「パラサイトムーン 風見鶏の巣」(渡瀬草一郎)
2005年6月28日 読書「パラサイトムーン 風見鶏の巣」
イラストが嫌で読んでなかったのだけれども、既刊の渡瀬さんの作品は読み尽くしたので仕方なく。受賞後の第一作だそうだ。受賞作は「陰陽ノ京」タイトルからわかるように陰陽師もの。平安の時代が舞台。電撃読者には厳しいかもということで、現代伝奇モノの「パラサイトムーン」を描いて、それが先にシリーズ化された模様。電撃じゃなくコバルトなら間違いなく「陰陽ノ京」がシリーズとして出版されてそう。平安もの陰陽師ものは女性にかなり人気あるし。
迷宮神群というものが出てくる現代伝奇。幼馴染の露草弓の里帰りについていった主人公希崎心弥が、南の島の土着の神に関した騒ぎに巻き込まれる話。島の守り神を異様に崇め奉る島民。守り神を迷宮神群として、神群狩りをする一味。
詳細がわかんないことだらけで、だからこそ先が楽しみだといえる。
イラストが返す返すも惜しい。ライトノベルおいて、イラストは顔ですから、読者はその印象で内容を推し量ってしまう。大人向けなのか子ども向けなのか、男性向けなのか女性向なのか、イラストの雰囲気でだいたい推測できる。だからこそ、作品の雰囲気が伝わるようなイラストが望まれると思う。な、の、に、ぐりっとでかい目にホームベースの童顔、そのくせ体は大人っぽい、こんな美少女ゲームによくありそうなイラストじゃあ、「男性向け大人な内容」って感じしかしないじゃないか。表紙は巫女さんで、カラー口絵は全裸か半裸だし。挿絵はいやに多いし。出てくるたびにムカムカしちゃうよ。
やはり伝奇小説イコールエロいなのか?そういう雰囲気は1巻じゃ感じなかったけどなぁ。渡瀬さんは色気のある文章書くと思う。なので、艶っぽい濡れ場シーンだって上手に雰囲気よく書けるんじゃないかと思う。でも、それをあんな安直な絵で表現されたくないよ。
ここまで言っておいてなんですが、イラスト自体はお上手だと思うのですよ。完成度は高いんじゃないかな。特に女の子は。ただ、入り口を狭めてるなぁと悲しく思うだけで。伝奇モノとかクトゥルー風味(私はクトゥルー自体なんなのか知りませんが、そういう要素があるらしい)とかいう部分は、おそらく男性受けが良いでしょう(そして女性にはあまり支持されないかも)から、あながち間違ってないのかもしれませんが、やっぱ好きになれないのです。
イラストが嫌で読んでなかったのだけれども、既刊の渡瀬さんの作品は読み尽くしたので仕方なく。受賞後の第一作だそうだ。受賞作は「陰陽ノ京」タイトルからわかるように陰陽師もの。平安の時代が舞台。電撃読者には厳しいかもということで、現代伝奇モノの「パラサイトムーン」を描いて、それが先にシリーズ化された模様。電撃じゃなくコバルトなら間違いなく「陰陽ノ京」がシリーズとして出版されてそう。平安もの陰陽師ものは女性にかなり人気あるし。
迷宮神群というものが出てくる現代伝奇。幼馴染の露草弓の里帰りについていった主人公希崎心弥が、南の島の土着の神に関した騒ぎに巻き込まれる話。島の守り神を異様に崇め奉る島民。守り神を迷宮神群として、神群狩りをする一味。
詳細がわかんないことだらけで、だからこそ先が楽しみだといえる。
イラストが返す返すも惜しい。ライトノベルおいて、イラストは顔ですから、読者はその印象で内容を推し量ってしまう。大人向けなのか子ども向けなのか、男性向けなのか女性向なのか、イラストの雰囲気でだいたい推測できる。だからこそ、作品の雰囲気が伝わるようなイラストが望まれると思う。な、の、に、ぐりっとでかい目にホームベースの童顔、そのくせ体は大人っぽい、こんな美少女ゲームによくありそうなイラストじゃあ、「男性向け大人な内容」って感じしかしないじゃないか。表紙は巫女さんで、カラー口絵は全裸か半裸だし。挿絵はいやに多いし。出てくるたびにムカムカしちゃうよ。
やはり伝奇小説イコールエロいなのか?そういう雰囲気は1巻じゃ感じなかったけどなぁ。渡瀬さんは色気のある文章書くと思う。なので、艶っぽい濡れ場シーンだって上手に雰囲気よく書けるんじゃないかと思う。でも、それをあんな安直な絵で表現されたくないよ。
ここまで言っておいてなんですが、イラスト自体はお上手だと思うのですよ。完成度は高いんじゃないかな。特に女の子は。ただ、入り口を狭めてるなぁと悲しく思うだけで。伝奇モノとかクトゥルー風味(私はクトゥルー自体なんなのか知りませんが、そういう要素があるらしい)とかいう部分は、おそらく男性受けが良いでしょう(そして女性にはあまり支持されないかも)から、あながち間違ってないのかもしれませんが、やっぱ好きになれないのです。
また手抜きをしようとしているズルイ私。
読むペースに感想が追いつかない。というよか、日記書くよりゲーム(今はテイルズオブシンフォニア)したいし、弟に借りてきてもらったDVD(攻殻の2nd)見たい。というわけで日記が疎かに・・・。でも、私のニワトリ並みの記憶力では、読んだものすら忘れる勢いなので、せめてタイトルだけでも書いておきたい。
ということで、言い訳はこの辺りにしておいて、よんだものいろいろ。
「魅力のオーバーヒート」(鏡貴也)
「百鼠」(吉田篤弘)
「麒麟は一途に恋をする3」(志村一矢)
「リリアとトレイズ ? ?」(時雨沢恵一)
「スウィングガールズ」(矢口史靖)
「シャンク!!ザ・レイトストーリー」(秋田禎信)
・・・なんか思い出せないものがあるようなないような・・・。ま、いいか。
さて、少し感想もかいておこうかな。
「魅力のオーバーヒート」
まだまだ続くイエット国編。今までと微妙に雰囲気違う短編も混ぜつつという感じ。カラー口絵のだんごプリンセスは余りにもやりすぎなような。やりすぎを狙ってるんならいいけど、これがお色気狙いなら違う方向にいっちゃってるのは確かだ。まだ6巻の冒頭部分に辿りつかないようなので、もう一冊イエット国編が出るようだ。
「麒麟は一途に恋をする」
3巻にして面白くなってきた。やっと麒麟チームと人狼チームが協力しはじめました。会話も出てきて楽しい感じ。緋色の髪のお兄さんは、ナイスなキャラだけども手強そう。柚子がズタボロにやられてました。痛々しいなぁ。恋もゆっくり育っている様子。そして、イラストが相変わらず美しい。溜め息が出ますなぁ。
「リリアとトレイズ ? ?」
?、?となってますが、内容的には上下巻です。
「アリソン」シリーズの続編。ヴィルとアリソンの一人娘リリアが主人公。トレイズは歴史的英雄の息子。もちろんそれぞれの両親も出てきます。続きが出てくれて嬉しい作品。もっと出るといいなぁ。
「シャンク!!ザ・レイトストーリー」
秋田さんの新作。スニーカー文庫から。
イラストがうででんの衣澄れいさん。可愛らしい。
魔法使いが不死を目指して手段を問わずに、研究に人体実験にお互いの成果の盗み合いに明け暮れて、その結果世界が荒れまくった時代の後、魔法に関する事柄すべてが禁忌となり、関わりをもてば即座に処刑という時代のお話。2巻が楽しみな内容でした。
読むペースに感想が追いつかない。というよか、日記書くよりゲーム(今はテイルズオブシンフォニア)したいし、弟に借りてきてもらったDVD(攻殻の2nd)見たい。というわけで日記が疎かに・・・。でも、私のニワトリ並みの記憶力では、読んだものすら忘れる勢いなので、せめてタイトルだけでも書いておきたい。
ということで、言い訳はこの辺りにしておいて、よんだものいろいろ。
「魅力のオーバーヒート」(鏡貴也)
「百鼠」(吉田篤弘)
「麒麟は一途に恋をする3」(志村一矢)
「リリアとトレイズ ? ?」(時雨沢恵一)
「スウィングガールズ」(矢口史靖)
「シャンク!!ザ・レイトストーリー」(秋田禎信)
・・・なんか思い出せないものがあるようなないような・・・。ま、いいか。
さて、少し感想もかいておこうかな。
「魅力のオーバーヒート」
まだまだ続くイエット国編。今までと微妙に雰囲気違う短編も混ぜつつという感じ。カラー口絵のだんごプリンセスは余りにもやりすぎなような。やりすぎを狙ってるんならいいけど、これがお色気狙いなら違う方向にいっちゃってるのは確かだ。まだ6巻の冒頭部分に辿りつかないようなので、もう一冊イエット国編が出るようだ。
「麒麟は一途に恋をする」
3巻にして面白くなってきた。やっと麒麟チームと人狼チームが協力しはじめました。会話も出てきて楽しい感じ。緋色の髪のお兄さんは、ナイスなキャラだけども手強そう。柚子がズタボロにやられてました。痛々しいなぁ。恋もゆっくり育っている様子。そして、イラストが相変わらず美しい。溜め息が出ますなぁ。
「リリアとトレイズ ? ?」
?、?となってますが、内容的には上下巻です。
「アリソン」シリーズの続編。ヴィルとアリソンの一人娘リリアが主人公。トレイズは歴史的英雄の息子。もちろんそれぞれの両親も出てきます。続きが出てくれて嬉しい作品。もっと出るといいなぁ。
「シャンク!!ザ・レイトストーリー」
秋田さんの新作。スニーカー文庫から。
イラストがうででんの衣澄れいさん。可愛らしい。
魔法使いが不死を目指して手段を問わずに、研究に人体実験にお互いの成果の盗み合いに明け暮れて、その結果世界が荒れまくった時代の後、魔法に関する事柄すべてが禁忌となり、関わりをもてば即座に処刑という時代のお話。2巻が楽しみな内容でした。
「そのときは彼によろしく」(市川拓司)
2005年6月23日 読書小さなアクアショップを営む主人公と少年時代の親友たちの物語。
ほんわか優しい気持ちになるお話でしたね。
アクアプランツのお店って入った事ないんだけど、要は水草?大きな水槽の中でゆらゆら揺れる水草が幻想的なんだそうです。見てみたいなぁ。
主人公の智史は、もうすぐ30歳。女性と付き合うことはあまり得意じゃない。結婚紹介所で知り合った美咲とは、少しずつ距離を縮めているところ。彼女との主な話題は、智史が14歳の時に出会った親友二人の話。父が転勤族のためにひとつところに長く住めなかった智史が、初めて得たかけがえのない親友たち。佑司は度の合わない眼鏡をかけたひどく小柄な少年。絵が非常に上手で、でも彼が描く絵はゴミの絵ばかり。もう一人の親友花梨は、男の子のような服装と振る舞いをする女の子。15年経った今でも智史の心のなかで大きな存在のようだ。智史の引越しやいろんな事情が重なったため、3人は離れ離れになってから会うことはなかった。
美咲とのデートの帰り、店に帰るとアルバイト募集の張り紙を見たとやたら綺麗な女性が待っていた。森川鈴音と名乗る女性は、少々口の悪いところはあるものの、パソコンの扱いに長けていたため雇い入れる事に。彼女が智史の店を訪れた事により、運命の輪が回り始める。
魅力的な登場人物が多く、なかでも智史の父親がとくに印象深い。遅くにできた一人息子の智史が可愛くて可愛くて仕方ないという様子で、ここまで愛されたら幸せだろうと思うほど。その愛情が全然重たくないのがすごい。夏目くんも素敵だ。まさかああ展開するとは。驚き。
14歳の智史が過ごした街の風景がひどく懐かしい。水草を眺めたりそういう遊びをした事ないのに不思議だ。
ほんわか優しい気持ちになるお話でしたね。
アクアプランツのお店って入った事ないんだけど、要は水草?大きな水槽の中でゆらゆら揺れる水草が幻想的なんだそうです。見てみたいなぁ。
主人公の智史は、もうすぐ30歳。女性と付き合うことはあまり得意じゃない。結婚紹介所で知り合った美咲とは、少しずつ距離を縮めているところ。彼女との主な話題は、智史が14歳の時に出会った親友二人の話。父が転勤族のためにひとつところに長く住めなかった智史が、初めて得たかけがえのない親友たち。佑司は度の合わない眼鏡をかけたひどく小柄な少年。絵が非常に上手で、でも彼が描く絵はゴミの絵ばかり。もう一人の親友花梨は、男の子のような服装と振る舞いをする女の子。15年経った今でも智史の心のなかで大きな存在のようだ。智史の引越しやいろんな事情が重なったため、3人は離れ離れになってから会うことはなかった。
美咲とのデートの帰り、店に帰るとアルバイト募集の張り紙を見たとやたら綺麗な女性が待っていた。森川鈴音と名乗る女性は、少々口の悪いところはあるものの、パソコンの扱いに長けていたため雇い入れる事に。彼女が智史の店を訪れた事により、運命の輪が回り始める。
魅力的な登場人物が多く、なかでも智史の父親がとくに印象深い。遅くにできた一人息子の智史が可愛くて可愛くて仕方ないという様子で、ここまで愛されたら幸せだろうと思うほど。その愛情が全然重たくないのがすごい。夏目くんも素敵だ。まさかああ展開するとは。驚き。
14歳の智史が過ごした街の風景がひどく懐かしい。水草を眺めたりそういう遊びをした事ないのに不思議だ。
ディスティニー感想&ぼく地球次世代編
2005年6月21日 アニメ・マンガ第34話「悪夢」
まさに悪夢でしたね。あのフリーダムが、キラが、シンに堕とされちゃいましたよ。ああもう、こんなにムカツク主人公もいないよ!私は基本的に主人公スキーだけど、あいつは大嫌いだよ。ステラを戦場に返した遠因はおまえの行動じゃないか?と言ってやりたい。シンの壊れた笑いが気持ち悪いよ。
でも、今回の戦闘シーンは見ていて凄かった。恰好良かった。インパルスの分離する特性をああいう風に使うとはね。レイの入れ知恵っぽいけど、動かしてるのはシンだから、この点だけはシンをすごいと思う。ま、キラは誰も殺さずに無力化するという枷を自らにかけているという点と、アークエンジェルを気にしながら戦わないといけないという点でシンに分があったのだから、純粋にキラよりシンの方が優れているというわけではないけどね。それにしても、フリーダムの爆発はすごかった。核を積んでるかららしい。そんな機体をあんなふうに撃墜しちゃいかんのじゃないのか?付近の環境は生態系はめちゃくちゃになってるのでは?大丈夫なんかいな。
タリア艦長がアークエンジェルに投降を呼びかけてたのが印象的でしたね。真の敵はロゴスだとか言っておいて、アークエンジェルとフリーダムを討てという議会の決定に不信感をもったようです。アークエンジェルの方はカガリが乗艦しているので投降を受け容れられなかったけど、するとしないじゃ大違いだ。
近頃のアスランは見ていて歯痒い。キラにセイバーをやられてからダメダメです。なんのためにザフトに帰ったんだよ。もっとしっかりしろよ!っていってやりたい。最後の「キラーーー!」ていう叫びが悲痛でした。
第35話「混沌の先に」
キラが生きてました。死んでないらしいとは知ってたけど、やっぱりほっとした。フリーダムって頑丈なんだなー。核を積んでいるからか?アークエンジェルもなんとか逃げ切れたようで良かった。タリア艦長もほっとした表情。良い人だなぁ。
ミネルヴァに帰艦して皆に賞賛されるシン。「いやぁ」とか言っちゃってムカツクなぁ。そんでアスランに嫌味なんか言っちゃって、ますますムカツク。そんなシンをグーで殴るアスラン。思わず「おっしゃーっ」とガッツポーズ。よくやった。いつぞや勝手な行動したシンを叱るときは平手だったけど、今回は拳です。気持ちがこもってます。個人的にはここが今回一番の見所かも。
イザークとディアッカ登場。久しぶり。プリプリ怒ってるイザークと宥めるディアッカ。良いコンビだなぁ。今後大活躍するんだろうか?期待してるよ。
議長の演説の背景に、ロゴスの一員として名前を挙げられた人々が、武器を持った多数の人々に襲われるシーン。議長の演説に煽られた人々は、そうする事が正しいと、正義だと信じて行動を起こす。戦争終結の為に、平和の為に誰かを殺す。なんか矛盾?でも他にどんな方法があるのか。ジブリールは姿を隠したらしい。最期に何かしでかすのか?
演説を聞いた人々の反応を、予想できなかった驚きだと、議長は言ってたけど、そんなはずない。政治家が自分の言葉が周囲にどんな影響を与えるか考えないはずがない。言葉は演説は、彼らの商売道具なんだから。
「ムウ・ラ・フラガってあんたのなに?」とマリューさんに尋ねるネオ。なんて残酷な質問なんだろう。それに「かけがえのない戦友」だけど「もういない」と答えるマリューさん。辛いよ。ネオがムウなら早く思い出してほしい。
地球に降りてきた議長は、機体を壊したアスランとシンにそれぞれレジェンドガンダムとディスティニーガンダムを与える。なんだか、子どもに新しい玩具を与えるパパのよう。これでなにをさせようというのか。シンはまさに新しい玩具を与えられた子どものように目を輝かせてた。それ、人殺しの道具なんだけど、わかってるのかな?きっと彼にとって敵は人じゃないんだろうね。数字か記号に見えてるんじゃない?
議長の言う「これからの戦い」って誰と戦うんだろうね。
それにしても、議長はどうしてそこまでフリーダムとアークエンジェルを邪魔に思うんだろう?彼らに盤面をひっくり返すほどのなにがある?孤立した戦艦とMS一機がそんなに恐ろしい?不思議だ。ラクスを消したい気持ちはわかる。彼女の偽者を使ってるし、彼女の影響力はあまりに大きいようだ。
次回のタイトルは「アスラン脱走」ついに!頑張れアスラン。最新鋭の機体も持ち逃げしちゃえ。あと、カガリの心配も少しはしてほしいな。
ぼく地球次世代編
おお?!と書店で見つけて驚いた。ありすと輪くんが再び?素直に嬉しいなぁ。輪くんは23歳らしい。そんで一児のパパだ。若っ!でも、ぼく地球のときは7歳だか9歳だったから、大きくなったなぁて感じがする。二人の間に生まれた男の子が主人公らしい。名前は蓮くん。
ありすはリサイタルするような歌手になってて、輪くんは作曲家っぽい。後のメンバーもちょこっと出てくる。一巻ってなってたから、今後出番がもっとあるといいなー。春ちゃんが出番多め。良いポジションにいるみたいです。
未来路さんに娘がいて、その子が蓮くんよりも年上で、仲が良い友達のようだ。この辺りが次世代編?
紫苑と木蓮も出てくる。嬉しいなぁ。二人が寄り添ってる姿が見れて本当に嬉しい。
まさに悪夢でしたね。あのフリーダムが、キラが、シンに堕とされちゃいましたよ。ああもう、こんなにムカツク主人公もいないよ!私は基本的に主人公スキーだけど、あいつは大嫌いだよ。ステラを戦場に返した遠因はおまえの行動じゃないか?と言ってやりたい。シンの壊れた笑いが気持ち悪いよ。
でも、今回の戦闘シーンは見ていて凄かった。恰好良かった。インパルスの分離する特性をああいう風に使うとはね。レイの入れ知恵っぽいけど、動かしてるのはシンだから、この点だけはシンをすごいと思う。ま、キラは誰も殺さずに無力化するという枷を自らにかけているという点と、アークエンジェルを気にしながら戦わないといけないという点でシンに分があったのだから、純粋にキラよりシンの方が優れているというわけではないけどね。それにしても、フリーダムの爆発はすごかった。核を積んでるかららしい。そんな機体をあんなふうに撃墜しちゃいかんのじゃないのか?付近の環境は生態系はめちゃくちゃになってるのでは?大丈夫なんかいな。
タリア艦長がアークエンジェルに投降を呼びかけてたのが印象的でしたね。真の敵はロゴスだとか言っておいて、アークエンジェルとフリーダムを討てという議会の決定に不信感をもったようです。アークエンジェルの方はカガリが乗艦しているので投降を受け容れられなかったけど、するとしないじゃ大違いだ。
近頃のアスランは見ていて歯痒い。キラにセイバーをやられてからダメダメです。なんのためにザフトに帰ったんだよ。もっとしっかりしろよ!っていってやりたい。最後の「キラーーー!」ていう叫びが悲痛でした。
第35話「混沌の先に」
キラが生きてました。死んでないらしいとは知ってたけど、やっぱりほっとした。フリーダムって頑丈なんだなー。核を積んでいるからか?アークエンジェルもなんとか逃げ切れたようで良かった。タリア艦長もほっとした表情。良い人だなぁ。
ミネルヴァに帰艦して皆に賞賛されるシン。「いやぁ」とか言っちゃってムカツクなぁ。そんでアスランに嫌味なんか言っちゃって、ますますムカツク。そんなシンをグーで殴るアスラン。思わず「おっしゃーっ」とガッツポーズ。よくやった。いつぞや勝手な行動したシンを叱るときは平手だったけど、今回は拳です。気持ちがこもってます。個人的にはここが今回一番の見所かも。
イザークとディアッカ登場。久しぶり。プリプリ怒ってるイザークと宥めるディアッカ。良いコンビだなぁ。今後大活躍するんだろうか?期待してるよ。
議長の演説の背景に、ロゴスの一員として名前を挙げられた人々が、武器を持った多数の人々に襲われるシーン。議長の演説に煽られた人々は、そうする事が正しいと、正義だと信じて行動を起こす。戦争終結の為に、平和の為に誰かを殺す。なんか矛盾?でも他にどんな方法があるのか。ジブリールは姿を隠したらしい。最期に何かしでかすのか?
演説を聞いた人々の反応を、予想できなかった驚きだと、議長は言ってたけど、そんなはずない。政治家が自分の言葉が周囲にどんな影響を与えるか考えないはずがない。言葉は演説は、彼らの商売道具なんだから。
「ムウ・ラ・フラガってあんたのなに?」とマリューさんに尋ねるネオ。なんて残酷な質問なんだろう。それに「かけがえのない戦友」だけど「もういない」と答えるマリューさん。辛いよ。ネオがムウなら早く思い出してほしい。
地球に降りてきた議長は、機体を壊したアスランとシンにそれぞれレジェンドガンダムとディスティニーガンダムを与える。なんだか、子どもに新しい玩具を与えるパパのよう。これでなにをさせようというのか。シンはまさに新しい玩具を与えられた子どものように目を輝かせてた。それ、人殺しの道具なんだけど、わかってるのかな?きっと彼にとって敵は人じゃないんだろうね。数字か記号に見えてるんじゃない?
議長の言う「これからの戦い」って誰と戦うんだろうね。
それにしても、議長はどうしてそこまでフリーダムとアークエンジェルを邪魔に思うんだろう?彼らに盤面をひっくり返すほどのなにがある?孤立した戦艦とMS一機がそんなに恐ろしい?不思議だ。ラクスを消したい気持ちはわかる。彼女の偽者を使ってるし、彼女の影響力はあまりに大きいようだ。
次回のタイトルは「アスラン脱走」ついに!頑張れアスラン。最新鋭の機体も持ち逃げしちゃえ。あと、カガリの心配も少しはしてほしいな。
ぼく地球次世代編
おお?!と書店で見つけて驚いた。ありすと輪くんが再び?素直に嬉しいなぁ。輪くんは23歳らしい。そんで一児のパパだ。若っ!でも、ぼく地球のときは7歳だか9歳だったから、大きくなったなぁて感じがする。二人の間に生まれた男の子が主人公らしい。名前は蓮くん。
ありすはリサイタルするような歌手になってて、輪くんは作曲家っぽい。後のメンバーもちょこっと出てくる。一巻ってなってたから、今後出番がもっとあるといいなー。春ちゃんが出番多め。良いポジションにいるみたいです。
未来路さんに娘がいて、その子が蓮くんよりも年上で、仲が良い友達のようだ。この辺りが次世代編?
紫苑と木蓮も出てくる。嬉しいなぁ。二人が寄り添ってる姿が見れて本当に嬉しい。
「空の境界 上下」(奈須きのこ)
2005年6月20日 読書2冊合わせると900ページになる。
ジャンルは伝奇小説になるらしい。
そもそも、伝奇小説ってなんぞや?そこからしてわからない。上巻下巻ともに笠井潔氏の解説がついていて、伝奇小説の過去と現在みたいな事を書いているのだけども、菊地秀行も半村良も山田風太郎もどれもこれも読んだ事なかったよ。70年代か80年代にすんごい伝奇小説ブームがあったらしい。知らなかった。そういわれてみれば、図書館にそういう新書いっぱいある。ちょっと古めで一人の作家さんがいっぱい作品書いてる、そんな感じのがあった。で、そのブームも昭和天皇の崩御後に廃れてしまったらしい。どうして廃れてしまうのかよくわからないけど、昭和天皇の顔ってどんなだったか全然覚えてないなぁ。昭和生まれだから知ってるはずなのに。
伝奇って「怪奇・幻想に富む物語」だそうだから、そういう小説なんだろう。要するに日本産のファンタジーということ?鬼とか妖怪とか忍者とか吸血鬼とか出てくるようだ。陰陽師も伝奇物になるらしい。陰陽師は好きなジャンルだけど、個人的には伝奇小説のイメージってよくない。エロくてグロいってイメージがどうしても抜けない。中学生の時に菊地秀行の「退魔針」のマンガの絵が気に入って、でもマンガは高くて買えなくて、原作の小説を図書館で読もうとして上記の理由で読めなかったのが原因。以来アレルギーになっているようだ。
で、「空の境界」の話ですが、直死の魔眼やら魔術師、根源の渦、起源、アカシックレコードなどなど、なんだかよくわからないけど知的好奇心をくすぐる単語が出てきて、個人的には好み。文章が最初は小難しくて少々難解だったけど、慣れた。
主人公の両儀式は、交通事故に遭い二年間の昏睡状態を経て目覚めると、あらゆるモノの死が視える「直死の魔眼」という能力を得ていた。しかし、彼女は以前の式の記憶を持つものの、他人の記憶のように実感がない。そして彼女は、生まれたときからずっと一緒だった存在をも失っていた。目覚めて以来、彼女の周りでは怪異としか言いようのない事件が起きる。式はナイフ片手にそれらと関わる事になる。肩口で無造作に切った髪が妙に似合う、普段着が和装の中性的美人。
過去と現在の両儀式に関わる人物黒桐幹也は、飾らない黒髪に黒縁眼鏡、全身真っ黒の服装で固めている。人当たりのよい人畜無害な普通の人だが、物探しには異常な能力を発揮する。彼と彼女の出会いがすべての始まりだったのかもしれない。
それぞれの話で語り手がコロコロ変わって、時間軸も前後するから混乱しやすいかもしれない。けど、そこが上手い部分でもある。目覚めた式を描いてから昏睡前の式を描き、肝心な部分は不明なまま新たな事件を描き、その幕引きの後にインターバルを置いてから肝心な部分の真相を明かして、というような構成でできている。過去になにがあったのか気になりだすと止まらない仕組みになっている。
ジャンルは伝奇小説になるらしい。
そもそも、伝奇小説ってなんぞや?そこからしてわからない。上巻下巻ともに笠井潔氏の解説がついていて、伝奇小説の過去と現在みたいな事を書いているのだけども、菊地秀行も半村良も山田風太郎もどれもこれも読んだ事なかったよ。70年代か80年代にすんごい伝奇小説ブームがあったらしい。知らなかった。そういわれてみれば、図書館にそういう新書いっぱいある。ちょっと古めで一人の作家さんがいっぱい作品書いてる、そんな感じのがあった。で、そのブームも昭和天皇の崩御後に廃れてしまったらしい。どうして廃れてしまうのかよくわからないけど、昭和天皇の顔ってどんなだったか全然覚えてないなぁ。昭和生まれだから知ってるはずなのに。
伝奇って「怪奇・幻想に富む物語」だそうだから、そういう小説なんだろう。要するに日本産のファンタジーということ?鬼とか妖怪とか忍者とか吸血鬼とか出てくるようだ。陰陽師も伝奇物になるらしい。陰陽師は好きなジャンルだけど、個人的には伝奇小説のイメージってよくない。エロくてグロいってイメージがどうしても抜けない。中学生の時に菊地秀行の「退魔針」のマンガの絵が気に入って、でもマンガは高くて買えなくて、原作の小説を図書館で読もうとして上記の理由で読めなかったのが原因。以来アレルギーになっているようだ。
で、「空の境界」の話ですが、直死の魔眼やら魔術師、根源の渦、起源、アカシックレコードなどなど、なんだかよくわからないけど知的好奇心をくすぐる単語が出てきて、個人的には好み。文章が最初は小難しくて少々難解だったけど、慣れた。
主人公の両儀式は、交通事故に遭い二年間の昏睡状態を経て目覚めると、あらゆるモノの死が視える「直死の魔眼」という能力を得ていた。しかし、彼女は以前の式の記憶を持つものの、他人の記憶のように実感がない。そして彼女は、生まれたときからずっと一緒だった存在をも失っていた。目覚めて以来、彼女の周りでは怪異としか言いようのない事件が起きる。式はナイフ片手にそれらと関わる事になる。肩口で無造作に切った髪が妙に似合う、普段着が和装の中性的美人。
過去と現在の両儀式に関わる人物黒桐幹也は、飾らない黒髪に黒縁眼鏡、全身真っ黒の服装で固めている。人当たりのよい人畜無害な普通の人だが、物探しには異常な能力を発揮する。彼と彼女の出会いがすべての始まりだったのかもしれない。
それぞれの話で語り手がコロコロ変わって、時間軸も前後するから混乱しやすいかもしれない。けど、そこが上手い部分でもある。目覚めた式を描いてから昏睡前の式を描き、肝心な部分は不明なまま新たな事件を描き、その幕引きの後にインターバルを置いてから肝心な部分の真相を明かして、というような構成でできている。過去になにがあったのか気になりだすと止まらない仕組みになっている。
「転生学園幻蒼録」「転生学園幻蒼録 鎮守人異聞」(天羽沙夜)
2005年6月19日 読書勢いあまって買ってしまった。
そこまではまってるのかな?そうでもないよな。と自問自答。
ゲーム自体はそう難しくないし、やりこみ要素も少なめだし、はまれるか?というとそうでもないんだけど、キャラがいいんだよねー。イラストもそうだけど、キャラ同士で「ラギー」とか「ばらっち」とか愛称で呼んだりして可愛い。仲良さそうなんだよね。
小説はスタンダートなつくりをしてる。主人公伊波飛鳥が、天照郷に10年ぶりくらいで戻ってきたばかりだとか、過去の記憶が曖昧だとか、オリジナルな部分もあるけど、話の進め方としては原作に忠実。ただ、きっちり書くと一冊に収まらないからか、ばらっちは全く出てきません。
鎮守人異聞は、番外編。ラギーと総代とばらっちと若林と伊波の話が入ってる。面白かったのは、若林の話。バレンタインの話なんだけども、地味で目立たない若林が、敬愛する那須乃からチョコを貰うところから始まる。真面目な若林はその日の内にお返しの事を考えはじめて、バイトをして資金を調達して、さあプレゼント買うぞーと意気込むんだけど、店で手に取った品物がすべて射込まれた矢で破壊されつづける。カップを持てばパリーン。花瓶を持てばグシャってな具合。恐ろしいヒットマンもいたものだ。オチも効いてて面白かった。
そこまではまってるのかな?そうでもないよな。と自問自答。
ゲーム自体はそう難しくないし、やりこみ要素も少なめだし、はまれるか?というとそうでもないんだけど、キャラがいいんだよねー。イラストもそうだけど、キャラ同士で「ラギー」とか「ばらっち」とか愛称で呼んだりして可愛い。仲良さそうなんだよね。
小説はスタンダートなつくりをしてる。主人公伊波飛鳥が、天照郷に10年ぶりくらいで戻ってきたばかりだとか、過去の記憶が曖昧だとか、オリジナルな部分もあるけど、話の進め方としては原作に忠実。ただ、きっちり書くと一冊に収まらないからか、ばらっちは全く出てきません。
鎮守人異聞は、番外編。ラギーと総代とばらっちと若林と伊波の話が入ってる。面白かったのは、若林の話。バレンタインの話なんだけども、地味で目立たない若林が、敬愛する那須乃からチョコを貰うところから始まる。真面目な若林はその日の内にお返しの事を考えはじめて、バイトをして資金を調達して、さあプレゼント買うぞーと意気込むんだけど、店で手に取った品物がすべて射込まれた矢で破壊されつづける。カップを持てばパリーン。花瓶を持てばグシャってな具合。恐ろしいヒットマンもいたものだ。オチも効いてて面白かった。
いよいよわからなくなってきた
2005年6月7日 アニメ・マンガ今さっきデスティニーを見た。
湖に沈んでいくステラがFF?のエアリスのようだった。見てるこちらの気持ちは全然違うけど。エアリスの時はもうショックでショックで、暫くプレイ再開できなかった。再開してからも復活イベントがないかとあちこち探しまくったなぁ。結局なかったけど。とても印象深いキャラクターですよ。9月に出るというDVDが楽しみだ。エアリスはきっとでないんだろうけど、それでも楽しみな事には変わらない。
デスティニーの話に戻ると、アークエンジェルに収容されたネオが、身体データでは確かにムウなのに、ムウの記憶は全くなくてマリューさんのこと全く憶えてなくて、それを見たマリューさんが涙零してたのがすごい悲しかったなぁ。ちょっともらい泣きしたよ。
あと、シンの憎しみの矛先がフリーダムに向かってるのがムカツクなぁ。なーんか戦闘で大活躍でお咎めなしだからって調子に乗ってるような。議長に良いように使われてるんじゃないの?やっぱ嫌いだなーあいつ。だからステラのことも悲しくないんだろうなぁ。ステラ自身は可哀相なんだけど。結局、連合にもザフトにも彼女の幸せはなかったみたいでさ。そもそも、怒りの矛先は、ステラを戦場から遠ざけられなかったネオに向けるべきじゃないのか?約束したくせにさ。大人って嫌だね。
今週は見所が多くて、議長の演説がすごい。全世界に向けて戦争を招く死の商人であるロゴスを糾弾したのですよ。そこまで核心に触れる事を話すとは思ってなかったから驚き。いよいよ議長が腹黒かどうかわからなくなってきた。なんかすごい正しい事やいいこと言ってるけど、本心からなのか、それとも何かの戦略なのか読めないなぁ。
湖に沈んでいくステラがFF?のエアリスのようだった。見てるこちらの気持ちは全然違うけど。エアリスの時はもうショックでショックで、暫くプレイ再開できなかった。再開してからも復活イベントがないかとあちこち探しまくったなぁ。結局なかったけど。とても印象深いキャラクターですよ。9月に出るというDVDが楽しみだ。エアリスはきっとでないんだろうけど、それでも楽しみな事には変わらない。
デスティニーの話に戻ると、アークエンジェルに収容されたネオが、身体データでは確かにムウなのに、ムウの記憶は全くなくてマリューさんのこと全く憶えてなくて、それを見たマリューさんが涙零してたのがすごい悲しかったなぁ。ちょっともらい泣きしたよ。
あと、シンの憎しみの矛先がフリーダムに向かってるのがムカツクなぁ。なーんか戦闘で大活躍でお咎めなしだからって調子に乗ってるような。議長に良いように使われてるんじゃないの?やっぱ嫌いだなーあいつ。だからステラのことも悲しくないんだろうなぁ。ステラ自身は可哀相なんだけど。結局、連合にもザフトにも彼女の幸せはなかったみたいでさ。そもそも、怒りの矛先は、ステラを戦場から遠ざけられなかったネオに向けるべきじゃないのか?約束したくせにさ。大人って嫌だね。
今週は見所が多くて、議長の演説がすごい。全世界に向けて戦争を招く死の商人であるロゴスを糾弾したのですよ。そこまで核心に触れる事を話すとは思ってなかったから驚き。いよいよ議長が腹黒かどうかわからなくなってきた。なんかすごい正しい事やいいこと言ってるけど、本心からなのか、それとも何かの戦略なのか読めないなぁ。
家にあったので遊んでみる。
前々からイラストが好みだなぁと目をつけていたので嬉しい。
東京魔人学園作った会社の作品だそうで、感情入力システムとか戦闘が似てるようです。実は、魔人は遊んだことなかったり。
シミュレーションRPGって苦手で、サモンナイトもまだクリアできてないし、ファイアーエンブレムも結局クリアしなかった。でも、このゲームはだいぶ初心者向けに作ってるのか、サクサク戦闘できる。どうしても勝てないとかない。やりやすくてよい。
古来より鬼や悪霊を祓い鎮めてきた天照郷。主人公は、天照郷にある文武両道に優れた者を育てる天照学園の二年生。主人公の属する執行部は、学園にある生徒会のような組織だが、天魔を討魔するという裏の顔を持つ。
ゲームは、ストーリーモードとアドベンチャーモード、そして戦闘パートで構成されている。全12話らしく、今7話が終わったところ。いま非常に気持ちがへこんでいる。気に入って育ててたキャラがいなくなってしまったのだ。続きを遊ぶ気にもなれずに、これを書いている。後で復活とかしないかなぁと調べてみたけど、ないっぽい。あーあ。やる気なくなったなぁ。
前々からイラストが好みだなぁと目をつけていたので嬉しい。
東京魔人学園作った会社の作品だそうで、感情入力システムとか戦闘が似てるようです。実は、魔人は遊んだことなかったり。
シミュレーションRPGって苦手で、サモンナイトもまだクリアできてないし、ファイアーエンブレムも結局クリアしなかった。でも、このゲームはだいぶ初心者向けに作ってるのか、サクサク戦闘できる。どうしても勝てないとかない。やりやすくてよい。
古来より鬼や悪霊を祓い鎮めてきた天照郷。主人公は、天照郷にある文武両道に優れた者を育てる天照学園の二年生。主人公の属する執行部は、学園にある生徒会のような組織だが、天魔を討魔するという裏の顔を持つ。
ゲームは、ストーリーモードとアドベンチャーモード、そして戦闘パートで構成されている。全12話らしく、今7話が終わったところ。いま非常に気持ちがへこんでいる。気に入って育ててたキャラがいなくなってしまったのだ。続きを遊ぶ気にもなれずに、これを書いている。後で復活とかしないかなぁと調べてみたけど、ないっぽい。あーあ。やる気なくなったなぁ。
薬屋探偵妖綺談の一巻が文庫落ちしていた。
表紙がマンガ絵でした。これでもう立派なライトノベルですねー。
妖怪三人組のイメージはだいたい合ってるかな。イメージと違う、壊れたーみたいなことはなく、普通に女性受けの良さそうなイラストでしたよ。名前見たけど知らない人だった。
児童書。
最近の児童書、新書サイズのものなんかは特に、イラストがやたらにライトノベルチックなような。非常にきらきらしいです。カラフル文庫てところの新刊を今日見かけたのですが、サイズが新書でなけりゃ間違えそうです。そんでもって深沢さんがそこから本を出している事に気づく。「IQ探偵ムー」ミステリ?なんだろうなぁ。探偵だし。「タイムスリップ森鴎外」の楠木誠一郎さんも本出してる。「帝都<少年少女>探偵団ノート」大正ロマンな探偵ものなのかな。吸血鬼がどうとかあったので、どうやら怪奇もののエッセンスもあるらしい。ミステリにホラーって小学生大好きだもんなぁ。大人も好きだけど。
守り人シリーズの外伝、チャグムの話の続編が出てますね。「蒼路の旅人」新刊で見かけてとっても借りたかったけど、一番手はダメかなぁと諦めました。ダヤンの小説シリーズも新刊であって、でもやっぱり同じ理由で諦めました。いいんだ、ほかにもいっぱい借りてるし。
表紙がマンガ絵でした。これでもう立派なライトノベルですねー。
妖怪三人組のイメージはだいたい合ってるかな。イメージと違う、壊れたーみたいなことはなく、普通に女性受けの良さそうなイラストでしたよ。名前見たけど知らない人だった。
児童書。
最近の児童書、新書サイズのものなんかは特に、イラストがやたらにライトノベルチックなような。非常にきらきらしいです。カラフル文庫てところの新刊を今日見かけたのですが、サイズが新書でなけりゃ間違えそうです。そんでもって深沢さんがそこから本を出している事に気づく。「IQ探偵ムー」ミステリ?なんだろうなぁ。探偵だし。「タイムスリップ森鴎外」の楠木誠一郎さんも本出してる。「帝都<少年少女>探偵団ノート」大正ロマンな探偵ものなのかな。吸血鬼がどうとかあったので、どうやら怪奇もののエッセンスもあるらしい。ミステリにホラーって小学生大好きだもんなぁ。大人も好きだけど。
守り人シリーズの外伝、チャグムの話の続編が出てますね。「蒼路の旅人」新刊で見かけてとっても借りたかったけど、一番手はダメかなぁと諦めました。ダヤンの小説シリーズも新刊であって、でもやっぱり同じ理由で諦めました。いいんだ、ほかにもいっぱい借りてるし。
「空ノ鐘の響く星で??」(渡瀬草一郎)
2005年6月1日 読書前のお話で内乱も終結して、どうなるのかなぁと思ってたら、まさかウルクの身にあんな事が起こるなんて・・・。イリスとカシナートをボコボコにしてやりたい!と、ムカムカしながら読んでました。
ウルクが失踪したという知らせを聞いた時のフェリオの驚きようは、正直、予想以上でした。そこまでの想いをウルクに感じてたのかとびっくりした。でも、なーんかその後の様子を読んでいると、やっぱり色恋って感じがあんまりしない。二人の間柄を言葉にすると、やはり親友という表現がしっくりくる。まだまだリセリナを交えての三人の関係がどうなるのかわからないなぁ。
ウルクがすっごい大変な事になってるけど、ついにリセリナと彼女を追ってきた来訪者の一部が衝突して、こちらも大変な事になってます。久々に”昇華”状態になってしまったりして、ピンチな感じです。
アルセイフ国内にある大地の御柱を奉っているフォルナム神殿は、御柱信仰の中心ウィータ神殿からやってきたカシナート司教と武装した多数の神殿騎士に制圧され、シャジールの民のコウ司教が軟禁され、神師レミギウスも病床にあって、豊かであったが故に平和に慣れていた神官たちは動きがとれない、と八方塞がりな状態。
ウィータ神殿のあるジラーハは、西方の大国ラトロアの脅威に怯えており、これに対抗するために肥沃な土地をもつアルセイフを土地の貧しいタートムの属国にして、隣国タートムの強化に努めたいという気持ちがある。カシナート司教の動きにはこのことが背景にあるんだけど、フェリオがもちかける取引が政治的で興味深い。
新たな人物の登場で謎の国ラトロアの状況が見えてきたり、来訪者の一人が向こう側とこちら側の関係について推論を述べたり、気になる情報が小出しにされてて、次の展開が楽しみなところです。
それにしても、渡瀬さんの書く文章は読みやすい。
ウルクが失踪したという知らせを聞いた時のフェリオの驚きようは、正直、予想以上でした。そこまでの想いをウルクに感じてたのかとびっくりした。でも、なーんかその後の様子を読んでいると、やっぱり色恋って感じがあんまりしない。二人の間柄を言葉にすると、やはり親友という表現がしっくりくる。まだまだリセリナを交えての三人の関係がどうなるのかわからないなぁ。
ウルクがすっごい大変な事になってるけど、ついにリセリナと彼女を追ってきた来訪者の一部が衝突して、こちらも大変な事になってます。久々に”昇華”状態になってしまったりして、ピンチな感じです。
アルセイフ国内にある大地の御柱を奉っているフォルナム神殿は、御柱信仰の中心ウィータ神殿からやってきたカシナート司教と武装した多数の神殿騎士に制圧され、シャジールの民のコウ司教が軟禁され、神師レミギウスも病床にあって、豊かであったが故に平和に慣れていた神官たちは動きがとれない、と八方塞がりな状態。
ウィータ神殿のあるジラーハは、西方の大国ラトロアの脅威に怯えており、これに対抗するために肥沃な土地をもつアルセイフを土地の貧しいタートムの属国にして、隣国タートムの強化に努めたいという気持ちがある。カシナート司教の動きにはこのことが背景にあるんだけど、フェリオがもちかける取引が政治的で興味深い。
新たな人物の登場で謎の国ラトロアの状況が見えてきたり、来訪者の一人が向こう側とこちら側の関係について推論を述べたり、気になる情報が小出しにされてて、次の展開が楽しみなところです。
それにしても、渡瀬さんの書く文章は読みやすい。
「魔力のバーゲンセール」(鏡貴也)
2005年5月26日 読書とりあえず伝説の勇者の伝説の第4弾。
ドラゴンマガジン連載の短編です。
とりあえず伝勇伝の?がネルファ皇国を舞台にして、?がルーナ帝国、?がイエット共和国。で、?は?に引き続きイエット共和国。
勇者の遺物探索は全然進まないまま、巫女服姉弟にひたすら迷惑をかけられて、遺物探索をしないからとご飯抜きにされて、ライナさん、大変なようです。
ミルクも、くりくりおめめの童顔とくるくるポニーテールに恥じない魔法少女っぷりを遺憾なく発揮してて、そこまできたかーと遠い目をしたくなったり。
とりあえずの?から、ライナの過去話が書き下ろしで入ってるのですが、コレが今回結構ページが多い。全体の三分の一ぐらい?書き下ろしなのに、すごいというかなんというか。そのうえ意外な人が出てきて面白いです。こういった趣向の物は大歓迎だ。
さて、前々からこの方のあとがきの文章好きだなーと思っていたのですが、今回のあとがきはすごいいいです。ほんとうにいいこと書くなーって思った。作者さん本人のファンになってしまいそうです。それほどあとがきから感じられる人柄に好印象を持ちました。なんだか図書館で借りて読んでるのが申し訳なくなってきたなぁ。
「伝説の勇者の伝説6」(鏡貴也)
サブタイトルが「シオン暗殺計画」
穏やかじゃないなぁ。
なんか、いつもより薄っ。すぐ読めちゃった。
どういう経過よくわかりませんが、ライナたちはローランドに戻ってきたみたいです。たしか、5巻ではルーナ帝国にいたはず。で、短編?がその後のルーナ珍道中で、??でイエット珍道中。そのあとなにかがあって、ローランドに戻った模様。そのへんは次の短編でわかるんじゃないかと。
ローランドに帰ってきたライナとシオンの会話がなんかいい。貴族に好き放題させて、国民を苦しめるばかりだった前王を廃して王の座に就いたシオンは、周りの期待に応えようと必死になってる。人の命を天秤にかける決断を迫られるときもあって、それがシオンを追い詰めている。そんなシオンを自然に笑わせられるライナ。そういう関係って貴重なんじゃないかなぁ。言ってみたら、学生時代の友達に会うと気持ちがその時代に戻る、みたいな感じかなぁ。
フェリスの過去に触れる話も出てきて、そんでその過去がやっぱ悲惨で、フェリスの兄さんのルシルはライナも敵わないぐらい強くって、妹を思う気持ちは純粋っぽいけど、なんかどっか歪んだ愛のような気もする。どっちなんだろー。
いつのまにかカウンターが2万を超えてて驚いた。こんな駄文を読んでくださる方々にほんとうに感謝感激です。
ドラゴンマガジン連載の短編です。
とりあえず伝勇伝の?がネルファ皇国を舞台にして、?がルーナ帝国、?がイエット共和国。で、?は?に引き続きイエット共和国。
勇者の遺物探索は全然進まないまま、巫女服姉弟にひたすら迷惑をかけられて、遺物探索をしないからとご飯抜きにされて、ライナさん、大変なようです。
ミルクも、くりくりおめめの童顔とくるくるポニーテールに恥じない魔法少女っぷりを遺憾なく発揮してて、そこまできたかーと遠い目をしたくなったり。
とりあえずの?から、ライナの過去話が書き下ろしで入ってるのですが、コレが今回結構ページが多い。全体の三分の一ぐらい?書き下ろしなのに、すごいというかなんというか。そのうえ意外な人が出てきて面白いです。こういった趣向の物は大歓迎だ。
さて、前々からこの方のあとがきの文章好きだなーと思っていたのですが、今回のあとがきはすごいいいです。ほんとうにいいこと書くなーって思った。作者さん本人のファンになってしまいそうです。それほどあとがきから感じられる人柄に好印象を持ちました。なんだか図書館で借りて読んでるのが申し訳なくなってきたなぁ。
「伝説の勇者の伝説6」(鏡貴也)
サブタイトルが「シオン暗殺計画」
穏やかじゃないなぁ。
なんか、いつもより薄っ。すぐ読めちゃった。
どういう経過よくわかりませんが、ライナたちはローランドに戻ってきたみたいです。たしか、5巻ではルーナ帝国にいたはず。で、短編?がその後のルーナ珍道中で、??でイエット珍道中。そのあとなにかがあって、ローランドに戻った模様。そのへんは次の短編でわかるんじゃないかと。
ローランドに帰ってきたライナとシオンの会話がなんかいい。貴族に好き放題させて、国民を苦しめるばかりだった前王を廃して王の座に就いたシオンは、周りの期待に応えようと必死になってる。人の命を天秤にかける決断を迫られるときもあって、それがシオンを追い詰めている。そんなシオンを自然に笑わせられるライナ。そういう関係って貴重なんじゃないかなぁ。言ってみたら、学生時代の友達に会うと気持ちがその時代に戻る、みたいな感じかなぁ。
フェリスの過去に触れる話も出てきて、そんでその過去がやっぱ悲惨で、フェリスの兄さんのルシルはライナも敵わないぐらい強くって、妹を思う気持ちは純粋っぽいけど、なんかどっか歪んだ愛のような気もする。どっちなんだろー。
いつのまにかカウンターが2万を超えてて驚いた。こんな駄文を読んでくださる方々にほんとうに感謝感激です。
伝説の勇者の伝説シリーズ(鏡貴也)
2005年5月25日 読書全然感想は書いてなかったんですけど、長編3巻から5巻と短編を3冊読みました。まとめて書こうと思っているうちに時間ばかりが過ぎてしまった。
富士見ファンタジアの文庫って、人気が出てきたら月刊ドラゴンマガジンとかに同じ作品の短編を連載させることが多い。スレイヤーズとかオーフェンとかそうだった。この作品もそうなんだけど、先の2作品と違うところがある。スレイヤーズやオーフェンは、時間軸を長編が始まる前に持ってきて、長編の前にこんな事があったんだよみたいな形式にしている。長編も進行中の連載だったから仕方ないのかもしれない。
で、伝勇伝の短編はというと、長編と同時進行でお話が展開するのだ。なんともかなりチャレンジャーな話だ。なので、短編長編交えて刊行順に読んだほうがいいと思う。
長編では、主人公ライナとフェリスの伝説の勇者の遺物探索と、ローランド帝国王シオンの覇王への道が並行してシリアスに進んでいて、短編では主人公は同じくライナたちなんだけど、遺物探索のために国外に出たライナたちを追いかける『忌破り』追撃部隊のミルクたちや、訪れた国々でかなり困った人たちが出てきて、コミカルな追いかけっこが展開されます。
言ってみれば、ライナたちの珍道中を縦糸に、シオン王の覇王道を横糸にして編まれていく物語に、ミルクたちが斜めに走っているような、そんな感じ。どんな模様が織りあがるのか楽しみ。
ライナの遺物探索もミルクの忌破り追撃もシオンの命令によるものなので、なーんか意味があるんだろうなーという期待がもてて面白い。
この方の作品では、これでもかというほど悲惨な過去とか宿命とか持った人々が出てきて、傷ついて傷ついてそれでも懸命に生きて、という姿を書いている。そういう青臭いことを真っ直ぐに書いているところが私には好印象。それだけじゃなく面白いし。
それにしても、刊行ペースが異常に速い。2002年1月に初めての文庫を出してから、2005年4月で20冊目になってる。39ヶ月で20冊。年間6冊ぐらいのペースだ。1年に1冊しか文庫出さない人もいるってのに、すごいなぁ。そのうえ二ヶ月連続刊行とかするんだよね。本当にお体大丈夫かしら?
富士見ファンタジアの文庫って、人気が出てきたら月刊ドラゴンマガジンとかに同じ作品の短編を連載させることが多い。スレイヤーズとかオーフェンとかそうだった。この作品もそうなんだけど、先の2作品と違うところがある。スレイヤーズやオーフェンは、時間軸を長編が始まる前に持ってきて、長編の前にこんな事があったんだよみたいな形式にしている。長編も進行中の連載だったから仕方ないのかもしれない。
で、伝勇伝の短編はというと、長編と同時進行でお話が展開するのだ。なんともかなりチャレンジャーな話だ。なので、短編長編交えて刊行順に読んだほうがいいと思う。
長編では、主人公ライナとフェリスの伝説の勇者の遺物探索と、ローランド帝国王シオンの覇王への道が並行してシリアスに進んでいて、短編では主人公は同じくライナたちなんだけど、遺物探索のために国外に出たライナたちを追いかける『忌破り』追撃部隊のミルクたちや、訪れた国々でかなり困った人たちが出てきて、コミカルな追いかけっこが展開されます。
言ってみれば、ライナたちの珍道中を縦糸に、シオン王の覇王道を横糸にして編まれていく物語に、ミルクたちが斜めに走っているような、そんな感じ。どんな模様が織りあがるのか楽しみ。
ライナの遺物探索もミルクの忌破り追撃もシオンの命令によるものなので、なーんか意味があるんだろうなーという期待がもてて面白い。
この方の作品では、これでもかというほど悲惨な過去とか宿命とか持った人々が出てきて、傷ついて傷ついてそれでも懸命に生きて、という姿を書いている。そういう青臭いことを真っ直ぐに書いているところが私には好印象。それだけじゃなく面白いし。
それにしても、刊行ペースが異常に速い。2002年1月に初めての文庫を出してから、2005年4月で20冊目になってる。39ヶ月で20冊。年間6冊ぐらいのペースだ。1年に1冊しか文庫出さない人もいるってのに、すごいなぁ。そのうえ二ヶ月連続刊行とかするんだよね。本当にお体大丈夫かしら?
ICO イコ クリア
2005年5月24日 ゲームふぅ。なんとかクリアです。
6,7時間もかかちゃったよ。
アクションとか苦手なんだよね。何度イコが落ちて死んだのかわからないよ。ごめんよ、イコ。下手なプレイヤーで。
謎解きもあんまり得意じゃないから、ヒント攻略のお世話になりっぱなし。レバー引っ張って、鎖につかまって、はしごを昇って降りて、箱に乗って、パイプつたって、やれやれです。
高いところも得意じゃないから、イコがうわぁって落ちそうになる度にこっちの心臓もドキドキして怖いこと怖いこと。
手に汗握るってこのことだわって感じ。
基本的には鳥かごに入ってた少女を連れて一緒に城を脱出するんですけど、少女が激しく足手まとい。高くジャンプできないし、鎖につかまって降りたり登ったりできないので、彼女が通れる道を作るのもプレイヤーの仕事。でも、彼女がいないとあちこちにある出入り口をふさぐ変な像は動かせない。少女ヨルダがいないと霧の城を出る事はできないという仕組み。
R1ボタンで少女と手をつなげるのですが、手をつないだまま走って移動すると、ヨルダがつんのめりそうになりながらついてくる。なんか無理矢理引っ張りまわしてるみたいで嫌な感じがする。逆にゆっくり歩くととろくさい動きでイライラ。けど、そのとろくささを楽しむゲームなんだろうなー。
昔「MYST」ってゲームをしたことがある。不思議な場所を脱出するために探索するゲーム。人気のない空間に何かいそうで微妙に怖い思いをした。ICOもそういう意味で怖い。いやそれ以上かも。ルート作りの為にヨルダから離れて行動してたら、彼女の「ひっ!?」って悲鳴が聞こえてめちゃくちゃ怖かった。彼女が影の穴に引きずり込まれたらゲームオーバーだから、必死で助けに行かなくちゃいけない。間に合わない事もあったなー。それ以来、ヨルダを一人にするのが怖くなった。敵がいつ出てくるかわからないから。
カメラを自由に動かせて、ズームもできる。よく作りこまれた城や外の風景を楽しみことができる。イコやヨルダの顔をアップで見ることもできる。ヨルダがすんごい綺麗。
やはり評判通り良いゲームでした。
2周目も楽しむつもり。
6,7時間もかかちゃったよ。
アクションとか苦手なんだよね。何度イコが落ちて死んだのかわからないよ。ごめんよ、イコ。下手なプレイヤーで。
謎解きもあんまり得意じゃないから、ヒント攻略のお世話になりっぱなし。レバー引っ張って、鎖につかまって、はしごを昇って降りて、箱に乗って、パイプつたって、やれやれです。
高いところも得意じゃないから、イコがうわぁって落ちそうになる度にこっちの心臓もドキドキして怖いこと怖いこと。
手に汗握るってこのことだわって感じ。
基本的には鳥かごに入ってた少女を連れて一緒に城を脱出するんですけど、少女が激しく足手まとい。高くジャンプできないし、鎖につかまって降りたり登ったりできないので、彼女が通れる道を作るのもプレイヤーの仕事。でも、彼女がいないとあちこちにある出入り口をふさぐ変な像は動かせない。少女ヨルダがいないと霧の城を出る事はできないという仕組み。
R1ボタンで少女と手をつなげるのですが、手をつないだまま走って移動すると、ヨルダがつんのめりそうになりながらついてくる。なんか無理矢理引っ張りまわしてるみたいで嫌な感じがする。逆にゆっくり歩くととろくさい動きでイライラ。けど、そのとろくささを楽しむゲームなんだろうなー。
昔「MYST」ってゲームをしたことがある。不思議な場所を脱出するために探索するゲーム。人気のない空間に何かいそうで微妙に怖い思いをした。ICOもそういう意味で怖い。いやそれ以上かも。ルート作りの為にヨルダから離れて行動してたら、彼女の「ひっ!?」って悲鳴が聞こえてめちゃくちゃ怖かった。彼女が影の穴に引きずり込まれたらゲームオーバーだから、必死で助けに行かなくちゃいけない。間に合わない事もあったなー。それ以来、ヨルダを一人にするのが怖くなった。敵がいつ出てくるかわからないから。
カメラを自由に動かせて、ズームもできる。よく作りこまれた城や外の風景を楽しみことができる。イコやヨルダの顔をアップで見ることもできる。ヨルダがすんごい綺麗。
やはり評判通り良いゲームでした。
2周目も楽しむつもり。
「魔空の森ヘックスウッド」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
2005年5月22日 読書 コメント (1)今まで読んだジョーンズさんの本の中でも、かなり頭が混乱する話でした。理解するまで頭ぐるんぐるんでしたよ。
森のそばの小さな町に住む少女アンは、森の中で風変わりな男と出会う。森には不思議な力の場があり、その場をバナスという装置が生み出しているという。更に遠く離れた宇宙の彼方には全宇宙を支配するレイナー一族がいて、地球にもその手は届いているのだという。男はレイナー一族に対抗するためにヒュームを作り出す。二人は森で住みはじめ、アンがそこを訪れるたびに、森の様子は変わり、ヒュームは大きくなったり小さくなったりする。時間と場所がいったりきたりして、非常にややこしい。
わかってきたかなーと想ってくると、また新たな謎が提示されてややこしくなる。中盤であれあれあれーと混乱してくる。なんてややこしいこと考えるんだろう?
後日書き足し(眠くて眠くて途中でやめたらしい)
宇宙を支配する一族だとかアルビオン宙域とか監督官だとかヤマハ製のロボットとか、SFっぽい単語が出てくるののに、聖杯やらドラゴン、騎士に王様まで出てくるので、SFなのかファンタジーなのかどっちなんだ?!ってわからなくなる。でも、それがおかしくない状況設定が作られてるんだよねぇ。流石はジョーンズさんというところ。
病弱なアンは、学校に行けなくてベッドで過ごす事が多かった。両親は八百屋を営んでおり二人とも忙しい。そのせいか彼女は、頭の中の4人の人とお話して過ごしていた。頭の中の想像の友達とおしゃべりすることは、子どものうちにはありそうな話。けど、ダイアナ・ウィン・ジョーンズのお話なんだから、もちろんそれだけの話ではないのだ。
森のそばの小さな町に住む少女アンは、森の中で風変わりな男と出会う。森には不思議な力の場があり、その場をバナスという装置が生み出しているという。更に遠く離れた宇宙の彼方には全宇宙を支配するレイナー一族がいて、地球にもその手は届いているのだという。男はレイナー一族に対抗するためにヒュームを作り出す。二人は森で住みはじめ、アンがそこを訪れるたびに、森の様子は変わり、ヒュームは大きくなったり小さくなったりする。時間と場所がいったりきたりして、非常にややこしい。
わかってきたかなーと想ってくると、また新たな謎が提示されてややこしくなる。中盤であれあれあれーと混乱してくる。なんてややこしいこと考えるんだろう?
後日書き足し(眠くて眠くて途中でやめたらしい)
宇宙を支配する一族だとかアルビオン宙域とか監督官だとかヤマハ製のロボットとか、SFっぽい単語が出てくるののに、聖杯やらドラゴン、騎士に王様まで出てくるので、SFなのかファンタジーなのかどっちなんだ?!ってわからなくなる。でも、それがおかしくない状況設定が作られてるんだよねぇ。流石はジョーンズさんというところ。
病弱なアンは、学校に行けなくてベッドで過ごす事が多かった。両親は八百屋を営んでおり二人とも忙しい。そのせいか彼女は、頭の中の4人の人とお話して過ごしていた。頭の中の想像の友達とおしゃべりすることは、子どものうちにはありそうな話。けど、ダイアナ・ウィン・ジョーンズのお話なんだから、もちろんそれだけの話ではないのだ。
「交渉人 真下正義」
2005年5月21日 映画レイトショーで観る。わりと人が多めだった。
開発中の新型車両クモが何者かの手によって地下鉄内で暴走をはじめる。同時に自動走行システムもダウンして手動に切り替えざるをえなくなる。ときはクリスマスイヴ。地下鉄にはいつも以上に乗客が乗り込んでいるのに、後ろからクモに追いかけられて駅で乗客を降ろせなくなり、地下鉄全線は大混乱になる。
クモはフリーゲージトレインでどのレールにも対応して走れる仕様のうえに、バッテリーが搭載されているので独立走行ができる。つまり指令室の命令を全く受け付けないクモは、いつまでもどこでも走れるということになる。
この事件を仕掛けた犯人弾丸ライナーは、警視庁初の交渉人として注目を浴びる真下を名指しで挑発する。まだ準備室でしかなく実績もない交渉課だが、「責任は俺が取る」と室井管理官は真下に全てを託し送り出す。交渉人真下正義の出動となる。
交渉人ってとっても興味深い。人質をとって立て篭もった犯人との手に汗握る交渉、なんてスリルいっぱいなんだろう。こういうテーマの小説ないのかな。
映画自体も手に汗握る展開をして面白かった。後ろから追いかけられて追突されそうになる恐怖。何処かに仕掛けられた爆弾の恐怖。緊迫する交渉。
今まで同様、脇の人たちも面白い。二言目には「カンだよ、カン」とか言う刑事さんとか、やたら愛想よくっておしゃべりなTTRの広報担当さんとか、新型車両に浮かれてしまい、状況を忘れて写真撮っちゃう地下鉄職員とか、緊張感みなぎるTTR指令室に場違いに明るい宅急便のお兄さんとかとか。
それにしても、まさか真下くん主人公で映画ができるとはねー。主役になっても真下くんはやっぱり気弱で頼んなくって、部下からだいじょうぶかなーあの人みたいなこと言われてるけど、交渉をしているときはなかなか恰好良い。真下くんが着ているコートはもっと恰好良い。
夏の「容疑者 室井慎次」も楽しみだ。
開発中の新型車両クモが何者かの手によって地下鉄内で暴走をはじめる。同時に自動走行システムもダウンして手動に切り替えざるをえなくなる。ときはクリスマスイヴ。地下鉄にはいつも以上に乗客が乗り込んでいるのに、後ろからクモに追いかけられて駅で乗客を降ろせなくなり、地下鉄全線は大混乱になる。
クモはフリーゲージトレインでどのレールにも対応して走れる仕様のうえに、バッテリーが搭載されているので独立走行ができる。つまり指令室の命令を全く受け付けないクモは、いつまでもどこでも走れるということになる。
この事件を仕掛けた犯人弾丸ライナーは、警視庁初の交渉人として注目を浴びる真下を名指しで挑発する。まだ準備室でしかなく実績もない交渉課だが、「責任は俺が取る」と室井管理官は真下に全てを託し送り出す。交渉人真下正義の出動となる。
交渉人ってとっても興味深い。人質をとって立て篭もった犯人との手に汗握る交渉、なんてスリルいっぱいなんだろう。こういうテーマの小説ないのかな。
映画自体も手に汗握る展開をして面白かった。後ろから追いかけられて追突されそうになる恐怖。何処かに仕掛けられた爆弾の恐怖。緊迫する交渉。
今まで同様、脇の人たちも面白い。二言目には「カンだよ、カン」とか言う刑事さんとか、やたら愛想よくっておしゃべりなTTRの広報担当さんとか、新型車両に浮かれてしまい、状況を忘れて写真撮っちゃう地下鉄職員とか、緊張感みなぎるTTR指令室に場違いに明るい宅急便のお兄さんとかとか。
それにしても、まさか真下くん主人公で映画ができるとはねー。主役になっても真下くんはやっぱり気弱で頼んなくって、部下からだいじょうぶかなーあの人みたいなこと言われてるけど、交渉をしているときはなかなか恰好良い。真下くんが着ているコートはもっと恰好良い。
夏の「容疑者 室井慎次」も楽しみだ。
友人の結婚式の二次会にお呼ばれして、普段着ないドレスなんぞ着ることに。
髪もセットしなくちゃなぁとか思いつつ、面倒だし夏も近いしで当日にカットに行って、ついでにかっちょよくスタイリングしてもらえばいいやと美容院に行く。
んだけども、なぜかふわふわパーマを当てて帰ってきた。ただ切ったらもったいないだとか、髪で遊んでから切っても遅くないだとか言われて、二次会だしパーマもいいかなとか思い始めてあててしまった。朝の支度がいつもギリギリなのに、水で濡らしてふわふわにする時間があるのか微妙だけど。30分早く起きなくちゃなぁ。
パーマ自体は友人にも、家族にも好評だったので良かった。
二次会も雰囲気良くて楽しかったし、良かったなぁ。
髪もセットしなくちゃなぁとか思いつつ、面倒だし夏も近いしで当日にカットに行って、ついでにかっちょよくスタイリングしてもらえばいいやと美容院に行く。
んだけども、なぜかふわふわパーマを当てて帰ってきた。ただ切ったらもったいないだとか、髪で遊んでから切っても遅くないだとか言われて、二次会だしパーマもいいかなとか思い始めてあててしまった。朝の支度がいつもギリギリなのに、水で濡らしてふわふわにする時間があるのか微妙だけど。30分早く起きなくちゃなぁ。
パーマ自体は友人にも、家族にも好評だったので良かった。
二次会も雰囲気良くて楽しかったし、良かったなぁ。
「ICO 霧の城」(宮部みゆき)
2005年5月11日 読書同名ゲームをノベライズした作品。
主人公イコは、角の生えた少年。頭の角はニエの証。生まれてすぐに両親と引き離され、村長とその妻に育てられた。角の生えた子どもは丈夫で病気もしない。イコは元気に育つ。自分はニエなんだと、いつかは霧の城に行かなくてはいけない身なんだと教え諭されながら。
イコが13歳になったとき、帝都から神官たちがやってきた。イコを霧の城に連れて行くためだ。顔を布や兜ですっぽり覆い隠した神官たちは、無言でイコを連れて行く。イコは抵抗しない。すれば村の皆が酷い目にあうからだ。両手を縛られて馬に乗せられ、船に乗せられて霧の城に着いた。断崖絶壁に建てられた大きな古い城。イコはその城の中に連れて行かれて石棺に閉じ込められる。ニエは捧げられた。神官たちは立ち去る。足音が消えたころ、石棺が振動してイコは外に放り出された。
何が起きたかわからない。けれど、イコは自由になったらしい。辺りを調べるイコ。そして、塔の中に吊り下げられた巨大な鳥篭を見つける。中にはなんと少女がいた。イコより少し年上のようだ。鳥篭を下ろして彼女を助け出すイコ。手を貸そうと右手を差し出す。握った少女の手は温かい。その手を離さずにイコは城を脱出できるのか。
ゲームは未プレイ。でも、出たばかりのころに良いゲームだと聞いたような気がする。読み終わってから買いに行って、早速プレイ。むむ、やはりけっこう難しいかも。序盤でつまずく。いったいどこにいけばいいのだろう?ゆっくり攻略していこうと思う。
物語は、イコの頑張る部分と少女ヨルダの過去で構成されている。どうしてヨルダは鳥篭に囚われていたのか、イコのようなニエの儀式の意味は?少女を襲う黒い影はいったい何なのか?ゲームに上手に肉付けされているようだ。霧の城の構造がややこしくて最後までよくわからなかった。
「星空から来た犬」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
初期の作品らしい。言われてみると、話がわかりやすいかもしれない。
無実の罪を着せられた天狼星のシリウスは、罰として犬の姿で地球に落とされた。助かる方法はゾイという謎の物体を回収する事。生まれたばかりの子犬のシリウスは、キャスリーンという少女に拾われて、ダフィールドさん家に飼われる事になる。
犬の本能と星人だったころの記憶がシリウスの頭の中でせめぎあう。子犬のときは家から出られず探索できない。なんとかこっそり出られるようになってからも、早くゾイを見つけたいのに思うように探索は進まない。そのうちにシリウスを亡き者にしようという敵がやってくる。それは意外な人物で、シリウスは大いに傷つく。
星に人格があって、シリウスのほかに北極星や太陽、月なども出てくる。それぞれ個性があって面白い。太陽はとくに面倒見が良いようだ。なにかとシリウスを手助けしてくれる。
キャスリーンはアイルランド人で、父親は牢屋に入っている。その間親戚のダフィールドさん家に厄介になっている。妻のダフィーはかなりヒステリックでシリウスのことも目の敵にしている。キャスリーンに家事を押し付けて自分は趣味に熱中している。粘土をこねくり回して趣味の悪い壺とか作ってるらしい。家の一部をアトリエ兼店舗としてしようしている。意外に客は来るようだ。
ページをめくる手が止まらない、なんてことはなかったけど、犬の中に宇宙人?が入って、犬の視点で厄介になっている家の様子を観察するというのが面白いと思う。
主人公イコは、角の生えた少年。頭の角はニエの証。生まれてすぐに両親と引き離され、村長とその妻に育てられた。角の生えた子どもは丈夫で病気もしない。イコは元気に育つ。自分はニエなんだと、いつかは霧の城に行かなくてはいけない身なんだと教え諭されながら。
イコが13歳になったとき、帝都から神官たちがやってきた。イコを霧の城に連れて行くためだ。顔を布や兜ですっぽり覆い隠した神官たちは、無言でイコを連れて行く。イコは抵抗しない。すれば村の皆が酷い目にあうからだ。両手を縛られて馬に乗せられ、船に乗せられて霧の城に着いた。断崖絶壁に建てられた大きな古い城。イコはその城の中に連れて行かれて石棺に閉じ込められる。ニエは捧げられた。神官たちは立ち去る。足音が消えたころ、石棺が振動してイコは外に放り出された。
何が起きたかわからない。けれど、イコは自由になったらしい。辺りを調べるイコ。そして、塔の中に吊り下げられた巨大な鳥篭を見つける。中にはなんと少女がいた。イコより少し年上のようだ。鳥篭を下ろして彼女を助け出すイコ。手を貸そうと右手を差し出す。握った少女の手は温かい。その手を離さずにイコは城を脱出できるのか。
ゲームは未プレイ。でも、出たばかりのころに良いゲームだと聞いたような気がする。読み終わってから買いに行って、早速プレイ。むむ、やはりけっこう難しいかも。序盤でつまずく。いったいどこにいけばいいのだろう?ゆっくり攻略していこうと思う。
物語は、イコの頑張る部分と少女ヨルダの過去で構成されている。どうしてヨルダは鳥篭に囚われていたのか、イコのようなニエの儀式の意味は?少女を襲う黒い影はいったい何なのか?ゲームに上手に肉付けされているようだ。霧の城の構造がややこしくて最後までよくわからなかった。
「星空から来た犬」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
初期の作品らしい。言われてみると、話がわかりやすいかもしれない。
無実の罪を着せられた天狼星のシリウスは、罰として犬の姿で地球に落とされた。助かる方法はゾイという謎の物体を回収する事。生まれたばかりの子犬のシリウスは、キャスリーンという少女に拾われて、ダフィールドさん家に飼われる事になる。
犬の本能と星人だったころの記憶がシリウスの頭の中でせめぎあう。子犬のときは家から出られず探索できない。なんとかこっそり出られるようになってからも、早くゾイを見つけたいのに思うように探索は進まない。そのうちにシリウスを亡き者にしようという敵がやってくる。それは意外な人物で、シリウスは大いに傷つく。
星に人格があって、シリウスのほかに北極星や太陽、月なども出てくる。それぞれ個性があって面白い。太陽はとくに面倒見が良いようだ。なにかとシリウスを手助けしてくれる。
キャスリーンはアイルランド人で、父親は牢屋に入っている。その間親戚のダフィールドさん家に厄介になっている。妻のダフィーはかなりヒステリックでシリウスのことも目の敵にしている。キャスリーンに家事を押し付けて自分は趣味に熱中している。粘土をこねくり回して趣味の悪い壺とか作ってるらしい。家の一部をアトリエ兼店舗としてしようしている。意外に客は来るようだ。
ページをめくる手が止まらない、なんてことはなかったけど、犬の中に宇宙人?が入って、犬の視点で厄介になっている家の様子を観察するというのが面白いと思う。
「麒麟は一途に恋をする??」(志村一矢)
2005年5月8日 読書「月と貴女に花束を」の人の新しいシリーズ。といっても同じ世界の11年後のお話ですが。なので、前シリーズの人も今後出てきそうです。つか、本編の後に収録されている短編みたいなのでは、普通に「院」とか赤狼の人とか都築由花嬢が出てきて、いつかリンクするぞーと言わんばかりです。
前作の「月花」は、主役二人は純愛してるし、いい話なんだけんども、ものっすっごい好きというわけでもなかった(たぶん私がバトルものを好きでないから。人がばたばた死んじゃうのは苦手だ)ので、前作とリンクしてようとしてなくても構わないのですが、ま、絡ませたほうが前作のファンは期待して買うでしょう。
前作は人狼が主役でしたが、今回は麒麟です。ビールのラベルの麒麟です。色とか違うけど。麒麟の姿になるのは、最終兵器らしい。通常は人型。麒麟は仁獣なので戦い向きではなく、相手に傷を負わせると自身もダメージを受けるという厄介な特性をもつ。霊力自体は他の(鳳凰やら白択やらいろいろいるらしい)聖獣の中でもかなり強い。
地球に意思があり、何百年に一度人類が生きるに値するか判定するために、星の子と呼ばれる存在が産み落とされる。星の子は聖獣と聖獣に伴侶と指名された人との間に生まれ、星の子の瞳を通して判定は下される。という設定です。メインは聖獣と伴侶にされた女性の恋物語と星の子が生まれるのを阻止しようとする敵とのアクションバトルです。読んでて痛々しい。
タイトル通りに麒麟の青年国見遥は一途に伴侶の春原麻由を想っているのですが、なかなか通じない。どころか恐ろしく嫌われている。恋になんてならないんじゃなかと思えるぐらい。2巻でなんとかご近所さんぐらいになれたようですが、ほんとうにじれったい。一気に二人の仲を進めないという方針らしいけど、じれったすぎる。
イラストが恐ろしく綺麗で素敵だ。思わず手にとる人も多いでしょう。
前作の「月花」は、主役二人は純愛してるし、いい話なんだけんども、ものっすっごい好きというわけでもなかった(たぶん私がバトルものを好きでないから。人がばたばた死んじゃうのは苦手だ)ので、前作とリンクしてようとしてなくても構わないのですが、ま、絡ませたほうが前作のファンは期待して買うでしょう。
前作は人狼が主役でしたが、今回は麒麟です。ビールのラベルの麒麟です。色とか違うけど。麒麟の姿になるのは、最終兵器らしい。通常は人型。麒麟は仁獣なので戦い向きではなく、相手に傷を負わせると自身もダメージを受けるという厄介な特性をもつ。霊力自体は他の(鳳凰やら白択やらいろいろいるらしい)聖獣の中でもかなり強い。
地球に意思があり、何百年に一度人類が生きるに値するか判定するために、星の子と呼ばれる存在が産み落とされる。星の子は聖獣と聖獣に伴侶と指名された人との間に生まれ、星の子の瞳を通して判定は下される。という設定です。メインは聖獣と伴侶にされた女性の恋物語と星の子が生まれるのを阻止しようとする敵とのアクションバトルです。読んでて痛々しい。
タイトル通りに麒麟の青年国見遥は一途に伴侶の春原麻由を想っているのですが、なかなか通じない。どころか恐ろしく嫌われている。恋になんてならないんじゃなかと思えるぐらい。2巻でなんとかご近所さんぐらいになれたようですが、ほんとうにじれったい。一気に二人の仲を進めないという方針らしいけど、じれったすぎる。
イラストが恐ろしく綺麗で素敵だ。思わず手にとる人も多いでしょう。
「弘海 息子が海に還る朝」(市川拓司)
2005年5月7日 読書サブタイトルと冒頭の言葉から予想した展開とは違ってて、狙ってるのかなぁと首をかしげた。狙って書いたんなら興味深い。結末が予想外だったのは、私には好印象なんですけどね、切ない話が読みたい人には肩透かしかもしれない。よその人の感想とか見てると真っ二つに分かれます。
父親が息子に手紙を書いてる場面と、過去を振り返る場面で構成されています。市川さんの優しい文章がとてもいい。裕福ではないけれど、楽しく一家四人で暮らす姿が微笑ましい。
生きていく事にちょっと不器用な弘海は、生まれたときから体の弱い子で、しょっちゅう熱を出したり、皮膚をかぶれさせたりしていた。あるとき、「泳ぐ事で体を丈夫にしよう」という謳い文句に惹かれてスイミングスクールに入る。泳ぎこそ上手いけれど、競争にいまひとつ興味が持てずに記録を残したりということはなかった。
ある日、次の春には中学生になる弘海に異変の兆しが現れる。両の脇腹に指で引っかいたような傷が複数できていて、膿んでいるのだ。弘海自身あまり痛みを感じず、最初こそ気にしてはいたが、いつしか気にしなくなる。それから暫くして、弘海の記録が急に伸び始める。喜んだのつかの間、弘海は体調を崩す事が多くなる。学校も休みがちになり、医者は原因がわからないと言う。
父親は、弘海の症状について情報を求めてインターネットをつかい、あるサイトを発見する。弘海と同じような症状の子どもを持つ親が情報を求めて作ったサイトで、その発見が家族の別離をもたらすことになる。
父親が息子に手紙を書いてる場面と、過去を振り返る場面で構成されています。市川さんの優しい文章がとてもいい。裕福ではないけれど、楽しく一家四人で暮らす姿が微笑ましい。
生きていく事にちょっと不器用な弘海は、生まれたときから体の弱い子で、しょっちゅう熱を出したり、皮膚をかぶれさせたりしていた。あるとき、「泳ぐ事で体を丈夫にしよう」という謳い文句に惹かれてスイミングスクールに入る。泳ぎこそ上手いけれど、競争にいまひとつ興味が持てずに記録を残したりということはなかった。
ある日、次の春には中学生になる弘海に異変の兆しが現れる。両の脇腹に指で引っかいたような傷が複数できていて、膿んでいるのだ。弘海自身あまり痛みを感じず、最初こそ気にしてはいたが、いつしか気にしなくなる。それから暫くして、弘海の記録が急に伸び始める。喜んだのつかの間、弘海は体調を崩す事が多くなる。学校も休みがちになり、医者は原因がわからないと言う。
父親は、弘海の症状について情報を求めてインターネットをつかい、あるサイトを発見する。弘海と同じような症状の子どもを持つ親が情報を求めて作ったサイトで、その発見が家族の別離をもたらすことになる。
「ダレン・シャン11 闇の帝王」(ダレン・シャン)
2005年5月6日 読書ハーキャットの正体もわかった前回のお話からなんと二年も経ってます。まぁそんなこと言いはじめたら、ダレンが半ヴァンパイアになってから20年ぐらい経ってるんじゃん、て話なんですけどね。
2年経ってもまだサーカスに身を寄せてるダレンたち。なんか悠長じゃないですか?バンパニーズとの最終決戦しなくていいのかなぁ。なんかラスボス戦前で世界がどんより暗くなってるのに、レベル上げしたり、カジノで遊んだりしているプレイヤーみたいだ。
9巻で、初恋の女の子と出会った街に再び行く事になり、大人になった彼女と再会を果たして、半ヴァンパイアであるために成長していない事に悩んだりしたダヤンですが、今度は生まれ故郷の町に帰ることになります。半ヴァンパイアになったあの日から家族とは顔を合わせていないので、ダレンの気持ちはぐるぐるのぐらぐらです。あの日家を飛び出してから家族はどうなったのか、ダレンは全く知らないのですから。
久しぶりの里帰りは、平穏無事に過ぎる、わけがなくて、バンパニーズが襲ってくるし、衝撃的な事実がわかるしで、12巻で本当に終わるのか?!と心配です。毎夜ダレンが悩まされる悪夢も気になるしなぁ。ほんとうにダレンは闇の帝王になってしまうのかしら?
「探偵伯爵と僕」(森博嗣)
児童書のミステリーランドの中の一冊。豪華な執筆陣が揃っていてすごいと思う。小中学生のころには誰しも、一度は探偵ものにはまる時期があると思う。私はそのまま大人になったようなものだ。途中ファンタジーに寄り道もしたけど。そして、二つの道にまたがって歩いてる。
いってみれば、このミステリーランドを楽しんだら、講談社ノベルスにきてね、みたいな感じなのだろうか?子どもたちは楽しめるのか、感想を聞いてみたい。
装丁が豪華。図書館に入ったらケースって捨てられてしまうだろうけど、そのままつけておいてほしい。丸く穴があいてて表紙のイラストの一部が覗ける仕掛けになってる。
森さんは、なんというかこだわりがあるというか、考えが斬新というか、不思議な人格をお持ちのように思われる。この作品にもそれが出てるような気がする。
児童向けだからといって、手抜きはしないのだ。でも、難しい言葉は使わない。出てきても「僕」が説明を求める。上手くできている。作中の事件も手抜きではない。ご町内ミステリ、学園ミステリによくあるような人が死なないミステリじゃなく、きちんとした事件だ。そして、悲しい事件を通して「僕」が考えた事感じた事が描かれてる。
蚊だったりゴキブリだったり、虫は殺せるけど、同じように猫や犬は殺せない。どうしてだ?どちらも生きていることには変わらないのに。
そんな問いに鮮やかに伯爵は答えてくれる。すとんと胸の中に収まる素晴らしい答えだと思う。触れ合うことは、命の大切さを学ぶ重要な要因だと教えてくれる。
2年経ってもまだサーカスに身を寄せてるダレンたち。なんか悠長じゃないですか?バンパニーズとの最終決戦しなくていいのかなぁ。なんかラスボス戦前で世界がどんより暗くなってるのに、レベル上げしたり、カジノで遊んだりしているプレイヤーみたいだ。
9巻で、初恋の女の子と出会った街に再び行く事になり、大人になった彼女と再会を果たして、半ヴァンパイアであるために成長していない事に悩んだりしたダヤンですが、今度は生まれ故郷の町に帰ることになります。半ヴァンパイアになったあの日から家族とは顔を合わせていないので、ダレンの気持ちはぐるぐるのぐらぐらです。あの日家を飛び出してから家族はどうなったのか、ダレンは全く知らないのですから。
久しぶりの里帰りは、平穏無事に過ぎる、わけがなくて、バンパニーズが襲ってくるし、衝撃的な事実がわかるしで、12巻で本当に終わるのか?!と心配です。毎夜ダレンが悩まされる悪夢も気になるしなぁ。ほんとうにダレンは闇の帝王になってしまうのかしら?
「探偵伯爵と僕」(森博嗣)
児童書のミステリーランドの中の一冊。豪華な執筆陣が揃っていてすごいと思う。小中学生のころには誰しも、一度は探偵ものにはまる時期があると思う。私はそのまま大人になったようなものだ。途中ファンタジーに寄り道もしたけど。そして、二つの道にまたがって歩いてる。
いってみれば、このミステリーランドを楽しんだら、講談社ノベルスにきてね、みたいな感じなのだろうか?子どもたちは楽しめるのか、感想を聞いてみたい。
装丁が豪華。図書館に入ったらケースって捨てられてしまうだろうけど、そのままつけておいてほしい。丸く穴があいてて表紙のイラストの一部が覗ける仕掛けになってる。
森さんは、なんというかこだわりがあるというか、考えが斬新というか、不思議な人格をお持ちのように思われる。この作品にもそれが出てるような気がする。
児童向けだからといって、手抜きはしないのだ。でも、難しい言葉は使わない。出てきても「僕」が説明を求める。上手くできている。作中の事件も手抜きではない。ご町内ミステリ、学園ミステリによくあるような人が死なないミステリじゃなく、きちんとした事件だ。そして、悲しい事件を通して「僕」が考えた事感じた事が描かれてる。
蚊だったりゴキブリだったり、虫は殺せるけど、同じように猫や犬は殺せない。どうしてだ?どちらも生きていることには変わらないのに。
そんな問いに鮮やかに伯爵は答えてくれる。すとんと胸の中に収まる素晴らしい答えだと思う。触れ合うことは、命の大切さを学ぶ重要な要因だと教えてくれる。