお薦めされたので借りてみました。確かにおもしろーい。こういうヤクザが出てきたりする裏社会が舞台のものってあんまり読まないのですが、面白いものですね。
亮司は外国人の密入国を仲介する会社で働いている。主な仕事は、パスポートを申請するために必要な書類を騙し取る事。密入国の外国人を日本人として安全に空路で出国させるためだ。無事に出国させるために、日本人らしい振る舞いを覚える訓練も施す。学校と呼ばれるそこでは、常に外国人が寝泊りしている。
両親の束縛から逃れて、それなりに穏やかな日々、しかし、ある日、学校が何者かに襲撃されて何人もの死者が出る。同時に社長が行方不明になる。亮司は訳がわからないまま逃げる事になる。学校が襲われた理由、社長の行方などを追いかけるうちに、”xiao−guang”という言葉に出会う。それは皆が血眼になって探しているものだった。
いつのまにか嵐に巻き込まれていく亮司、水先案内人はサーシャと名乗る美丈夫。容姿も体格も頭脳も、全てにおいて神に愛されている男は、サラサラの黒髪で、真紅の薔薇の花束よりも存在感がある。亮司曰く、彼は”大人(ターレン)”なんだそうだ。
「弧狼の月」(高里椎奈)
2004年8月1日 読書フェンネル大陸偽王伝第一巻です。
薬屋さんの作者さんが贈る、王道ファンタジーだそうです。
あくまでも作者の感覚で王道らしいので、世間一般の王道とはズレがあるやも、ということですが、うーん、どうだろう。最初の展開は確かに王道なのですよ。王族の末子がなんだかよくわからないうちに、信じていた人に裏切られて、国を追われて、名を捨てて生きていく、みたいな感じなのです。まだ一巻だし、どう生きていくのかわからないのですが。
13歳の少女フェンベルク・ストライフは、人によく似た獣、グールを率いる将軍。幼いながら、その戦略は確かで戦果を上げている。一夫多妻なので、腹違いの姉や兄がたくさんいるようで、なかでもギルバートを慕っている。兄の役に立ちたいと頑張っているのです。そんな彼女の身に思わぬ事態が起こって、異国の地に流される事になります。13歳の少女にはあまりに辛い。焼き鏝、人身売買、買われた先は殺したいほど憎まれている男のところ。散々です。それでも、彼女は生きているのです。若いからかな。
先の活躍が楽しみな人物が多数いて、棒術の師匠とか医療班のウィルとか島流し先で出会ったサチやユイジーンなど、なかなか癖のありそうな人が多いです。
イラストが可愛らしい。ミギーさんという方のイラストらしい。水彩画で素敵。このシリーズ、かなり続きが楽しみです。
薬屋さんの作者さんが贈る、王道ファンタジーだそうです。
あくまでも作者の感覚で王道らしいので、世間一般の王道とはズレがあるやも、ということですが、うーん、どうだろう。最初の展開は確かに王道なのですよ。王族の末子がなんだかよくわからないうちに、信じていた人に裏切られて、国を追われて、名を捨てて生きていく、みたいな感じなのです。まだ一巻だし、どう生きていくのかわからないのですが。
13歳の少女フェンベルク・ストライフは、人によく似た獣、グールを率いる将軍。幼いながら、その戦略は確かで戦果を上げている。一夫多妻なので、腹違いの姉や兄がたくさんいるようで、なかでもギルバートを慕っている。兄の役に立ちたいと頑張っているのです。そんな彼女の身に思わぬ事態が起こって、異国の地に流される事になります。13歳の少女にはあまりに辛い。焼き鏝、人身売買、買われた先は殺したいほど憎まれている男のところ。散々です。それでも、彼女は生きているのです。若いからかな。
先の活躍が楽しみな人物が多数いて、棒術の師匠とか医療班のウィルとか島流し先で出会ったサチやユイジーンなど、なかなか癖のありそうな人が多いです。
イラストが可愛らしい。ミギーさんという方のイラストらしい。水彩画で素敵。このシリーズ、かなり続きが楽しみです。
映画「スチームボーイ」
2004年7月30日 映画見てきました。
蒸気機関がめちゃくちゃ恰好良い!あの動きを絵で描いてるのがすごいなぁ。蒸気機関車や歯車メカが登場するあたりはラピュタを思い出したりした。あと、カニ足みたいなのがついてる飛行船には驚いた。発想がアニメのホームズのモリアーティ教授みたい。作画とか動きとかリアルなのに、カニ足が出てくるとは。流石、空想冒険活劇、遊び心がいっぱいです。
産業革命後のイギリスが舞台で、マンチェスターに住むジェームス・レイ・スチムが主人公。発明家一家の孫で、レイも発明が大好き。自らも作ったりもしている。祖父と父親はアメリカに渡って発明をしていて、母親と二人暮し。ある日、祖父から荷物が届く。中には黒い金属のサッカーボール大のボール。同封の手紙にはオハラ社の人間には渡すなと書いてあった。しかし、荷物が届いた直後に、黒服の男たちが訪ねてくる。もちろんボールを狙うオハラ社の人間。更に、アメリカにいるはずの祖父まで現れて、ボールの奪い合いをはじめる。
蒸気のメカが登場して、いきなりレイの家が半壊した時には驚きましたが、後半そんなのめじゃないくらい、どっかんどっかん物が壊れます。すごい派手です。でも、必要な所以外では血が描写されてなかったなぁ。あんなに破壊して死傷者がいないはずないのに、そこんとこは敢えて描かなかったのでしょう。
声優の起用は避けた、という話でしたが、最初思ってたほどレイの声に違和感はなかったですね。もっと微妙かと思ってたのですが、鈴木杏はすごい。小西真奈美のスカーレットも可愛かった。児玉清さんの声は渋くて好きだ。(なぜ児玉さんだけ”さん”づけ?まぁ、いいや)
スチーム城がグロテスク。最後登場したロイドがつけた機能がまた、グロテスク。微笑ましいはずなのになぁ。
蒸気機関がめちゃくちゃ恰好良い!あの動きを絵で描いてるのがすごいなぁ。蒸気機関車や歯車メカが登場するあたりはラピュタを思い出したりした。あと、カニ足みたいなのがついてる飛行船には驚いた。発想がアニメのホームズのモリアーティ教授みたい。作画とか動きとかリアルなのに、カニ足が出てくるとは。流石、空想冒険活劇、遊び心がいっぱいです。
産業革命後のイギリスが舞台で、マンチェスターに住むジェームス・レイ・スチムが主人公。発明家一家の孫で、レイも発明が大好き。自らも作ったりもしている。祖父と父親はアメリカに渡って発明をしていて、母親と二人暮し。ある日、祖父から荷物が届く。中には黒い金属のサッカーボール大のボール。同封の手紙にはオハラ社の人間には渡すなと書いてあった。しかし、荷物が届いた直後に、黒服の男たちが訪ねてくる。もちろんボールを狙うオハラ社の人間。更に、アメリカにいるはずの祖父まで現れて、ボールの奪い合いをはじめる。
蒸気のメカが登場して、いきなりレイの家が半壊した時には驚きましたが、後半そんなのめじゃないくらい、どっかんどっかん物が壊れます。すごい派手です。でも、必要な所以外では血が描写されてなかったなぁ。あんなに破壊して死傷者がいないはずないのに、そこんとこは敢えて描かなかったのでしょう。
声優の起用は避けた、という話でしたが、最初思ってたほどレイの声に違和感はなかったですね。もっと微妙かと思ってたのですが、鈴木杏はすごい。小西真奈美のスカーレットも可愛かった。児玉清さんの声は渋くて好きだ。(なぜ児玉さんだけ”さん”づけ?まぁ、いいや)
スチーム城がグロテスク。最後登場したロイドがつけた機能がまた、グロテスク。微笑ましいはずなのになぁ。
「人格転移の殺人」(西澤保彦)
2004年7月29日 読書タックとタカチ以外のも面白いぞ、と言う事で借りてみました。
いや、すごい面白い。結構な厚みがあるけどぐいぐい読めてしまいました。通勤電車で読んでたのですが、その時間では読みきれなくてすっごい続き気にしながら仕事しました。挙句、昼休みにまで読もうとしました。
まず設定がすごい。アメリカのカルフォルニア州にある極秘の研究所。そこでは人格転移の研究がされている。誰が作ったのか定かではない装置がそこにあり、どういうからくりかは全く解明されていないが、二人以上の人間がその部屋(チェンバーと呼ばれている)に入ると、人格の交換が行われるという。その人数が三人でも五人でも同じように人格が転移する。しかも、その転移は一度だけでなく、一定の時間を置くことなくどんどん行われる。肉体が死亡するまで終わる事はないという。研究で明らかになったのは、転移には一定の法則性があるということ。
そんな設定の中で、たまたま居合わせた男女が大きな地震に遭遇して、打ち捨てられたらしい部屋(チェンバー)に逃げ込んだ事から、話が大きく展開する。人種も性別も違う男女の人格転移が複数行われたのだから大変です。研究は凍結されていたものの秘密保持のため彼らは合衆国の管理下に置かれます。
そんな中でまさかの連続殺人が発生!一体だれの人格がそんなことをしているのか?揉みあってる内にも幾度も人格転移が行われるため、もう誰がだれだかマジで混乱してきます。でも、事件が終わってからも長い。どんでん返しも何回もあって、まだあるのか?って感じです。
文庫版には森博嗣氏の解説がついていて、お得な感じ。なんか随分長い解説でしたね。なんとも森さんらしい文章で面白いです。面白い解説ってすごいなぁ。
読書日記を書いてて思うのですが、世の中には面白い本がたくさんあるけど、面白ければ感想が書きやすいかというとそうでもなくて、私の読解力とか文章力とかもあるだろうけど、内容面白かったのになんでか感想が書き難いという本もある。これはとっても書きやすい本ですね。読んだ後に日記に書くこといろいろ考えつきましたから。まぁ、家に着くまでに大概抜け落ちたりしてるんですけど。
「顔」(横山秀夫)
これも読みました。短編の連作形式になってて、婦人警官平野瑞穂の活躍が描かれています。上司の「だから、女は使えない」などの発言に傷つきながらも、男社会の警察の中で懸命に職務を全うしようとするひたむきな姿が心打たれる感じです。
いや、すごい面白い。結構な厚みがあるけどぐいぐい読めてしまいました。通勤電車で読んでたのですが、その時間では読みきれなくてすっごい続き気にしながら仕事しました。挙句、昼休みにまで読もうとしました。
まず設定がすごい。アメリカのカルフォルニア州にある極秘の研究所。そこでは人格転移の研究がされている。誰が作ったのか定かではない装置がそこにあり、どういうからくりかは全く解明されていないが、二人以上の人間がその部屋(チェンバーと呼ばれている)に入ると、人格の交換が行われるという。その人数が三人でも五人でも同じように人格が転移する。しかも、その転移は一度だけでなく、一定の時間を置くことなくどんどん行われる。肉体が死亡するまで終わる事はないという。研究で明らかになったのは、転移には一定の法則性があるということ。
そんな設定の中で、たまたま居合わせた男女が大きな地震に遭遇して、打ち捨てられたらしい部屋(チェンバー)に逃げ込んだ事から、話が大きく展開する。人種も性別も違う男女の人格転移が複数行われたのだから大変です。研究は凍結されていたものの秘密保持のため彼らは合衆国の管理下に置かれます。
そんな中でまさかの連続殺人が発生!一体だれの人格がそんなことをしているのか?揉みあってる内にも幾度も人格転移が行われるため、もう誰がだれだかマジで混乱してきます。でも、事件が終わってからも長い。どんでん返しも何回もあって、まだあるのか?って感じです。
文庫版には森博嗣氏の解説がついていて、お得な感じ。なんか随分長い解説でしたね。なんとも森さんらしい文章で面白いです。面白い解説ってすごいなぁ。
読書日記を書いてて思うのですが、世の中には面白い本がたくさんあるけど、面白ければ感想が書きやすいかというとそうでもなくて、私の読解力とか文章力とかもあるだろうけど、内容面白かったのになんでか感想が書き難いという本もある。これはとっても書きやすい本ですね。読んだ後に日記に書くこといろいろ考えつきましたから。まぁ、家に着くまでに大概抜け落ちたりしてるんですけど。
「顔」(横山秀夫)
これも読みました。短編の連作形式になってて、婦人警官平野瑞穂の活躍が描かれています。上司の「だから、女は使えない」などの発言に傷つきながらも、男社会の警察の中で懸命に職務を全うしようとするひたむきな姿が心打たれる感じです。
「クレオパトラの葬送」「黒蜘蛛島(ブラックスパイダー・アイランド)」(田中芳樹)
2004年7月23日 読書魔女王薬師寺涼子のシリーズです。
今回もやりたい放題の涼子さん、忠臣泉田くんの心労も大変かも。でも、この頃は上司の悪影響も受けているようで、行動が過激になってきました。それに加えて、上司を言いくるめるのもかなりお上手になってきてます。すぐ暴走する上司の手綱を上手く操ってる。言葉の使い方も上手い。
「クレオパトラの葬送」
黒い噂の耐えない要人の監視のため、香港に向かう豪華客船に乗り込むことになった涼子様ご一行。泉田くん以外のお涼さんの部下が二人出てくるのですが、どちらも個性的で頼りになる感じ。流石はお涼さんのところに回される人材です。しょっちゅう他の部署の応援に駆り出されている模様。
最後の最後で驚きの事実が明らかになります。なんとも流石はお涼さんというか、むちゃくちゃというか、すごいです。
「黒蜘蛛島(ブラックスパイダー・アイランド)」
カナダで見つかった日本人男女の死体の捜査のために、バンクーバーにやってきた二人、しかし、大使が捜査に協力的でないため、キツーイ魔女王のお仕置きを受ける羽目になりました。うーん、かなりひどいです。しかし、ここまでされたって時間が経てばひょっこり復帰してたりするんですよね。官僚という生き物はかなりしぶといです。
お涼さんを「女主人(ミレディ)」と慕うフランスの少女たちが今回も登場。それぞれ武器とパソコンの達人で頼れる二人です。
それにしても今回の敵が今までの中で一番、肌がぞわぞわーってしました。あんまり好きじゃない。大概の人はきっとダメだよ、あれは。なのに薬師寺警視は平気無敵。果たして彼女に怖いものはあるんだろうか。
今回もやりたい放題の涼子さん、忠臣泉田くんの心労も大変かも。でも、この頃は上司の悪影響も受けているようで、行動が過激になってきました。それに加えて、上司を言いくるめるのもかなりお上手になってきてます。すぐ暴走する上司の手綱を上手く操ってる。言葉の使い方も上手い。
「クレオパトラの葬送」
黒い噂の耐えない要人の監視のため、香港に向かう豪華客船に乗り込むことになった涼子様ご一行。泉田くん以外のお涼さんの部下が二人出てくるのですが、どちらも個性的で頼りになる感じ。流石はお涼さんのところに回される人材です。しょっちゅう他の部署の応援に駆り出されている模様。
最後の最後で驚きの事実が明らかになります。なんとも流石はお涼さんというか、むちゃくちゃというか、すごいです。
「黒蜘蛛島(ブラックスパイダー・アイランド)」
カナダで見つかった日本人男女の死体の捜査のために、バンクーバーにやってきた二人、しかし、大使が捜査に協力的でないため、キツーイ魔女王のお仕置きを受ける羽目になりました。うーん、かなりひどいです。しかし、ここまでされたって時間が経てばひょっこり復帰してたりするんですよね。官僚という生き物はかなりしぶといです。
お涼さんを「女主人(ミレディ)」と慕うフランスの少女たちが今回も登場。それぞれ武器とパソコンの達人で頼れる二人です。
それにしても今回の敵が今までの中で一番、肌がぞわぞわーってしました。あんまり好きじゃない。大概の人はきっとダメだよ、あれは。なのに薬師寺警視は平気無敵。果たして彼女に怖いものはあるんだろうか。
「巴里妖都変」(田中芳樹)
2004年7月19日 読書花の都巴里もお涼さんが上陸すれば、怪物が跋扈する妖都に変身してしまうようです。
フランスの大学に犯罪学の特別講師として出向することになった薬師寺涼子警視。警視庁の方々は二週間とはいえドラよけお涼が出勤しないということで万々歳なムード。お涼さんの忠実な子分の泉田くんもお守りからの解放に喜んだ矢先に、お涼さんからフランス出向についてくるよう言い渡されてがっかり。子分はいつでも親分と一緒ということらしいです。
怪奇事件を呼び寄せる体質のお涼さん、フランスに降り立ったそばから事件に遭遇です。空港で老人が突然倒れる現場に居合わせるのですが、なんと老人の頭部が異様に軽くてカラカラ音が鳴るのです。脳ミソがなくなってる死体なんて珍しい。
現場がフランスで捜査権限がないのもなんのその、お涼さんは怪物を追ってハイヒールで出撃です。
お涼さんが所有するアパルトマンには美少女メイドが二人いて、随分とお涼さんに心酔している模様。彼女たちの将来が心配です。あんまりご主人を見習わないほうがいいと思う。恰好いいけど、なかなか真似できるもんじゃないよ。
今回の見所は、炭素繊維を一本織り込んだスカーフで敵をスッパァって切っちゃうお涼さん。剣の達人は新聞紙でも切っちゃえるみたいな感じだ。おっそろしいもの身につけてはるなぁ。
あと、ハイヒールの踵が折れてしまったお涼さんをお姫様抱っこする泉田くん。流石忠臣、あっぱれです。
レオコン岸本とお涼さんの宿敵お由紀さんも現れて、フランスなのに日本みたいな感じで、なかなか賑やかしいです。
フランスの大学に犯罪学の特別講師として出向することになった薬師寺涼子警視。警視庁の方々は二週間とはいえドラよけお涼が出勤しないということで万々歳なムード。お涼さんの忠実な子分の泉田くんもお守りからの解放に喜んだ矢先に、お涼さんからフランス出向についてくるよう言い渡されてがっかり。子分はいつでも親分と一緒ということらしいです。
怪奇事件を呼び寄せる体質のお涼さん、フランスに降り立ったそばから事件に遭遇です。空港で老人が突然倒れる現場に居合わせるのですが、なんと老人の頭部が異様に軽くてカラカラ音が鳴るのです。脳ミソがなくなってる死体なんて珍しい。
現場がフランスで捜査権限がないのもなんのその、お涼さんは怪物を追ってハイヒールで出撃です。
お涼さんが所有するアパルトマンには美少女メイドが二人いて、随分とお涼さんに心酔している模様。彼女たちの将来が心配です。あんまりご主人を見習わないほうがいいと思う。恰好いいけど、なかなか真似できるもんじゃないよ。
今回の見所は、炭素繊維を一本織り込んだスカーフで敵をスッパァって切っちゃうお涼さん。剣の達人は新聞紙でも切っちゃえるみたいな感じだ。おっそろしいもの身につけてはるなぁ。
あと、ハイヒールの踵が折れてしまったお涼さんをお姫様抱っこする泉田くん。流石忠臣、あっぱれです。
レオコン岸本とお涼さんの宿敵お由紀さんも現れて、フランスなのに日本みたいな感じで、なかなか賑やかしいです。
「東京ナイトメア」(田中芳樹)
2004年7月18日 読書女王さま薬師寺涼子と子分の泉田くんが活躍するお話です。
むかーし「摩天楼」という文庫を買ったのです。で、けっこう面白かったので続きを楽しみにしていたら、続きはなんとノベルスだったのです。小説は文庫しか買ったことなかった私にはノベルスを買う余裕はなくて、結局続きを読むことはなかったのですが、書庫で見つけたのを機に借りてみました。
警視庁の名物警視薬師寺涼子は、才色兼備でアジアを代表する大企業のオーナーの娘。シュミは上司いびり、おえらがたの弱みを握る事、子分いじめ。絶世の美女の皮を被った悪魔だという専らの噂。ついたあだ名は「ドラよけお涼」ドラキュラもよけて通るの意らしい。
やたらと怪奇事件に縁のあるお涼さんは、今回もガーゴイルみたいな人影を追って周りの迷惑考えずに突っ走ります。
「ドラよけお涼」が、ずっと引っかかってる。これって「ドラまたリナ」を意識してるのかしらん。別にどっちでもとよいけど。
「勝てば官軍」なんて書を部屋に飾ってるお涼さんは、傍若無人、天上天下唯我独尊、世界は私のためにある、とすんごい人なんですけど、部下の泉田くんには妙に素直で可愛らしい、という意外性もあってとっても魅力的なキャラクタです。
むかーし「摩天楼」という文庫を買ったのです。で、けっこう面白かったので続きを楽しみにしていたら、続きはなんとノベルスだったのです。小説は文庫しか買ったことなかった私にはノベルスを買う余裕はなくて、結局続きを読むことはなかったのですが、書庫で見つけたのを機に借りてみました。
警視庁の名物警視薬師寺涼子は、才色兼備でアジアを代表する大企業のオーナーの娘。シュミは上司いびり、おえらがたの弱みを握る事、子分いじめ。絶世の美女の皮を被った悪魔だという専らの噂。ついたあだ名は「ドラよけお涼」ドラキュラもよけて通るの意らしい。
やたらと怪奇事件に縁のあるお涼さんは、今回もガーゴイルみたいな人影を追って周りの迷惑考えずに突っ走ります。
「ドラよけお涼」が、ずっと引っかかってる。これって「ドラまたリナ」を意識してるのかしらん。別にどっちでもとよいけど。
「勝てば官軍」なんて書を部屋に飾ってるお涼さんは、傍若無人、天上天下唯我独尊、世界は私のためにある、とすんごい人なんですけど、部下の泉田くんには妙に素直で可愛らしい、という意外性もあってとっても魅力的なキャラクタです。
「イーグルストライク」(アンソニー・ホロヴィッツ)
2004年7月17日 読書女王陛下の少年スパイ!アレックスの第四弾。
今回のお話はすごい!ターニングポイント!って感じです。うわぁ、続きは出てないのかなぁ?すっごい気になる。
いつもと違うのは、今回はMI6に依頼されてするミッションじゃないってこと。つまり、MI6の応援は期待できないということになる。じゃぁ、いつも渋々任務をこなしてきたアレックスがどうして今回に限って積極的に事件に関わるのかというと、原因はガールフレンドのサビーナ。サビーナは前回も出てきたヒロイン。明るくて大人びてて楽しい彼女は、前回のミッションで心傷ついたアレックスを癒してくれた。家族のいないアレックスにとって、まるで昔からの知り合いのように接してくれるサビーナの家族はとても大事な存在らしい。
今回はサビーナに誘われて南フランスに遊びにきたところで事件に巻き込まれる。楽しく過ごしていたアレックスは海岸で思いがけなく見知った顔を見つけて仰天する。叔父のイアン・ライダーを暗殺したロシアの殺し屋ヤッセン、忘れたくても忘れられない表情のない冷たい横顔。こんな所にどうしてヤッセンが?アレックスはその理由を探ろうとヤッセンを尾行する。
このヤッセンが、今回のキーパーソンといってもいいでしょう。冷酷な殺し屋がどうしてアレックスに妙な優しさを見せるのか。そこがポイントです。前回のアレクセイといい、危険な大人に好かれるなぁ、主人公。
今回のお話はすごい!ターニングポイント!って感じです。うわぁ、続きは出てないのかなぁ?すっごい気になる。
いつもと違うのは、今回はMI6に依頼されてするミッションじゃないってこと。つまり、MI6の応援は期待できないということになる。じゃぁ、いつも渋々任務をこなしてきたアレックスがどうして今回に限って積極的に事件に関わるのかというと、原因はガールフレンドのサビーナ。サビーナは前回も出てきたヒロイン。明るくて大人びてて楽しい彼女は、前回のミッションで心傷ついたアレックスを癒してくれた。家族のいないアレックスにとって、まるで昔からの知り合いのように接してくれるサビーナの家族はとても大事な存在らしい。
今回はサビーナに誘われて南フランスに遊びにきたところで事件に巻き込まれる。楽しく過ごしていたアレックスは海岸で思いがけなく見知った顔を見つけて仰天する。叔父のイアン・ライダーを暗殺したロシアの殺し屋ヤッセン、忘れたくても忘れられない表情のない冷たい横顔。こんな所にどうしてヤッセンが?アレックスはその理由を探ろうとヤッセンを尾行する。
このヤッセンが、今回のキーパーソンといってもいいでしょう。冷酷な殺し屋がどうしてアレックスに妙な優しさを見せるのか。そこがポイントです。前回のアレクセイといい、危険な大人に好かれるなぁ、主人公。
楽しかったー!
基本的に面倒臭がりな私は、ライブとか演劇とかチケットを前もってとっておいてという手順を踏まないと見れないようなものにはとんと縁がなくて、友達のありがたい好意に甘えて便乗して連れて行ってもらうのが常なのです。
今回のゆずも友達から「行かない?」ともお誘いがあったのです。よい友人を持ってるなぁ、わたし。ほんとうにありがたい。
今回は新しいアルバムが出てないので、どれするんかなぁと思ってたのですが、いっちゃん新しいマキシ「桜木町」を中心に、夏っぽい曲をちりばめた感じでした。今回もダンスというか体操があって楽しかった。
近頃はチケットも凝ってるんですね。ゆずの写真が刷られてて驚き。可愛いのでお財布に大事にしまいこみました。おまけも嬉しかった。これは定期入れに飾ってます。いつも見れて良い感じ。
秋のもいきたいなぁ。
基本的に面倒臭がりな私は、ライブとか演劇とかチケットを前もってとっておいてという手順を踏まないと見れないようなものにはとんと縁がなくて、友達のありがたい好意に甘えて便乗して連れて行ってもらうのが常なのです。
今回のゆずも友達から「行かない?」ともお誘いがあったのです。よい友人を持ってるなぁ、わたし。ほんとうにありがたい。
今回は新しいアルバムが出てないので、どれするんかなぁと思ってたのですが、いっちゃん新しいマキシ「桜木町」を中心に、夏っぽい曲をちりばめた感じでした。今回もダンスというか体操があって楽しかった。
近頃はチケットも凝ってるんですね。ゆずの写真が刷られてて驚き。可愛いのでお財布に大事にしまいこみました。おまけも嬉しかった。これは定期入れに飾ってます。いつも見れて良い感じ。
秋のもいきたいなぁ。
「ポイントブランク」「スケルトンキー」(アンソニー・ホロヴィッツ)
2004年7月12日 読書女王陛下の少年スパイ!アレックスの二巻と三巻です。
14歳の中学生アレックスは、叔父のイアン・ライダーの死後、嫌々叔父の仕事を引き継ぐことになる。それがイギリスのスパイだというのだから驚きです。前回は叔父が失敗した任務を引き継いだのですが、今回はまた新たな任務を与えられます。またもや嫌々。
「ポイントブランク」
正義感から起こした行動が、とんでもない大惨事を引き起こして警察に捕まってしまったアレックス。MI6から無罪放免にする代わりに任務を言い渡されます。今度は学校に潜入です。でも、普通の学校じゃないです。著名人や大富豪の問題ある子息を預かり真人間にしてくれると評判の、なんとも怪しげな学校です。雪山の中にある変わった屋敷を校舎にしており、中では生徒の数の五倍は武装した警備の人間が警戒しています。そこに隠された秘密とは?
前回に引き続いて荒唐無稽な感じの野望です。いくらなんでもすぐばれそう。女の子が出てきたーと思ったけど、ヒロインではなさそう。
「スケルトンキー」
CIAからの依頼で親子連れを装うためにマイアミに飛んだアレックス。今回は楽そうな任務かと思いきや、やっぱりそんなことはなくて、一緒に動くCIAの二人とはしっくりこないし、今度の野望はかなりすごいしで、頑張れアレックス!て感じです。
今度こそヒロインらしい女の子が出てきました。それにしても、任務をこなすたびにアレックスが、変わっていくようで心配。どんどん感情とか表に出さなくなってきてるような。まだ14歳なのになぁ。
14歳の中学生アレックスは、叔父のイアン・ライダーの死後、嫌々叔父の仕事を引き継ぐことになる。それがイギリスのスパイだというのだから驚きです。前回は叔父が失敗した任務を引き継いだのですが、今回はまた新たな任務を与えられます。またもや嫌々。
「ポイントブランク」
正義感から起こした行動が、とんでもない大惨事を引き起こして警察に捕まってしまったアレックス。MI6から無罪放免にする代わりに任務を言い渡されます。今度は学校に潜入です。でも、普通の学校じゃないです。著名人や大富豪の問題ある子息を預かり真人間にしてくれると評判の、なんとも怪しげな学校です。雪山の中にある変わった屋敷を校舎にしており、中では生徒の数の五倍は武装した警備の人間が警戒しています。そこに隠された秘密とは?
前回に引き続いて荒唐無稽な感じの野望です。いくらなんでもすぐばれそう。女の子が出てきたーと思ったけど、ヒロインではなさそう。
「スケルトンキー」
CIAからの依頼で親子連れを装うためにマイアミに飛んだアレックス。今回は楽そうな任務かと思いきや、やっぱりそんなことはなくて、一緒に動くCIAの二人とはしっくりこないし、今度の野望はかなりすごいしで、頑張れアレックス!て感じです。
今度こそヒロインらしい女の子が出てきました。それにしても、任務をこなすたびにアレックスが、変わっていくようで心配。どんどん感情とか表に出さなくなってきてるような。まだ14歳なのになぁ。
「七月は織姫と彦星の交換殺人」(霧舎巧)
2004年7月6日 読書学園ラブコメと本格ミステリの二重奏も四作目です。
やっとラブコメに慣れてきました。
あとがきによると、このシリーズはラブコメだけど、萌えは目指してないそうです。
なんだか意外。表紙が漫画絵だし、ラブコメだし、お約束多そうだしで、萌えもあるだろうと思ってました。
早朝、家に押しかけてきた後輩のアイドルに拉致されて、ナオキの誕生日パーティーに連れてこられた琴葉さん。またもや事件の第一発見者になってしまいます。
マンションの非常階段から落ちた男の背中にあった短冊。四年前に消滅した笹乙女委員会との関係はあるのか?
ワッキーは相変わらずトラブルメーカーですなぁ。次はなにをしてくれるんだろう?
やっとラブコメに慣れてきました。
あとがきによると、このシリーズはラブコメだけど、萌えは目指してないそうです。
なんだか意外。表紙が漫画絵だし、ラブコメだし、お約束多そうだしで、萌えもあるだろうと思ってました。
早朝、家に押しかけてきた後輩のアイドルに拉致されて、ナオキの誕生日パーティーに連れてこられた琴葉さん。またもや事件の第一発見者になってしまいます。
マンションの非常階段から落ちた男の背中にあった短冊。四年前に消滅した笹乙女委員会との関係はあるのか?
ワッキーは相変わらずトラブルメーカーですなぁ。次はなにをしてくれるんだろう?
ハイキングをして温泉で汗を流そう!ということで出かけてきました。
目的地は奈良の洞川温泉と御手洗渓谷。
すんごい遠かったです。家から数えたら目的地まで三時間以上かかりましたよ。電車が二時間。バスが一時間。でも、それだけかけた甲斐がありました。渓谷の水がエメラルドグリーンですごく綺麗でした。泳いでる家族連れもいました。気持ちよさそうでした。私も足だけジャブジャブつけました。冷たくて気持ちいい。
川ってあんまり行く機会がなかったですが、海より川の方がすきかなー。木陰は涼しいし、足はべたべたしないし。癒されるーって感じです。
温泉も気持ちよかった。役行者縁の地なのか、行者の湯とかありました。紅葉の頃も綺麗らしい。また行きたいなぁ。
目的地は奈良の洞川温泉と御手洗渓谷。
すんごい遠かったです。家から数えたら目的地まで三時間以上かかりましたよ。電車が二時間。バスが一時間。でも、それだけかけた甲斐がありました。渓谷の水がエメラルドグリーンですごく綺麗でした。泳いでる家族連れもいました。気持ちよさそうでした。私も足だけジャブジャブつけました。冷たくて気持ちいい。
川ってあんまり行く機会がなかったですが、海より川の方がすきかなー。木陰は涼しいし、足はべたべたしないし。癒されるーって感じです。
温泉も気持ちよかった。役行者縁の地なのか、行者の湯とかありました。紅葉の頃も綺麗らしい。また行きたいなぁ。
「パズラー 謎と論理のエンタテインメント」(西澤保彦)
2004年7月3日 読書論理のアクロバットの六連打。
ノンシリーズの短編をまとめたものらしいです。
タックとタカチのシリーズではなかったみたい。
西澤さんはけっこう大人な内容書くんだなとか思った。
タックとタカチが学生だからか、割と爽やかイメージを持ってたのです。けっこう残虐な描写とかあって意外な感じでしたよ。
パズラー小説という言葉は耳慣れない感じ。謎を解く過程を重視した小説を指すらしい。ひたすら論理にこだわるわけです。
以下収録作品それぞれのひとこと感想。
「蓮華の花」
人の記憶の曖昧さを突いた作品。驚きがあるから、最後は切ない感じでした。
「卵が割れた後で」
日本が舞台じゃなくて驚いた。謎を解く”神父さま”やエルのキャラクタが非常に魅力的。シリーズ化とかないのだろうか。
「時計じかけの小鳥」
購入した本に挟まっていたメモからとんでもない事実を導き出してしまう主人公。最後にひとつ精神的に大人になった感じがした。
「贋作『退職刑事』」
贋作と言われても、真作の方を全く知らなかったりする。でも、面白かった。年長者の知恵は馬鹿にしちゃいけないなぁ。
「チープ・トリック」
またもや舞台は日本じゃない。これは、西澤さんの作品の中では珍しい部類に入るかもしれない。なるほどって感じでした。
「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
主人公の語り口が暢気で微笑ましい。委員長の変貌振りがすごい。事件の謎を解くため交わす会話が面白い。
今までは選り好みしてタックとタカチしか読んでなかったけど、他のシリーズも読んでみようと思う。
ノンシリーズの短編をまとめたものらしいです。
タックとタカチのシリーズではなかったみたい。
西澤さんはけっこう大人な内容書くんだなとか思った。
タックとタカチが学生だからか、割と爽やかイメージを持ってたのです。けっこう残虐な描写とかあって意外な感じでしたよ。
パズラー小説という言葉は耳慣れない感じ。謎を解く過程を重視した小説を指すらしい。ひたすら論理にこだわるわけです。
以下収録作品それぞれのひとこと感想。
「蓮華の花」
人の記憶の曖昧さを突いた作品。驚きがあるから、最後は切ない感じでした。
「卵が割れた後で」
日本が舞台じゃなくて驚いた。謎を解く”神父さま”やエルのキャラクタが非常に魅力的。シリーズ化とかないのだろうか。
「時計じかけの小鳥」
購入した本に挟まっていたメモからとんでもない事実を導き出してしまう主人公。最後にひとつ精神的に大人になった感じがした。
「贋作『退職刑事』」
贋作と言われても、真作の方を全く知らなかったりする。でも、面白かった。年長者の知恵は馬鹿にしちゃいけないなぁ。
「チープ・トリック」
またもや舞台は日本じゃない。これは、西澤さんの作品の中では珍しい部類に入るかもしれない。なるほどって感じでした。
「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
主人公の語り口が暢気で微笑ましい。委員長の変貌振りがすごい。事件の謎を解くため交わす会話が面白い。
今までは選り好みしてタックとタカチしか読んでなかったけど、他のシリーズも読んでみようと思う。
「まひるの月を追いかけて」(恩田陸)
2004年6月26日 読書恩田さんだから借りてみた。
行方知れずになったという異母兄を探しに奈良に出かけることになった主人公と異母兄の長年の恋人。
異母兄の足取りを追って奈良のハイキングコースを巡る事になりました。
奈良に行きたくなるなぁ。
関西なので、遠足はもっぱら京都か奈良でした。でも、遠足で飛鳥にはいったこと無いんですよ。なんでだろう?大仏とか若草山には行ったんだけどなぁ。この春に初めて飛鳥に行きました。でも、メインじゃなかったので高松塚古墳を見ただけ。古墳て中に入れなくてつまんないもんなんですね。あそこで星宿とか朱雀とか盛り上がったなぁ。ふしぎ遊戯で出てきたよねーとか、鬼宿っていたよねとか。そんなとこ行っても漫画にしか結び付けられないってどうよ、私。
もう一度気候の良いときに飛鳥を歩くかサイクリングするかしたいなぁ。
お話は二転三転して面白かった。
日常にもミステリは転がってるんだなぁと思った。奇妙な館とか手記とかなくっても人生も立派なミステリになるんだなと。
三人で安定して閉じてしまった関係ってどういう心地のものなんだろう?なんか想像つかないなぁ。
行方知れずになったという異母兄を探しに奈良に出かけることになった主人公と異母兄の長年の恋人。
異母兄の足取りを追って奈良のハイキングコースを巡る事になりました。
奈良に行きたくなるなぁ。
関西なので、遠足はもっぱら京都か奈良でした。でも、遠足で飛鳥にはいったこと無いんですよ。なんでだろう?大仏とか若草山には行ったんだけどなぁ。この春に初めて飛鳥に行きました。でも、メインじゃなかったので高松塚古墳を見ただけ。古墳て中に入れなくてつまんないもんなんですね。あそこで星宿とか朱雀とか盛り上がったなぁ。ふしぎ遊戯で出てきたよねーとか、鬼宿っていたよねとか。そんなとこ行っても漫画にしか結び付けられないってどうよ、私。
もう一度気候の良いときに飛鳥を歩くかサイクリングするかしたいなぁ。
お話は二転三転して面白かった。
日常にもミステリは転がってるんだなぁと思った。奇妙な館とか手記とかなくっても人生も立派なミステリになるんだなと。
三人で安定して閉じてしまった関係ってどういう心地のものなんだろう?なんか想像つかないなぁ。
「動物園の鳥」(坂木司)
2004年6月25日 読書引きこもり探偵いよいよ巣立ちのとき?
というわけで、「青空の卵」、「仔羊の巣」ときて遂に鳥になりました。「卵」のときから、いつかは鳥井の手を離さなくては、とか言ってた坂木さん。二人にいよいよ自立の時が来たようです。
なんというか、毎回こそばゆくなるようなドラマを見せてくれてましたが、今回もいい話でかゆくなりそう。素直にいい話だといってしまうのは、なんか気恥ずかしいのです。そんなとこもけっこう楽しんでますけどね。
今回の事件はタイトルにある動物園が舞台。園内に怪我をした猫が現れる事件が発生。動物園でボランティア活動している人たちに頼まれて鳥井さん出動です。思えば随分遠くまで出張できるようになりましたね。すごいや鳥井。
作中は寒いらしく、今回のレストラン鳥井はあったかい料理がいっぱい。鍋焼きうどんとかポトフとか、ジャガイモ尽くしのコースは特に食べてみたい。ジャガイモ好き。マッシュポテトが特に好き。飽きずにずっと食べてられます。こういう料理が好きで振舞ってくれる友達が欲しい。入り浸りそうだ。
自立といってもまだまだの二人なので、続編があってもいいなと思う。
というわけで、「青空の卵」、「仔羊の巣」ときて遂に鳥になりました。「卵」のときから、いつかは鳥井の手を離さなくては、とか言ってた坂木さん。二人にいよいよ自立の時が来たようです。
なんというか、毎回こそばゆくなるようなドラマを見せてくれてましたが、今回もいい話でかゆくなりそう。素直にいい話だといってしまうのは、なんか気恥ずかしいのです。そんなとこもけっこう楽しんでますけどね。
今回の事件はタイトルにある動物園が舞台。園内に怪我をした猫が現れる事件が発生。動物園でボランティア活動している人たちに頼まれて鳥井さん出動です。思えば随分遠くまで出張できるようになりましたね。すごいや鳥井。
作中は寒いらしく、今回のレストラン鳥井はあったかい料理がいっぱい。鍋焼きうどんとかポトフとか、ジャガイモ尽くしのコースは特に食べてみたい。ジャガイモ好き。マッシュポテトが特に好き。飽きずにずっと食べてられます。こういう料理が好きで振舞ってくれる友達が欲しい。入り浸りそうだ。
自立といってもまだまだの二人なので、続編があってもいいなと思う。
読んだ本。ためすぎパート2。
「ネジ式ザゼツキー」(島田荘司)
「タンジール蜜柑共和国への帰還」という奇妙な童話。足が車輪の熊にプロジェクターの瞳を持つ妖精、人工筋肉で飛ぶ飛行機。そしてネジ式の関節。妄想としか思えない内容に隠された真実を御手洗さんが解き明かします。
なんかすごい。御手洗さん安楽椅子探偵ですよ。研究室の場面だけで事件解決です。インターネットて素晴らしいですね。不可解な謎がどんどん解き明かされていくのが爽快です。何かに似てるなぁと思ったら、「眩暈」だ。あれと趣向が似てる。
材料さえあれば、どんな年月を経た謎も解き明かせるみたいな台詞をいう御手洗さんが素敵だ。
そういえば、今回は石岡さんちっとも出番がなかったですねぇ。そんなときもあるのですね。御手洗さんが50歳ぐらいらしいと気づいて驚いた。物語の中でも確実に時間が流れているのですね。
「流血女神伝 女神の花嫁 後編」(須賀しのぶ)
男たちの留守を狙って襲われた村を守るため、力と引き換えにサルベーンとの間に生まれた命を捧げたラクリゼ。そのときから二人の気持ちにずれが生じる。もともと美しい顔立ちではあったが、女神の力を授かったことにより凄絶なまでの美貌になったラクリゼ。剣技も鬼神のように凄まじい。対してサルベーンは戦で大怪我をする。甲斐甲斐しく世話をするラクリゼだが、サルベーンは苛立ちを募らせる。美しく強い恋人に妬みの気持ちを持ってしまうためだ。その後凄まじい回復力を見せてまた一段と腕に磨きをかけるサルベーン。
エティカヤの侵攻に悩まされるギウタ皇国に最期の出征をする傭兵王。それについていくサルベーンとラクリゼ。ラクリゼはそこでカザリナ皇女(後のカリエ)と出会う。
このギウタ皇国の滅亡については本編でも触れられていましたが、カリエの母親やギウタ皇帝などが詳しく描かれていて良かったです。
「っポイ!24」(やまざき貴子)
一巻は確か中三の春。やっと高校受験の当日までやってきましたよ。途中、父母の若かりしころのロマンスだとか、兄ちゃん妹の話もあったりしたけど、24巻かけてまだ一年経ってないってすごいよなぁ。やっぱり中学卒業したら終わるのかしら。お話切るならそこらが区切りが良いと思う。高校編入ったらまたずいぶん区切りがつかない気がするし。別に終わって欲しいわけではないのだけど、ずるずるだらだらはあんまり良くない傾向だと思うので。
「ドラゴン騎士団22」(押上美猫)
ううーん、もうずいぶん前からどんな展開してんだかよくわからなくなってきている。異界篇長っ!張りまくりの伏線を解き明かしていくかと思うえば、また新しいの張ってるし。これ、すっきり解決するのだろうか。随分前に2の話をしてたような気がする。ほんとにするんだろうか。
「ネジ式ザゼツキー」(島田荘司)
「タンジール蜜柑共和国への帰還」という奇妙な童話。足が車輪の熊にプロジェクターの瞳を持つ妖精、人工筋肉で飛ぶ飛行機。そしてネジ式の関節。妄想としか思えない内容に隠された真実を御手洗さんが解き明かします。
なんかすごい。御手洗さん安楽椅子探偵ですよ。研究室の場面だけで事件解決です。インターネットて素晴らしいですね。不可解な謎がどんどん解き明かされていくのが爽快です。何かに似てるなぁと思ったら、「眩暈」だ。あれと趣向が似てる。
材料さえあれば、どんな年月を経た謎も解き明かせるみたいな台詞をいう御手洗さんが素敵だ。
そういえば、今回は石岡さんちっとも出番がなかったですねぇ。そんなときもあるのですね。御手洗さんが50歳ぐらいらしいと気づいて驚いた。物語の中でも確実に時間が流れているのですね。
「流血女神伝 女神の花嫁 後編」(須賀しのぶ)
男たちの留守を狙って襲われた村を守るため、力と引き換えにサルベーンとの間に生まれた命を捧げたラクリゼ。そのときから二人の気持ちにずれが生じる。もともと美しい顔立ちではあったが、女神の力を授かったことにより凄絶なまでの美貌になったラクリゼ。剣技も鬼神のように凄まじい。対してサルベーンは戦で大怪我をする。甲斐甲斐しく世話をするラクリゼだが、サルベーンは苛立ちを募らせる。美しく強い恋人に妬みの気持ちを持ってしまうためだ。その後凄まじい回復力を見せてまた一段と腕に磨きをかけるサルベーン。
エティカヤの侵攻に悩まされるギウタ皇国に最期の出征をする傭兵王。それについていくサルベーンとラクリゼ。ラクリゼはそこでカザリナ皇女(後のカリエ)と出会う。
このギウタ皇国の滅亡については本編でも触れられていましたが、カリエの母親やギウタ皇帝などが詳しく描かれていて良かったです。
「っポイ!24」(やまざき貴子)
一巻は確か中三の春。やっと高校受験の当日までやってきましたよ。途中、父母の若かりしころのロマンスだとか、兄ちゃん妹の話もあったりしたけど、24巻かけてまだ一年経ってないってすごいよなぁ。やっぱり中学卒業したら終わるのかしら。お話切るならそこらが区切りが良いと思う。高校編入ったらまたずいぶん区切りがつかない気がするし。別に終わって欲しいわけではないのだけど、ずるずるだらだらはあんまり良くない傾向だと思うので。
「ドラゴン騎士団22」(押上美猫)
ううーん、もうずいぶん前からどんな展開してんだかよくわからなくなってきている。異界篇長っ!張りまくりの伏線を解き明かしていくかと思うえば、また新しいの張ってるし。これ、すっきり解決するのだろうか。随分前に2の話をしてたような気がする。ほんとにするんだろうか。
二週間なんてあっという間に過ぎてしまうんですねぇ。
時間が経つのが早く感じますよ。
なにしてたかなぁ。
やっぱゲームだね。ラストミッション。クリアです。
もう全然ティーダ関係なくてがっくしですよ。まぁ、エンディングの映像はかなり良い感じでした。クリアしたら特典映像としていつでも見られるというのも良いなぁ。
そんなわけで思い立って、?と?−2を中古で購入。もう一回プレイしてみようかなと。手始めに?から。けっこうはまってやってたのに細部はうろ覚え。新鮮で面白いです。アルティマニアが欲しくなります。ブリッツボールは相変わらずよくわからなくて難しいです。ルカ・ゴワーズむかつく。でも勝てないー!
それに伴って、ティーダとユウナのSSを探して読んでみる。そんなに広くは探してないのですが、?−2出た後だからか、二人の再会その後のラブラブ甘々が多いようです。悲しかったり痛かったりするのは苦手だから全然かまわないのですが、たくさん読むと胸焼けしそうです。今はちょっと食傷気味かな。しばらくはいらないです。ギップルと悪友やってるティーダの話とかもあって面白いなぁ。
近頃のファイナルファンタジーと言えば、ムービー。?ではかなり美麗なムービーが短いのがいっぱいというイメージでしたが、?−2はティーダエンディングを入れても9つ。だいぶ少ない気が。まぁ、その分ひとつひとつが長い内容なのですが。
そうそう、SS読んでたサイトさんにはスコールとリノアの話もあって、読んでみたらすごく懐かしくなって、?も引っ張り出しました。実はクリアしないままうっちゃってました。弟さんと妹さんがラストダンジョンでえっらい苦労してるのを見てたら、うんざりしてきて、リノアが連れてかれた時点で放置してたのです。いちおう気にはなってていつかはクリアしようとアルティマニアも用意してたのですが、もう何年経つのかなぁ。ずいぶん昔の話です。
時間が経つのが早く感じますよ。
なにしてたかなぁ。
やっぱゲームだね。ラストミッション。クリアです。
もう全然ティーダ関係なくてがっくしですよ。まぁ、エンディングの映像はかなり良い感じでした。クリアしたら特典映像としていつでも見られるというのも良いなぁ。
そんなわけで思い立って、?と?−2を中古で購入。もう一回プレイしてみようかなと。手始めに?から。けっこうはまってやってたのに細部はうろ覚え。新鮮で面白いです。アルティマニアが欲しくなります。ブリッツボールは相変わらずよくわからなくて難しいです。ルカ・ゴワーズむかつく。でも勝てないー!
それに伴って、ティーダとユウナのSSを探して読んでみる。そんなに広くは探してないのですが、?−2出た後だからか、二人の再会その後のラブラブ甘々が多いようです。悲しかったり痛かったりするのは苦手だから全然かまわないのですが、たくさん読むと胸焼けしそうです。今はちょっと食傷気味かな。しばらくはいらないです。ギップルと悪友やってるティーダの話とかもあって面白いなぁ。
近頃のファイナルファンタジーと言えば、ムービー。?ではかなり美麗なムービーが短いのがいっぱいというイメージでしたが、?−2はティーダエンディングを入れても9つ。だいぶ少ない気が。まぁ、その分ひとつひとつが長い内容なのですが。
そうそう、SS読んでたサイトさんにはスコールとリノアの話もあって、読んでみたらすごく懐かしくなって、?も引っ張り出しました。実はクリアしないままうっちゃってました。弟さんと妹さんがラストダンジョンでえっらい苦労してるのを見てたら、うんざりしてきて、リノアが連れてかれた時点で放置してたのです。いちおう気にはなってていつかはクリアしようとアルティマニアも用意してたのですが、もう何年経つのかなぁ。ずいぶん昔の話です。
気づいたら二週間ほど経ってました。
別にそんな忙しいわけでもなかったのですが、うーん原因はゲームかなぁ。FF?−2のインターナショナルを中古で購入して、ラストミッションに挑戦中なのです。
トルネコの不思議なダンジョンの上に行くバージョンで、ヤドノキの塔をひたすら上に上に登っていくというゲーム。?−2のクリアデータがあればクリア後の設定のストーリーも楽しめます。
クリア後のお話にかなり惹かれまして。?−2ではティーダエンディング必死で攻略した人なので、なにか彼の新エピソードがないかと期待してます。
インターナショナルはまだ未プレイ。英語だから声が違うんだよなぁ。?−2は声がかなり好きなので微妙。特にリュックの話し方がすき。なんか舌足らずで可愛い。ユウナもティーダもすき。
読んだ本。ためすぎです。
「ロシア幽霊軍艦事件」(島田荘司)
御手洗潔のシリーズ。もうどんな順番で刊行されているのか気にしないことにしました。見つけたものを借りてます。これは御手洗さんが北欧に旅立つ前の事件らしい。ロマノフとかはよく知らないけど面白く読めた。ロマノフの黄金っていろいろ題材につかわれてそう。ルパンとか。
「流血女神伝 女神の花嫁」(須賀しのぶ)
前編と中篇を読みました。週明けには後編も借りるつもり。
幼いラクリゼとサルベーンの物語。外伝になるみたい。カリエは出てきません。これもすごい続きが気になるとこで終わってるので早く後編が読みたい。
「アリソン?」(時雨沢恵一)
上下巻。アリソンはこれで完結らしい。衝撃的な序章から始まってる。これはもう夢中になってしまうだろうなーと予感しました。後編出るまでおいといて正解でしたね。もうちょっと読みたい気もする。違う形で続きが出ないものか。
「真・イズミ幻戦記−暁の国<1>」(若木未生)
デュアル文庫で復活して嬉しいシリーズ。出てすぐに買った覚えがあるんだけど、なかなか読めずに一年経ってしまいました。この作者さんいろいろシリーズ抱えてるせいか、なかなか続きが出ないんだもの。一年経ったし、二巻は出てるかなぁと思ったけど、やっぱり出てないみたい。がっかり。イズミ様は姿かたちもないし、新キャラもいろいろありそうで気になるところ。早く続きを出して欲しい。
「アルテミス・ファウル」(オーエン・コルファー)
一巻が「妖精の身代金」で、二巻は「北極の事件簿」という副題がついてます。面白かったです。
天才少年アルテミス・ファウルを主人公としたシリーズ。代々続く犯罪一家のいまの主は12歳の少年。父親は家運を賭けた取引に出かけて行方不明になってしまい、そのせいで母親は部屋にこもりがちで精神的にも弱ってる。アルテミスは傾きかけたファウル家を立て直すためにありとあらゆる手段を講じている。それこそ合法的なものから非合法なものまでいろいろ。
彼が新しく狙いを定めたのは妖精の黄金。妖精の書をコンピューターで解読して、妖精の黄金を奪う計画を立てるが、妖精たちは物語にあるような可愛いものじゃなかったのです。人より進んだテクノロジーを持ち、ハイテク機械と魔法を操るすんごい集団だったのです。最後に勝つのは果たしてどちらか。
アルテミスも妖精たちも魅力的なので、どっちに肩入れしたらいいのか迷ってしまいました。二巻では敵対していたアルテミスと妖精たちが一時的に手を組んで事件解決のため協力したりして、面白い展開を見せます。アルテミスの従者のバトラーが素敵だ。
「お伽話のように」(高里椎奈)
ドルチェ・ヴィスタの二巻。まさかあれに続きが出るとは。三巻で完結予定らしい。
3つ短編が入ってます。どれも繋がってるようです。登場人物が少しずつかぶってる。ただこれと前作「それでも君が」がどう繋がってるのかよくわからない。キンカンぐらいかな。
別にそんな忙しいわけでもなかったのですが、うーん原因はゲームかなぁ。FF?−2のインターナショナルを中古で購入して、ラストミッションに挑戦中なのです。
トルネコの不思議なダンジョンの上に行くバージョンで、ヤドノキの塔をひたすら上に上に登っていくというゲーム。?−2のクリアデータがあればクリア後の設定のストーリーも楽しめます。
クリア後のお話にかなり惹かれまして。?−2ではティーダエンディング必死で攻略した人なので、なにか彼の新エピソードがないかと期待してます。
インターナショナルはまだ未プレイ。英語だから声が違うんだよなぁ。?−2は声がかなり好きなので微妙。特にリュックの話し方がすき。なんか舌足らずで可愛い。ユウナもティーダもすき。
読んだ本。ためすぎです。
「ロシア幽霊軍艦事件」(島田荘司)
御手洗潔のシリーズ。もうどんな順番で刊行されているのか気にしないことにしました。見つけたものを借りてます。これは御手洗さんが北欧に旅立つ前の事件らしい。ロマノフとかはよく知らないけど面白く読めた。ロマノフの黄金っていろいろ題材につかわれてそう。ルパンとか。
「流血女神伝 女神の花嫁」(須賀しのぶ)
前編と中篇を読みました。週明けには後編も借りるつもり。
幼いラクリゼとサルベーンの物語。外伝になるみたい。カリエは出てきません。これもすごい続きが気になるとこで終わってるので早く後編が読みたい。
「アリソン?」(時雨沢恵一)
上下巻。アリソンはこれで完結らしい。衝撃的な序章から始まってる。これはもう夢中になってしまうだろうなーと予感しました。後編出るまでおいといて正解でしたね。もうちょっと読みたい気もする。違う形で続きが出ないものか。
「真・イズミ幻戦記−暁の国<1>」(若木未生)
デュアル文庫で復活して嬉しいシリーズ。出てすぐに買った覚えがあるんだけど、なかなか読めずに一年経ってしまいました。この作者さんいろいろシリーズ抱えてるせいか、なかなか続きが出ないんだもの。一年経ったし、二巻は出てるかなぁと思ったけど、やっぱり出てないみたい。がっかり。イズミ様は姿かたちもないし、新キャラもいろいろありそうで気になるところ。早く続きを出して欲しい。
「アルテミス・ファウル」(オーエン・コルファー)
一巻が「妖精の身代金」で、二巻は「北極の事件簿」という副題がついてます。面白かったです。
天才少年アルテミス・ファウルを主人公としたシリーズ。代々続く犯罪一家のいまの主は12歳の少年。父親は家運を賭けた取引に出かけて行方不明になってしまい、そのせいで母親は部屋にこもりがちで精神的にも弱ってる。アルテミスは傾きかけたファウル家を立て直すためにありとあらゆる手段を講じている。それこそ合法的なものから非合法なものまでいろいろ。
彼が新しく狙いを定めたのは妖精の黄金。妖精の書をコンピューターで解読して、妖精の黄金を奪う計画を立てるが、妖精たちは物語にあるような可愛いものじゃなかったのです。人より進んだテクノロジーを持ち、ハイテク機械と魔法を操るすんごい集団だったのです。最後に勝つのは果たしてどちらか。
アルテミスも妖精たちも魅力的なので、どっちに肩入れしたらいいのか迷ってしまいました。二巻では敵対していたアルテミスと妖精たちが一時的に手を組んで事件解決のため協力したりして、面白い展開を見せます。アルテミスの従者のバトラーが素敵だ。
「お伽話のように」(高里椎奈)
ドルチェ・ヴィスタの二巻。まさかあれに続きが出るとは。三巻で完結予定らしい。
3つ短編が入ってます。どれも繋がってるようです。登場人物が少しずつかぶってる。ただこれと前作「それでも君が」がどう繋がってるのかよくわからない。キンカンぐらいかな。
なんだか落ち込んでます。
基本的に考え無しに思った事を口に出して、しょっちゅう後でクヨクヨするのですが、またやってしまった、ような気がする。
考えすぎだといいんだけど、なーと思いつつ。
でも、思い当たる節があるんなら反省するべきだよなぁ、とも思ったり。
明日は、口を慎もうかと。でも明日は傷つけたかもと心配してる人はお休みなんだよなぁ。。。あんまり意味ないかー。。。
失敗といえば、お酒を飲んだときも後でクヨクヨする。
なんであんなこと言っちゃったかなーとかしちゃったのかなーとか。
うぁぁ、成長しないなぁ。。。
はやく大人になりたーい。
つーか、努力しろって話だよな。
もしくは、深酒を避けるか。あああ。
基本的に考え無しに思った事を口に出して、しょっちゅう後でクヨクヨするのですが、またやってしまった、ような気がする。
考えすぎだといいんだけど、なーと思いつつ。
でも、思い当たる節があるんなら反省するべきだよなぁ、とも思ったり。
明日は、口を慎もうかと。でも明日は傷つけたかもと心配してる人はお休みなんだよなぁ。。。あんまり意味ないかー。。。
失敗といえば、お酒を飲んだときも後でクヨクヨする。
なんであんなこと言っちゃったかなーとかしちゃったのかなーとか。
うぁぁ、成長しないなぁ。。。
はやく大人になりたーい。
つーか、努力しろって話だよな。
もしくは、深酒を避けるか。あああ。
「姫神さまに願いを 〜空葬の瞳〜」(藤原眞莉)
2004年5月21日 読書表紙が美麗ーvv
星神であるテンに不老と鋼の体を与えられたカイは、長い時間をテンと旅をして過ごす。お互いを想いあう仲だが、カイが人であるためにまだ婚約中の二人。婚姻のために必要な呪物の二つまでは手に入ったが、玉がまだ見つからない。最後の一つになってからかなりの年月が過ぎている。最後の呪物が見つからなくても、テンと二人でこのまま生きていけるのでは、という考えがカイを迷わせる。
最後の呪物が見つからないのは、カイに足りないものがあるからかな。テンと結婚するということは、血の未来を捨てるということ。それでも一緒にいようと決めたはずなのに心が揺れるのは、どうしてだろう。
うーむ、信長がちょっとヤバイ感じ。大丈夫だろうか。生駒御前のことはそりゃあ残念だけど、気持ちはわかるけど、いかんだろう。それだけ生駒御前を求めていたということなんだけど、お互い想いあってるのに、微妙にすれ違ってるような。
カグヤが暗躍してますね。あの人は善い人なのかそうでないのか、判断が難しい。自分の考えに率直なのは確かなんだけど。罪には罰を。正しい考えだけど、罰は何のために与えるものなんだろう。赦すためではないのかな。やり直しできなきゃ、与える意味は半減しやしないだろうか。
星神であるテンに不老と鋼の体を与えられたカイは、長い時間をテンと旅をして過ごす。お互いを想いあう仲だが、カイが人であるためにまだ婚約中の二人。婚姻のために必要な呪物の二つまでは手に入ったが、玉がまだ見つからない。最後の一つになってからかなりの年月が過ぎている。最後の呪物が見つからなくても、テンと二人でこのまま生きていけるのでは、という考えがカイを迷わせる。
最後の呪物が見つからないのは、カイに足りないものがあるからかな。テンと結婚するということは、血の未来を捨てるということ。それでも一緒にいようと決めたはずなのに心が揺れるのは、どうしてだろう。
うーむ、信長がちょっとヤバイ感じ。大丈夫だろうか。生駒御前のことはそりゃあ残念だけど、気持ちはわかるけど、いかんだろう。それだけ生駒御前を求めていたということなんだけど、お互い想いあってるのに、微妙にすれ違ってるような。
カグヤが暗躍してますね。あの人は善い人なのかそうでないのか、判断が難しい。自分の考えに率直なのは確かなんだけど。罪には罰を。正しい考えだけど、罰は何のために与えるものなんだろう。赦すためではないのかな。やり直しできなきゃ、与える意味は半減しやしないだろうか。