カプチーノ
2003年12月31日雪だるまの形をした牛乳を泡立てる機械を通販の景品で貰う。でも、牛乳もコーヒーも嫌いなので、二ヶ月ほどほったらかし。この前試しに使って家族に振舞ったとことろ、母が絶賛。キッチンに居場所を確保できた模様。妹さんも生クリーム泡立てようと嬉しそう。役に立つようでよかった。
昨日、赤くて小さくて可愛らしい軽自動車に乗ってる人に会う。なんて名前の車ですかと尋ねたら、「カプチーノです」とのこと。カプチーノ!聞いた瞬間、yyy嬢を目を見合わせて、笑ってしまった。「頭文字Dでいやらしいヤツが乗ってた車だー」と口に出してしまう私。初対面なのに失礼すぎ。でもでも、あの黒髪長髪のアイツ(名前は覚えてない)はほんとうに嫌なヤツなんですよ。ガムテープデスマッチとかいう自分に有利なルールを提案したり、わざと煽って樹を事故らせたり。
カプチーノ自体はとっても可愛いのに、なんであんなヤツが乗ってるかなぁ。手動だけどオープンカーにもなるし、恰好いい。コペンもいいよなぁ。
「キノの旅」『記憶の国』(時雨沢恵一)
イメージミュージックCDがついた絵本のような本。イラストがいっぱいで可愛いつくり。
CDには「キノなカノン」と題されて8曲収録されている。最後の曲は前田愛が歌ってた。キノの声をしていたらしい。アニメはあまりに作画が見るに耐えられず見ていない。あの異様に丸い顔はなんなんだー?!
イラストがついてるんだから、もっと似せるよう努力してほしい。DVDのジャケを黒星紅白氏が描くのはある意味詐欺だ。あの絵が動いて喋るように思えるじゃないか。実際動いてるアニメ見たら考えが変わるかもしれないが、とりあえず見てみようという気にもさせられないのは、ダメだろう。
《その後のエヴァ2その3》
「最後のシ者」シナリオ、「トウジ,再び」シナリオ、共に第二話でシナリオ終了となるのは、どうしてだ?独立したシナリオにするなら、なにかエピソードなりイベントなりあってしかるべきだろう?単に私のプレイの仕方がダメなのか?
とりあえず、新たに加持さんの「VS.ゼーレ」シナリオをプレイ中。暗殺されないように頑張ろう。
エヴァ2の掲示板を見る。世の中には荒らしという人たちがいるとは知ってはいたけど、ひどいものですねぇ。他人の名前を騙って書き込みをして、本物さんと口論するなんて。それも複数の人がしているのか、複数の名前を騙ってるのか、3人ぐらいの偽者が現れて、その掲示板ずーーっと混乱してます。気の毒に。
自分の名前を騙られるのはマジでむかつくね。傍観している私がむかつくんだから、本人はハラワタ煮え繰り返ってるだろうな。完全無視が一番の対抗策だといってもなぁ・・・。むかつくのは止められないだろう。虚しくならんのかねぇ。暗いよな。
そんなことしているうちに、2003年も終わりだなぁ。皆様、良いお年をー。
昨日、赤くて小さくて可愛らしい軽自動車に乗ってる人に会う。なんて名前の車ですかと尋ねたら、「カプチーノです」とのこと。カプチーノ!聞いた瞬間、yyy嬢を目を見合わせて、笑ってしまった。「頭文字Dでいやらしいヤツが乗ってた車だー」と口に出してしまう私。初対面なのに失礼すぎ。でもでも、あの黒髪長髪のアイツ(名前は覚えてない)はほんとうに嫌なヤツなんですよ。ガムテープデスマッチとかいう自分に有利なルールを提案したり、わざと煽って樹を事故らせたり。
カプチーノ自体はとっても可愛いのに、なんであんなヤツが乗ってるかなぁ。手動だけどオープンカーにもなるし、恰好いい。コペンもいいよなぁ。
「キノの旅」『記憶の国』(時雨沢恵一)
イメージミュージックCDがついた絵本のような本。イラストがいっぱいで可愛いつくり。
CDには「キノなカノン」と題されて8曲収録されている。最後の曲は前田愛が歌ってた。キノの声をしていたらしい。アニメはあまりに作画が見るに耐えられず見ていない。あの異様に丸い顔はなんなんだー?!
イラストがついてるんだから、もっと似せるよう努力してほしい。DVDのジャケを黒星紅白氏が描くのはある意味詐欺だ。あの絵が動いて喋るように思えるじゃないか。実際動いてるアニメ見たら考えが変わるかもしれないが、とりあえず見てみようという気にもさせられないのは、ダメだろう。
《その後のエヴァ2その3》
「最後のシ者」シナリオ、「トウジ,再び」シナリオ、共に第二話でシナリオ終了となるのは、どうしてだ?独立したシナリオにするなら、なにかエピソードなりイベントなりあってしかるべきだろう?単に私のプレイの仕方がダメなのか?
とりあえず、新たに加持さんの「VS.ゼーレ」シナリオをプレイ中。暗殺されないように頑張ろう。
エヴァ2の掲示板を見る。世の中には荒らしという人たちがいるとは知ってはいたけど、ひどいものですねぇ。他人の名前を騙って書き込みをして、本物さんと口論するなんて。それも複数の人がしているのか、複数の名前を騙ってるのか、3人ぐらいの偽者が現れて、その掲示板ずーーっと混乱してます。気の毒に。
自分の名前を騙られるのはマジでむかつくね。傍観している私がむかつくんだから、本人はハラワタ煮え繰り返ってるだろうな。完全無視が一番の対抗策だといってもなぁ・・・。むかつくのは止められないだろう。虚しくならんのかねぇ。暗いよな。
そんなことしているうちに、2003年も終わりだなぁ。皆様、良いお年をー。
「パスワードは、ひ・み・つ」(松原秀行)
2003年12月30日 読書パソコン通信探偵団事件ノートシリーズです。
いきなり講談社青い鳥文庫に挑戦。
これも前々から気になってたり。
探偵団のメンバーが非常にまっすぐで可愛らしいです。
1995年刊行の本なのですが、探偵団の皆が、ワープロにモデムを繋げてチャットしてて驚き。普段はチャットで意見の交換やらおしゃべりやら問題を出し合ったりしてるのです。出会いは電子塾。メンバーは電子探偵団の入団資格テストに合格した人たちで、ケーキ屋の息子で主人公のマコト、有名進学校に通う飛鳥、将棋がすごく上手なダイ、マラソン頑張ってるみずきと団長のネロの五人。
週二回の電子捜査会議では、ネロの出すパズルやクイズに挑戦したり、団員たちが遭遇した不思議な出来事を話し合ったりしている。
そうしているうちに、ほんとうの事件に遭遇したりと楽しそうなシリーズです。
チャットって未だに挑戦したことないのですが、彼らのチャットは楽しそうでよい。
いきなり講談社青い鳥文庫に挑戦。
これも前々から気になってたり。
探偵団のメンバーが非常にまっすぐで可愛らしいです。
1995年刊行の本なのですが、探偵団の皆が、ワープロにモデムを繋げてチャットしてて驚き。普段はチャットで意見の交換やらおしゃべりやら問題を出し合ったりしてるのです。出会いは電子塾。メンバーは電子探偵団の入団資格テストに合格した人たちで、ケーキ屋の息子で主人公のマコト、有名進学校に通う飛鳥、将棋がすごく上手なダイ、マラソン頑張ってるみずきと団長のネロの五人。
週二回の電子捜査会議では、ネロの出すパズルやクイズに挑戦したり、団員たちが遭遇した不思議な出来事を話し合ったりしている。
そうしているうちに、ほんとうの事件に遭遇したりと楽しそうなシリーズです。
チャットって未だに挑戦したことないのですが、彼らのチャットは楽しそうでよい。
シャーロキアン・クロニクル
2003年12月28日 読書ふう、先週は飲み会やら忘年会やらで忙しかったです。たらふくお酒が飲めたので満足ですが。
今日から冬休みです。いい加減、年賀状に取り組まねば。というわけで一日それにかかりきり。父が急に思い立って新しいプリンターを導入。印刷早いし、綺麗だしで素晴らしい。
「エキセントリック・ゲーム」(真瀬もと)
「ファントム・ルート」(同上)
「アサシン」(同上)
以前から気になってたシリーズ。だってシリーズタタイトルが「シャーロキアン・クロニクル」なんだもん。けど、新書館だからかなりすごーく躊躇しました。ラブラブは好きだが、エロいのはキライだから。恥ずかしくて照れてしまう。けど、最近書庫で見つけたので決心して借りました。
幸いなことに、ミステリの方が勝ってました。紳士ばっかりで、一部の紳士同士が大人な恋愛めいたことをしてたりはしますが、具体的な描写はないので平気。助かった。
でも、何故だか主人公はモリアーティ教授っぽい。ホームズさん出てこないんだ。残念。でも、マイクロフト・ホームズやアイリーン・アドラー、ジョン・H・ワトスンなどは出てきます。それぞれの境遇や立場はオリジナルなものになってたりしますが。
なかなか面白いです。紹介文にミステリアス・ロマンと書かれていますが、ミステリよかサスペンスの方がしっくりくるかな。
今日から冬休みです。いい加減、年賀状に取り組まねば。というわけで一日それにかかりきり。父が急に思い立って新しいプリンターを導入。印刷早いし、綺麗だしで素晴らしい。
「エキセントリック・ゲーム」(真瀬もと)
「ファントム・ルート」(同上)
「アサシン」(同上)
以前から気になってたシリーズ。だってシリーズタタイトルが「シャーロキアン・クロニクル」なんだもん。けど、新書館だからかなりすごーく躊躇しました。ラブラブは好きだが、エロいのはキライだから。恥ずかしくて照れてしまう。けど、最近書庫で見つけたので決心して借りました。
幸いなことに、ミステリの方が勝ってました。紳士ばっかりで、一部の紳士同士が大人な恋愛めいたことをしてたりはしますが、具体的な描写はないので平気。助かった。
でも、何故だか主人公はモリアーティ教授っぽい。ホームズさん出てこないんだ。残念。でも、マイクロフト・ホームズやアイリーン・アドラー、ジョン・H・ワトスンなどは出てきます。それぞれの境遇や立場はオリジナルなものになってたりしますが。
なかなか面白いです。紹介文にミステリアス・ロマンと書かれていますが、ミステリよかサスペンスの方がしっくりくるかな。
「スコッチ・ゲーム」「依存」(西澤保彦)
2003年12月21日 読書匠千暁シリーズです。
「スコッチ・ゲーム」は、タカチの高校時代に起きた事件のお話。前に刊行されたお話で少し触れられていたタカチの過去が明らかになります。
「依存」では、タックの驚くべき過去が明らかになります。
タックとタカチ、それぞれに深く関わるエピソードが読むことができて嬉しい。タカチのは伏線があったから、そうびっくりもしなかったけれど、タックのはめちゃびっくりした。
てるてる坊主に子供の落書きみたいな目や口を描いたような顔、なんて形容されるタックがあんな過去を抱えていたとはめちゃめちゃびっくりでしたよ。
この二つの作品を読んで、このシリーズめちゃめちゃ好きだなぁと改めて実感しました。
今後が楽しみー。
「スコッチ・ゲーム」は、タカチの高校時代に起きた事件のお話。前に刊行されたお話で少し触れられていたタカチの過去が明らかになります。
「依存」では、タックの驚くべき過去が明らかになります。
タックとタカチ、それぞれに深く関わるエピソードが読むことができて嬉しい。タカチのは伏線があったから、そうびっくりもしなかったけれど、タックのはめちゃびっくりした。
てるてる坊主に子供の落書きみたいな目や口を描いたような顔、なんて形容されるタックがあんな過去を抱えていたとはめちゃめちゃびっくりでしたよ。
この二つの作品を読んで、このシリーズめちゃめちゃ好きだなぁと改めて実感しました。
今後が楽しみー。
中国茶
2003年12月19日にはまってます。
yyy嬢たちと中国茶が飲めるお店に行って、そのときに飲んだ凍頂烏龍茶が美味しかったので、無印で購入。茶漉しと蓋がセットになった陶器のカップも一緒に購入して、毎日飲んでます。
急須とか器を揃えて本格的に始めるのは迷うなぁ。茶盤が随分値高かった。ま、ゆっくり考えよう。
妹さんが借りてきた「先生!」がめちゃおもしろーい。以前に借りてきてた「恋愛カタログ」も面白かった。続き読みたいなぁ。
こういう不思議な能力を持った人とか不思議な生き物だとか全く出てこないマンガってほとんど読んだことないなぁ。白泉社とか新書館とか少年ジャンプ、サンデーのほかは、マイナーな出版社のマンガばっか読んでたからなぁ。
「頭文字D」が読みたい。弟さんがPS2のゲーム買ってきて、毎日のようにプレイ。峠走って勝負するのですが、対戦相手のキャラが喋る喋る。面白いほど。そんで、深夜にやってるアニメも何回か見た。面白い。書籍売り場でバイトしてたときに全部平積みしてあって、新刊出る度に新しいの置くの苦労しました。全部平積みされるってかなり面白いのだろうとは思ってましたが、いかんせん既に20巻以上出ていたので、買う気にはなれずにそのまま。古本でもあまりないようです。マンガ喫茶にでも行くかなぁ。
yyy嬢たちと中国茶が飲めるお店に行って、そのときに飲んだ凍頂烏龍茶が美味しかったので、無印で購入。茶漉しと蓋がセットになった陶器のカップも一緒に購入して、毎日飲んでます。
急須とか器を揃えて本格的に始めるのは迷うなぁ。茶盤が随分値高かった。ま、ゆっくり考えよう。
妹さんが借りてきた「先生!」がめちゃおもしろーい。以前に借りてきてた「恋愛カタログ」も面白かった。続き読みたいなぁ。
こういう不思議な能力を持った人とか不思議な生き物だとか全く出てこないマンガってほとんど読んだことないなぁ。白泉社とか新書館とか少年ジャンプ、サンデーのほかは、マイナーな出版社のマンガばっか読んでたからなぁ。
「頭文字D」が読みたい。弟さんがPS2のゲーム買ってきて、毎日のようにプレイ。峠走って勝負するのですが、対戦相手のキャラが喋る喋る。面白いほど。そんで、深夜にやってるアニメも何回か見た。面白い。書籍売り場でバイトしてたときに全部平積みしてあって、新刊出る度に新しいの置くの苦労しました。全部平積みされるってかなり面白いのだろうとは思ってましたが、いかんせん既に20巻以上出ていたので、買う気にはなれずにそのまま。古本でもあまりないようです。マンガ喫茶にでも行くかなぁ。
「ガンパレードマーチ あんたがたどこさ♪」(榊涼介/芝村庸吏)
2003年12月16日 読書表紙が可愛い。
てか、サンドイッチ魔王じゃないか。
電撃ガンパレードマーチ見たことなけりゃ、なんだぁ?ってネタだね。
そんでもってまたもや素子ちゃん大ピーンチ?!な感じなんでしょうか?
熊本城攻防戦を乗り切り、自然休戦期を目前に控えたある日、幻獣に対して優位な状態で自然休戦期を迎えられるとあって、ボロボロではあるが、街の人々の顔も明るい。
5121小隊もなんだか気が抜けたような状況だ。
幻獣の脅威が一時的に去る自然休戦期を期に、軍内部ではいろいろな動きが起こる模様。勿論熊本城攻防戦で目覚しい活躍を見せた5121小隊が目をつけられないはずがない。
善行さんと舞さんは、隊員たちに危害が及ばないよう動いてるようです。
そんな中、寝耳に水な非常召集が。集合する隊員たちだが、姿の見えない人が二人。二人の行方を隊員たちは好き勝手に噂しあう。果たして二人は本当に駆け落ちしたのか?
おちゃらけた雰囲気ですが、びしっと決めるとこは決めてて素敵。公認カップルができつつありますねぇ。そちらも気になるところ。壬生屋を妹のように可愛がり応援する中村と岩田は良い奴らだねぇ。靴下大好きっ子だけど。瀬戸壬生は好きな組み合わせ。もっとラブラブしてほしい。滝川の恋模様も面白い。頑張れ滝川。それにしても、ののみちゃんの扱いが微妙。結局ほとんど姿が見えなかったような気が・・・。何かの伏線?
「夏の夜会」(西澤保彦)
「青葉の頃は終わった」(近藤史恵)
上記の本も読みました。
ずーっと以前に
「三月は深き紅の淵を」(恩田陸)
「ステップ・ファーザー・ステップ」(宮部みゆき)
も読んでいたのですが、なんでだか感想書き忘れてました。
「ステップ〜」は続きがあれば読みたいなぁ。お神酒どっくり双子が可愛らしい。
「ドラゴン騎士団」の最新刊を買う。なんだかお話が予想より長くなったせいか、表紙の色がどんどん微妙な色合いになってる気がする。
はりまくってた伏線を消化しているのでしょうか、意外な人が復活してたり、いろいろあります。中学生の頃から読んでいるので、10年ぐらいの付き合いになるこの作品、なかなか終わらないねぇ。早く終わってほしいわけじゃないですけど、2があるとか以前あとがきで見たので、一体いつまでお付き合いを続けていけるか近頃不安。ま、いいか。
てか、サンドイッチ魔王じゃないか。
電撃ガンパレードマーチ見たことなけりゃ、なんだぁ?ってネタだね。
そんでもってまたもや素子ちゃん大ピーンチ?!な感じなんでしょうか?
熊本城攻防戦を乗り切り、自然休戦期を目前に控えたある日、幻獣に対して優位な状態で自然休戦期を迎えられるとあって、ボロボロではあるが、街の人々の顔も明るい。
5121小隊もなんだか気が抜けたような状況だ。
幻獣の脅威が一時的に去る自然休戦期を期に、軍内部ではいろいろな動きが起こる模様。勿論熊本城攻防戦で目覚しい活躍を見せた5121小隊が目をつけられないはずがない。
善行さんと舞さんは、隊員たちに危害が及ばないよう動いてるようです。
そんな中、寝耳に水な非常召集が。集合する隊員たちだが、姿の見えない人が二人。二人の行方を隊員たちは好き勝手に噂しあう。果たして二人は本当に駆け落ちしたのか?
おちゃらけた雰囲気ですが、びしっと決めるとこは決めてて素敵。公認カップルができつつありますねぇ。そちらも気になるところ。壬生屋を妹のように可愛がり応援する中村と岩田は良い奴らだねぇ。靴下大好きっ子だけど。瀬戸壬生は好きな組み合わせ。もっとラブラブしてほしい。滝川の恋模様も面白い。頑張れ滝川。それにしても、ののみちゃんの扱いが微妙。結局ほとんど姿が見えなかったような気が・・・。何かの伏線?
「夏の夜会」(西澤保彦)
「青葉の頃は終わった」(近藤史恵)
上記の本も読みました。
ずーっと以前に
「三月は深き紅の淵を」(恩田陸)
「ステップ・ファーザー・ステップ」(宮部みゆき)
も読んでいたのですが、なんでだか感想書き忘れてました。
「ステップ〜」は続きがあれば読みたいなぁ。お神酒どっくり双子が可愛らしい。
「ドラゴン騎士団」の最新刊を買う。なんだかお話が予想より長くなったせいか、表紙の色がどんどん微妙な色合いになってる気がする。
はりまくってた伏線を消化しているのでしょうか、意外な人が復活してたり、いろいろあります。中学生の頃から読んでいるので、10年ぐらいの付き合いになるこの作品、なかなか終わらないねぇ。早く終わってほしいわけじゃないですけど、2があるとか以前あとがきで見たので、一体いつまでお付き合いを続けていけるか近頃不安。ま、いいか。
「謎亭論処 匠千暁の事件簿」(西澤保彦)
2003年12月15日 読書「めいていろんど」と読ませるらしい。
「解体諸因」と同じような短編集。時系列バラバラでタックたちも社会人だったり大学生だったりする。
今回のびっくり。ウサコの結婚!いつのまに?って感じ。しかも、二人を結びつけたのはあのタックらしい。
休日の午後に実際に起きた事件をいろいろ検証する夫婦って、どんなもんだろう。
あと気になるのはタックとタカチの関係。
なんだかお似合いな感じなんだけど、決定的な表現がされてないから、気になって気になって仕方ない。大学卒業したタカチは何してるんだろう?タックは仙人みたいな生活してるし、ボアン先輩は女子高の教諭だし、ウサコは結婚してるし院生でもあるらしい。タカチの話は出てこない。朝いちの飛行機という台詞があったので、安槻からは出ているのかな?
どの短編も良いと思うけど、「懲りない無礼者の問題」が面白いと思った。
過去の長編が舞台で公演されたらしい。ミステリの舞台って一度見てみたいなぁ。
《その後のエヴァ2その2》
アスカ、レイ、ミサトシナリオクリアっていうか終了。なんかどうやって終わったらクリアなんだかわかりにくい。
アスカは、なんとかエヴァシリーズを叩きのめした。トウジとJAのおかげだ。でも、微妙に違うだけで、全滅のときとあんまり変わらないエンディング。なんか報われない気が。
レイは問答無用で白くて大きな巨人に。選択肢によってはユイさんが見られる。ゲンドウの野望達成?
ミサトさんは、戦闘がもう難しくて仕方ない。言うこと聞かないパイロットが出たり、誘導するのも一苦労だ。最後は自分で動かしてても難しいエヴァシリーズにやられて自爆しちゃった。
今はシンジ主人公の「最後の使者」やってます。いきなりカヲルくん登場です。でも、説得失敗して原作どおりの流れに・・・手の中で潰れるときの音がリアルでヤダ。やりなおし。二回目は説得成功。しかし、恥ずかしい台詞だらけで困りますな。でもでも石田さんボイスらぶ〜。
「解体諸因」と同じような短編集。時系列バラバラでタックたちも社会人だったり大学生だったりする。
今回のびっくり。ウサコの結婚!いつのまに?って感じ。しかも、二人を結びつけたのはあのタックらしい。
休日の午後に実際に起きた事件をいろいろ検証する夫婦って、どんなもんだろう。
あと気になるのはタックとタカチの関係。
なんだかお似合いな感じなんだけど、決定的な表現がされてないから、気になって気になって仕方ない。大学卒業したタカチは何してるんだろう?タックは仙人みたいな生活してるし、ボアン先輩は女子高の教諭だし、ウサコは結婚してるし院生でもあるらしい。タカチの話は出てこない。朝いちの飛行機という台詞があったので、安槻からは出ているのかな?
どの短編も良いと思うけど、「懲りない無礼者の問題」が面白いと思った。
過去の長編が舞台で公演されたらしい。ミステリの舞台って一度見てみたいなぁ。
《その後のエヴァ2その2》
アスカ、レイ、ミサトシナリオクリアっていうか終了。なんかどうやって終わったらクリアなんだかわかりにくい。
アスカは、なんとかエヴァシリーズを叩きのめした。トウジとJAのおかげだ。でも、微妙に違うだけで、全滅のときとあんまり変わらないエンディング。なんか報われない気が。
レイは問答無用で白くて大きな巨人に。選択肢によってはユイさんが見られる。ゲンドウの野望達成?
ミサトさんは、戦闘がもう難しくて仕方ない。言うこと聞かないパイロットが出たり、誘導するのも一苦労だ。最後は自分で動かしてても難しいエヴァシリーズにやられて自爆しちゃった。
今はシンジ主人公の「最後の使者」やってます。いきなりカヲルくん登場です。でも、説得失敗して原作どおりの流れに・・・手の中で潰れるときの音がリアルでヤダ。やりなおし。二回目は説得成功。しかし、恥ずかしい台詞だらけで困りますな。でもでも石田さんボイスらぶ〜。
「ユーモレスク」(長野まゆみ)
2003年12月14日 読書珍しい女性視点のお話。
でも、完璧に傍観者。語り手。お話にはほとんど関わらない。
あくまでも語り手、舘周子の弟の真哉や周子の隣人の文彦や職場で出会った少年、和などがお話のメイン。まあ長野さんだから。「肉」でないだけましだと思う。
一棟を二つに分けて住む舘家と比和家。間取りは鏡合わせのような作りだが、中に住む家族の暮らしぶりはかなり違っている。
細々したものがいっぱいで生活感あふれる舘家と、いつ来客が来ても平気なほど整然と片付いている比和家。
比和家の人々は随分と上品らしい。とりわけ母親と娘は面白いほど上流志向だ。娘を毎日のようにお稽古事に通わせ、着せるものはリボンやヒラヒラしたワンピースなど完璧なお嬢様スタイル。母親だって化粧を欠かさず、いつも綺麗な身なりを崩さない。
かなり生活スタイルに違いはあっても、二つの家は決して仲が悪いわけではなかった。周子と文彦は同じ歳だし、真哉と文彦は男の子同士仲が良かったようだ。六年前に真哉が行方不明になるまでは。
ミステリではないし、長野さんだから、弟が行方不明といっても、劇的な展開があったり、意外な真相があるわけでもないだろうと思ってたら、意表を突かれました。びっくりじゃなくて「ほお」って感じ。
デパートの紳士用品売り場で働く周子さん。背広の着こなしなどに対するの観察眼には、なるほどーって感じです。恰好よく着こなすには、肩や胸にある程度の厚みは必要なんだね。ふむ。
でも、完璧に傍観者。語り手。お話にはほとんど関わらない。
あくまでも語り手、舘周子の弟の真哉や周子の隣人の文彦や職場で出会った少年、和などがお話のメイン。まあ長野さんだから。「肉」でないだけましだと思う。
一棟を二つに分けて住む舘家と比和家。間取りは鏡合わせのような作りだが、中に住む家族の暮らしぶりはかなり違っている。
細々したものがいっぱいで生活感あふれる舘家と、いつ来客が来ても平気なほど整然と片付いている比和家。
比和家の人々は随分と上品らしい。とりわけ母親と娘は面白いほど上流志向だ。娘を毎日のようにお稽古事に通わせ、着せるものはリボンやヒラヒラしたワンピースなど完璧なお嬢様スタイル。母親だって化粧を欠かさず、いつも綺麗な身なりを崩さない。
かなり生活スタイルに違いはあっても、二つの家は決して仲が悪いわけではなかった。周子と文彦は同じ歳だし、真哉と文彦は男の子同士仲が良かったようだ。六年前に真哉が行方不明になるまでは。
ミステリではないし、長野さんだから、弟が行方不明といっても、劇的な展開があったり、意外な真相があるわけでもないだろうと思ってたら、意表を突かれました。びっくりじゃなくて「ほお」って感じ。
デパートの紳士用品売り場で働く周子さん。背広の着こなしなどに対するの観察眼には、なるほどーって感じです。恰好よく着こなすには、肩や胸にある程度の厚みは必要なんだね。ふむ。
「カナリヤは眠れない」「茨姫はたたかう」(近藤史恵)
2003年12月9日 読書整体師合田力シリーズの一作目と二作目。
三作目の「シェルター」もそうでしたが、それぞれに心に傷を負った女性達が登場します。どの傷も現代では身近なもので、それだけに考えさせられるし、感情移入してしまう。
「カナリヤは眠れない」では、買い物依存症の女性が、「茨姫はたたかう」では、ストーカーの影に怯える女性が、最初は気づかないけれども、ココロの痛みから来るカラダの悲鳴を力先生の施術と言葉でほぐされて、心の傷あるいは周囲の悪意に立ち向かう強さを持つようになります。
ストーカーの影に怯える久住梨花子さんは書店員。真面目に仕事をこなす優等生タイプ。仕事仲間には色んな人がいて、遅刻をするときに他人に頼んでタイムカードを押させる、こっそり備品を持ち帰る、そんな問題行動をする人もいます。梨花子さんは気づいても面と向かって抗議しない。でも、上司に呼び出されて「勤務態度の悪い人を教えてくれ」と聞かれたら?その上司が厳しいけれど尊敬している人だったら?素直に答えた彼女は責められるべきだろうか?そのせいで異動する人が出てきたとしても、例えそれが遅刻常習の罰にしては遠すぎるとしても。
このエピソードがごっつ腹立って仕方ない。彼女の店の店長と先ほどの上司の折り合いが悪くて、梨花子さんが上司の側につくなら、彼女が告げ口したと仕事仲間に話すと店長は警告するのです。自分が気づかずに遅刻を注意しなかった癖に、自分の頭を飛び越えて彼女が上司に話したから腹を立てる。部下の動きぐらい見とけよって思う。なあなあで仕事してたらダラダラ仕事するようになるじゃん。不真面目でも構わないなら真面目にしているこっちが馬鹿みたいじゃないか。あぁ、腹立つなぁ。
結局、その上司も大した男じゃないってあとで判明して、梨花子さんは更に傷ついて、今度はその上司に嫌がらせをされてしまいます。すると、さりげなく店長がフォローしてくれるのです。ま、最終的には自分の周囲の人間関係を優先した方がいいってことなのでしょうか?なんか納得できないけど。
それにしても、合田接骨院がほんとうに心斎橋にあったらいいのになぁ。マッサージの描写がほんとうに気持ちよさそうで、うっとりする。
三作目の「シェルター」もそうでしたが、それぞれに心に傷を負った女性達が登場します。どの傷も現代では身近なもので、それだけに考えさせられるし、感情移入してしまう。
「カナリヤは眠れない」では、買い物依存症の女性が、「茨姫はたたかう」では、ストーカーの影に怯える女性が、最初は気づかないけれども、ココロの痛みから来るカラダの悲鳴を力先生の施術と言葉でほぐされて、心の傷あるいは周囲の悪意に立ち向かう強さを持つようになります。
ストーカーの影に怯える久住梨花子さんは書店員。真面目に仕事をこなす優等生タイプ。仕事仲間には色んな人がいて、遅刻をするときに他人に頼んでタイムカードを押させる、こっそり備品を持ち帰る、そんな問題行動をする人もいます。梨花子さんは気づいても面と向かって抗議しない。でも、上司に呼び出されて「勤務態度の悪い人を教えてくれ」と聞かれたら?その上司が厳しいけれど尊敬している人だったら?素直に答えた彼女は責められるべきだろうか?そのせいで異動する人が出てきたとしても、例えそれが遅刻常習の罰にしては遠すぎるとしても。
このエピソードがごっつ腹立って仕方ない。彼女の店の店長と先ほどの上司の折り合いが悪くて、梨花子さんが上司の側につくなら、彼女が告げ口したと仕事仲間に話すと店長は警告するのです。自分が気づかずに遅刻を注意しなかった癖に、自分の頭を飛び越えて彼女が上司に話したから腹を立てる。部下の動きぐらい見とけよって思う。なあなあで仕事してたらダラダラ仕事するようになるじゃん。不真面目でも構わないなら真面目にしているこっちが馬鹿みたいじゃないか。あぁ、腹立つなぁ。
結局、その上司も大した男じゃないってあとで判明して、梨花子さんは更に傷ついて、今度はその上司に嫌がらせをされてしまいます。すると、さりげなく店長がフォローしてくれるのです。ま、最終的には自分の周囲の人間関係を優先した方がいいってことなのでしょうか?なんか納得できないけど。
それにしても、合田接骨院がほんとうに心斎橋にあったらいいのになぁ。マッサージの描写がほんとうに気持ちよさそうで、うっとりする。
ハルさんシリーズの第四弾と第五弾です。
なんだか一区切りって感じでお話が終わってるのです。良い感じです。うんうん。
お話のキーパーソンは狩衣をまとった少女、陵王。こういう無愛想な口数の少ない女の子は好きです。知識が偏っていたり、世間知らずなのもいい感じです。でも、現実に傍にいたら、ハルさんみたく何を考えてるのか掴めなくてイライラしそう。だって人間わからないものはある種恐怖の対象ですから。避けるか攻撃するかは人それぞれだなと思う。
ナギコは相変わらず可愛い。「〜ぞよ」とか「いみじうおかし」とか言葉が妙に可愛らしい。白山華(虎になる妖猫)も可愛い。番犬ならぬ番猫ですな。頼りなるー。
第四弾は「ハルさん落とし前つけてネ編」らしく、傷心時に思い切り自堕落な日々を送っていたハルさんに、女の怒りが大爆発。大変です。でも、身から出た錆なので、あまり気の毒にとか思わないなぁ。
なんだか一区切りって感じでお話が終わってるのです。良い感じです。うんうん。
お話のキーパーソンは狩衣をまとった少女、陵王。こういう無愛想な口数の少ない女の子は好きです。知識が偏っていたり、世間知らずなのもいい感じです。でも、現実に傍にいたら、ハルさんみたく何を考えてるのか掴めなくてイライラしそう。だって人間わからないものはある種恐怖の対象ですから。避けるか攻撃するかは人それぞれだなと思う。
ナギコは相変わらず可愛い。「〜ぞよ」とか「いみじうおかし」とか言葉が妙に可愛らしい。白山華(虎になる妖猫)も可愛い。番犬ならぬ番猫ですな。頼りなるー。
第四弾は「ハルさん落とし前つけてネ編」らしく、傷心時に思い切り自堕落な日々を送っていたハルさんに、女の怒りが大爆発。大変です。でも、身から出た錆なので、あまり気の毒にとか思わないなぁ。
「姫神さまに願いを〜遠国散る恋華〜前後編」(藤原眞莉)
2003年12月7日 読書久々の姫神さま。
表紙が美麗ーvvvきゃーって感じ。
色っぽいー♪
イラストが美しいだけでなく、今まで張ってた伏線のほとんどが明かされるというとっても楽しい巻でしたー。
カイのモデルの人の予想は当たってました。ニヤリ。気付いたのは決して早くはないのですが、嬉しい。
目が覚めたら季節が初夏から秋に変わっていてびっくりなカイさん。なんと九十九日も眠っていたという。
目覚めて向かった先は鎌倉。テンと縁が深い頼朝が開いた東の王都。初めてそちらに足を向ける二人の前に、怒れる尼将軍が立ちはだかる。
前編の最後で「お別れ」を告げて消えたテン。カイが目覚めるとそこは上野国、長尾影虎の城。相変わらず変貴人な平三さんのもとに身を寄せる。テンはというと、呪によって甲斐国の楼閣に幽閉されていた。
ついにカイの血筋の謎やモデルの僧の名前、二人の旅の意味などが明かされます。
にしても、ある事情から常人に戻ったカイさん、髪が伸びてなんだか恰好良いです。今回はテンさんもずっと二十歳ぐらいでいるので、とってもお似合いな感じです。お話はかなり深刻になってきてるので、あまり一緒にいないのですが。
「姫神さまに願いを〜荊いだく蝶〜」(藤原眞莉)
今回は尾張の国が舞台。
尾張の国というと織田信長。織田信長が出てきて蝶というと「夢の痕」を読んでいると出てくるのは、胡蝶。期待通り登場してます。
あと懐かしいひとも再登場しています。
サチさんがなんだか逞しくなっててなんと四人の子どものお母さんになってた。そりゃあ逞しくもなるだろう。主人公二人がまったく歳をとらないから、知らない間に脇役たちがどんどん歳をとっていくので、びっくりする。
表紙が美麗ーvvvきゃーって感じ。
色っぽいー♪
イラストが美しいだけでなく、今まで張ってた伏線のほとんどが明かされるというとっても楽しい巻でしたー。
カイのモデルの人の予想は当たってました。ニヤリ。気付いたのは決して早くはないのですが、嬉しい。
目が覚めたら季節が初夏から秋に変わっていてびっくりなカイさん。なんと九十九日も眠っていたという。
目覚めて向かった先は鎌倉。テンと縁が深い頼朝が開いた東の王都。初めてそちらに足を向ける二人の前に、怒れる尼将軍が立ちはだかる。
前編の最後で「お別れ」を告げて消えたテン。カイが目覚めるとそこは上野国、長尾影虎の城。相変わらず変貴人な平三さんのもとに身を寄せる。テンはというと、呪によって甲斐国の楼閣に幽閉されていた。
ついにカイの血筋の謎やモデルの僧の名前、二人の旅の意味などが明かされます。
にしても、ある事情から常人に戻ったカイさん、髪が伸びてなんだか恰好良いです。今回はテンさんもずっと二十歳ぐらいでいるので、とってもお似合いな感じです。お話はかなり深刻になってきてるので、あまり一緒にいないのですが。
「姫神さまに願いを〜荊いだく蝶〜」(藤原眞莉)
今回は尾張の国が舞台。
尾張の国というと織田信長。織田信長が出てきて蝶というと「夢の痕」を読んでいると出てくるのは、胡蝶。期待通り登場してます。
あと懐かしいひとも再登場しています。
サチさんがなんだか逞しくなっててなんと四人の子どものお母さんになってた。そりゃあ逞しくもなるだろう。主人公二人がまったく歳をとらないから、知らない間に脇役たちがどんどん歳をとっていくので、びっくりする。
「三日月少年の秘密」(長野まゆみ)
2003年12月5日 読書久し振りに長野さんです。
九月に出ていたものらしい。新刊とか全然チェックしてないからなぁ。たまたま見つけたのですが、ラッキィでした。
三日月少年・・・というと初期の雰囲気の作品なのかなぁと期待していたのですが、相変わらず最後まで読んでも謎の残るお話で満足です。あちこちにちりばめられた魅力的な小物も健在で嬉しいなぁ。長野作品に出てくる食べ物、飲み物はどれも美味しそうで大好きだ。電氣コロッケ、角麺麭(つのパン)、シトロンジュウス、玻璃玉子、ミートスフレ、エメラエルド蜜豆、蜂蜜ミルクなどなど、今回の本だけでもこんなにあるのです。食べてみたいなぁ。
差出人不明の招待状。お台場のルナパアクに≪少年電氣曲馬団≫なるものがやってくるらしい。訝りながらも好奇心から出かける主人公だが、お台場へ向かう途中から妙な具合になってくる。狐の嫁入り。古いお金しか持っていない少年。迷い込んだ路地には青い郵便ポスト。聞き覚えのない国の紅い切手。いつのまにやら主人公は、普段見知った世界とは違う場所に迷い込んでしまうのです。そして辿りつくのは世界一のタワァ。
私は東京って良く知らないですが、昔の東京の雰囲気を知ってる方が読むと楽しいかもです
九月に出ていたものらしい。新刊とか全然チェックしてないからなぁ。たまたま見つけたのですが、ラッキィでした。
三日月少年・・・というと初期の雰囲気の作品なのかなぁと期待していたのですが、相変わらず最後まで読んでも謎の残るお話で満足です。あちこちにちりばめられた魅力的な小物も健在で嬉しいなぁ。長野作品に出てくる食べ物、飲み物はどれも美味しそうで大好きだ。電氣コロッケ、角麺麭(つのパン)、シトロンジュウス、玻璃玉子、ミートスフレ、エメラエルド蜜豆、蜂蜜ミルクなどなど、今回の本だけでもこんなにあるのです。食べてみたいなぁ。
差出人不明の招待状。お台場のルナパアクに≪少年電氣曲馬団≫なるものがやってくるらしい。訝りながらも好奇心から出かける主人公だが、お台場へ向かう途中から妙な具合になってくる。狐の嫁入り。古いお金しか持っていない少年。迷い込んだ路地には青い郵便ポスト。聞き覚えのない国の紅い切手。いつのまにやら主人公は、普段見知った世界とは違う場所に迷い込んでしまうのです。そして辿りつくのは世界一のタワァ。
私は東京って良く知らないですが、昔の東京の雰囲気を知ってる方が読むと楽しいかもです
「南方署強行犯係 狼の寓話」(近藤史恵)
2003年12月3日 読書著者初の警察小説らしいです。
裏表紙に有栖川氏のコメントが載っている。てっきり中に解説でもあるのだろうと思ってたら、全くなくてがっかり。ノベルスってあとがきすらないこと多いよなぁ。あとがき好きだから、ないと寂しい。どんな人が書いてるのかわかるし、楽しいのになぁ。
刑事課に配属されたばかりの期待の新人會川圭司は、初めての捜査で立て続けに失敗する。落ち込む圭司に更なる追い討ち、捜査班を移されてしまう。黒岩なる人物と組んで、一週間前の殺人事件を捜査せよとのこと。指紋などからほぼ犯人と目されている女性を探し出せとのこと。しかし黒岩は、動機が見当たらないと、逮捕状の請求を遅らせて捜査を丹念に続けていく。果たして動機は見つかるのか?
良い感触です。是非続きが読みたいな。早いとこお兄ちゃんに春が来るといいなぁ。
《その後のエヴァ2》
シンジくんシナリオ終了。エヴァシリーズにボコられて終わってしまった。悔しい。
二週目はアスカで。ほかに綾波とミサトさんのシナリオも出現。こちらも早いところ始めたいな。
アスカはなかなか初期データが高いようで進めやすい。一歩ずつ世界の謎に近づいている気がする。世界の謎・・・なんて素敵な言葉。これではまったようなものだからなぁ。どこまで明かされるのか、楽しみです。
裏表紙に有栖川氏のコメントが載っている。てっきり中に解説でもあるのだろうと思ってたら、全くなくてがっかり。ノベルスってあとがきすらないこと多いよなぁ。あとがき好きだから、ないと寂しい。どんな人が書いてるのかわかるし、楽しいのになぁ。
刑事課に配属されたばかりの期待の新人會川圭司は、初めての捜査で立て続けに失敗する。落ち込む圭司に更なる追い討ち、捜査班を移されてしまう。黒岩なる人物と組んで、一週間前の殺人事件を捜査せよとのこと。指紋などからほぼ犯人と目されている女性を探し出せとのこと。しかし黒岩は、動機が見当たらないと、逮捕状の請求を遅らせて捜査を丹念に続けていく。果たして動機は見つかるのか?
良い感触です。是非続きが読みたいな。早いとこお兄ちゃんに春が来るといいなぁ。
《その後のエヴァ2》
シンジくんシナリオ終了。エヴァシリーズにボコられて終わってしまった。悔しい。
二週目はアスカで。ほかに綾波とミサトさんのシナリオも出現。こちらも早いところ始めたいな。
アスカはなかなか初期データが高いようで進めやすい。一歩ずつ世界の謎に近づいている気がする。世界の謎・・・なんて素敵な言葉。これではまったようなものだからなぁ。どこまで明かされるのか、楽しみです。
「四月は霧の00密室」(霧舎巧)
2003年12月2日 読書マンガのエッセンスを取り入れたミステリらしいです。表紙が可愛らしいイラストで、セーラー服の女の子がどーんといます。ライバルは「金田一少年の事件簿」だとか。
あかずの扉研究会シリーズもそうでしたが、この方が書く学生って妙にマンガチックなんですよね。だから絵がついてるのも気にならない。
寧ろぴったりな感じです。
私立霧舎学園に転校してきた羽月琴葉は、転校初日に殺人事件に遭遇してしまい、偶然その場に居合わせた小日向棚彦らと事件に関わっていくことになります。霧舎学園にはずっと語り継がれている伝説があるのですが、それがときメモか?みたいな感じで面白い。まだまだ謎があるようなのですが。
絵がついてるから内容が軽いかというと、そうでもない。新本格というのはよくわからないけど、最初に不思議な現象起こす建物なり装置があって事件が起こるのが新本格の共通項かなと思う。だとしたらこれも新本格に分類されると思う。式の日にわざわざスモークたく学校なんて聞いたことないよ。今回は霧の密室なのです。
小日向棚彦と共に推理を競う人が出てくるのですが、実は彼はあかずの扉の方にも出てきたりしてたようです。はっきり言明されるまで気付きもしませんでしたが。
あかずの扉研究会シリーズもそうでしたが、この方が書く学生って妙にマンガチックなんですよね。だから絵がついてるのも気にならない。
寧ろぴったりな感じです。
私立霧舎学園に転校してきた羽月琴葉は、転校初日に殺人事件に遭遇してしまい、偶然その場に居合わせた小日向棚彦らと事件に関わっていくことになります。霧舎学園にはずっと語り継がれている伝説があるのですが、それがときメモか?みたいな感じで面白い。まだまだ謎があるようなのですが。
絵がついてるから内容が軽いかというと、そうでもない。新本格というのはよくわからないけど、最初に不思議な現象起こす建物なり装置があって事件が起こるのが新本格の共通項かなと思う。だとしたらこれも新本格に分類されると思う。式の日にわざわざスモークたく学校なんて聞いたことないよ。今回は霧の密室なのです。
小日向棚彦と共に推理を競う人が出てくるのですが、実は彼はあかずの扉の方にも出てきたりしてたようです。はっきり言明されるまで気付きもしませんでしたが。
「仔羊たちの聖夜」「解体諸因」(西澤保彦)
2003年11月28日 読書匠千暁シリーズの第三弾といちばん最初に出た短編集です。
「仔羊たちの聖夜」ではタカチこと高瀬千帆が謎を解いていきます。タックは今回はワトスンくんみたいな感じ。タカチとずっと行動を共にしていきます。
折り返しの紹介文が面白い。
「飲んでから解くか、解いてから飲むか。酩酊推理の合体パワーが炸裂するキャンパス三人組(中略)抱腹絶倒の新探偵ミステリー」
酩酊推理が合体で抱腹絶倒らしい。抱腹絶倒っていうほどかな〜って首をかしげたり。しんみりする部分もあるのになと思う。
中略の部分が今回のお話のあらすじ書いてあるのですが、長いので簡潔にまとめると、クリスマスイヴに女性が飛び降りる現場に居合わせたいつもの面々プラスアルファ。一年ほどたったある日、あの時に拾ったと思われるラッピングされた箱をボアン先輩が持ってくる。そこで、飛び降りた女性が渡すはずだった人を探して渡そうという話になるが、探していくうちに別の飛び降り事件に行き着いて・・・てな感じです。あんまり簡潔じゃないかな。でもそんな感じ。
タカチの内面にぐっと迫る感じでした。モデルみたいなプロポーションに、近寄りがたいほどの美貌の持ち主のタカチはどこに行っても注目の的。他人を寄せ付けない雰囲気をバシバシ放っている彼女が今回はいつになく積極的に事件にかかわっていきます。その理由も見所の一つです。
「解体諸因」は連作短編集。
最後まで読むとそれまでの短編がずらっと繋がるので、なんだか圧巻って感じでした。
おなじみの三人が登場しますが、長編シリーズよりも後の設定のものが多いです。ボアン先輩が私立の女子高で教鞭とってたり、タックは相変わらずお酒は好きだけど、卒業しても就職せずに日々を過ごしてたりします。新聞もテレビもなしで仙人みたいだ。
いろいろ工夫の凝らされた短編ばかりです。短編とはいえないような長さのものもありますが。「解体照応」はすごく長い。推理劇だからかな。劇の台本風に語られていきます。部長刑事も警部もかなり笑える。
「仔羊たちの聖夜」ではタカチこと高瀬千帆が謎を解いていきます。タックは今回はワトスンくんみたいな感じ。タカチとずっと行動を共にしていきます。
折り返しの紹介文が面白い。
「飲んでから解くか、解いてから飲むか。酩酊推理の合体パワーが炸裂するキャンパス三人組(中略)抱腹絶倒の新探偵ミステリー」
酩酊推理が合体で抱腹絶倒らしい。抱腹絶倒っていうほどかな〜って首をかしげたり。しんみりする部分もあるのになと思う。
中略の部分が今回のお話のあらすじ書いてあるのですが、長いので簡潔にまとめると、クリスマスイヴに女性が飛び降りる現場に居合わせたいつもの面々プラスアルファ。一年ほどたったある日、あの時に拾ったと思われるラッピングされた箱をボアン先輩が持ってくる。そこで、飛び降りた女性が渡すはずだった人を探して渡そうという話になるが、探していくうちに別の飛び降り事件に行き着いて・・・てな感じです。あんまり簡潔じゃないかな。でもそんな感じ。
タカチの内面にぐっと迫る感じでした。モデルみたいなプロポーションに、近寄りがたいほどの美貌の持ち主のタカチはどこに行っても注目の的。他人を寄せ付けない雰囲気をバシバシ放っている彼女が今回はいつになく積極的に事件にかかわっていきます。その理由も見所の一つです。
「解体諸因」は連作短編集。
最後まで読むとそれまでの短編がずらっと繋がるので、なんだか圧巻って感じでした。
おなじみの三人が登場しますが、長編シリーズよりも後の設定のものが多いです。ボアン先輩が私立の女子高で教鞭とってたり、タックは相変わらずお酒は好きだけど、卒業しても就職せずに日々を過ごしてたりします。新聞もテレビもなしで仙人みたいだ。
いろいろ工夫の凝らされた短編ばかりです。短編とはいえないような長さのものもありますが。「解体照応」はすごく長い。推理劇だからかな。劇の台本風に語られていきます。部長刑事も警部もかなり笑える。
買ってしまった・・・
2003年11月26日 ゲームああ、ついに買ってしまいました。
エヴァ2。
プレイするのは来週以降にしようと決めて買ったはずなのに、次の日には開封。
近頃の私の状況を知ってる方はきっと「そんなことしてる場合じゃないだろう」とツッコムことでしょう。わかってるんだけどねー。息抜きーってやり始めたら案の定息抜きに夢中になってしまう。
えーと、思ってたより面白いです。
ポリゴンも気になりません。
周囲の人と良好な人間関係を築いてA.T.を高くして、使徒との戦闘を有利に進めようという内容です。会話して仲良くなってくると、「手を握る」「抱きつく」なんてコマンドも出てきたり。
ネルフからの非常召集がかからない限りは、何処で何をしていようと自由です。学校に行こうと家で寝ていようと、ネルフでウロウロするのもあり。あまりに自由でどうしようとか思うこともしばしば。
一周目の主人公はシンジくん。
彼にはA.T.以外にも体調のパラメータがあって、「空腹」「水分」「WC」「睡眠」「風呂」の五つです。時間の経過と共に低くなって、「おなか空いた」とか「喉渇いた」とか言ってきます。それは他のキャラクタも同じで、それぞれご飯食べたり、トイレに行ったりします。だから、ネルフの自販機コーナー横のトイレにはなんだかいっぱい人が集まってきます。
なんだかんだで使徒との戦闘が一番面白いかも。戦闘で勝つために皆と仲良くするという感じです。エヴァは電気のコードをつけた状態で闘うのですが、延長コードをくれーというほど短い。あちこちにコンセントが設置されてはいるものの、移動速度が遅くてイライラする。うちの初号機はなんだかよく分からないうちに使徒を食べて、コードレスで動けるようにはなりましたが、足が遅いのは同じ。ロングレンジの武器は微妙。基本は接近戦での殴り合い。一度攻撃するとチャージするまで攻撃できないから、畳み掛けるようには攻撃できない。防御もできるみたいだけど、タイミングが合わないなぁ。
ミサトさんの家に居候してるのですが、他のキャラも遊びに来ます。午前三時とかに。招き入れるこちらも悪いかもですが、そんな時間に訪ねてくるなと思う。それでなにをするわけでもなく、来るだけ。よくわからん。色んな人と仲良く出来るので、ゲンドウさんや冬月さんとも仲良くなれます。笑いかけると照れたりします。ちょっと気味悪かったり。そういえば、アスカやカヲルくんにはまだ会ってないなぁ。
ゲームの展開は原作から離れがち。原作どおりに進めることもできるようですが。分岐点が何処なんだかわかりません。
エヴァ2。
プレイするのは来週以降にしようと決めて買ったはずなのに、次の日には開封。
近頃の私の状況を知ってる方はきっと「そんなことしてる場合じゃないだろう」とツッコムことでしょう。わかってるんだけどねー。息抜きーってやり始めたら案の定息抜きに夢中になってしまう。
えーと、思ってたより面白いです。
ポリゴンも気になりません。
周囲の人と良好な人間関係を築いてA.T.を高くして、使徒との戦闘を有利に進めようという内容です。会話して仲良くなってくると、「手を握る」「抱きつく」なんてコマンドも出てきたり。
ネルフからの非常召集がかからない限りは、何処で何をしていようと自由です。学校に行こうと家で寝ていようと、ネルフでウロウロするのもあり。あまりに自由でどうしようとか思うこともしばしば。
一周目の主人公はシンジくん。
彼にはA.T.以外にも体調のパラメータがあって、「空腹」「水分」「WC」「睡眠」「風呂」の五つです。時間の経過と共に低くなって、「おなか空いた」とか「喉渇いた」とか言ってきます。それは他のキャラクタも同じで、それぞれご飯食べたり、トイレに行ったりします。だから、ネルフの自販機コーナー横のトイレにはなんだかいっぱい人が集まってきます。
なんだかんだで使徒との戦闘が一番面白いかも。戦闘で勝つために皆と仲良くするという感じです。エヴァは電気のコードをつけた状態で闘うのですが、延長コードをくれーというほど短い。あちこちにコンセントが設置されてはいるものの、移動速度が遅くてイライラする。うちの初号機はなんだかよく分からないうちに使徒を食べて、コードレスで動けるようにはなりましたが、足が遅いのは同じ。ロングレンジの武器は微妙。基本は接近戦での殴り合い。一度攻撃するとチャージするまで攻撃できないから、畳み掛けるようには攻撃できない。防御もできるみたいだけど、タイミングが合わないなぁ。
ミサトさんの家に居候してるのですが、他のキャラも遊びに来ます。午前三時とかに。招き入れるこちらも悪いかもですが、そんな時間に訪ねてくるなと思う。それでなにをするわけでもなく、来るだけ。よくわからん。色んな人と仲良く出来るので、ゲンドウさんや冬月さんとも仲良くなれます。笑いかけると照れたりします。ちょっと気味悪かったり。そういえば、アスカやカヲルくんにはまだ会ってないなぁ。
ゲームの展開は原作から離れがち。原作どおりに進めることもできるようですが。分岐点が何処なんだかわかりません。
「仔羊の巣」(坂木司)
2003年11月25日 読書ひきこもり探偵の第二弾です。
今回もひとに優しいミステリでした。
予約してから借りるまで随分時間がかかりました。それだけ人気があるということでしょうか?
相変わらず家にこもりっきりの鳥井さんですが、今回は随分とお出かけ率が高いです。
風邪を引けばちゃんと医者に行くし、栄三郎さんに呼び出されれば家まで遊びに行くし、随分進歩しているようです。毎回行きたくないと駄々はこねているようですが。
今回の目玉。女子高生にホモ呼ばわりされ、そのうえストーカー扱いされる坂木くん。
周囲の人間にどこまでもお人好しな人と認識されている坂木くんがいかなる理由で、そんな風に罵られるのか、興味深い謎でした。
前回に引き続き謎をひとつ解くたびに鳥井さんの周りには人が増えていきます。今度は学生さんです。若いなぁ。それでも鳥井さんの世界との窓口は坂木くんのみのようです。この事実がどのように変化するのかが今後の楽しみですね。
それにしても鳥井も坂木もよく泣く。こんなに涙流すミステリはなかなかないぞ。
全国の銘菓や美味しいものに目がない鳥井さん、作中には今回も美味しそうなものがいっぱいでした。特に牡蠣の刺身が美味そうでした。いいなぁ食べたいなぁ。
今回もひとに優しいミステリでした。
予約してから借りるまで随分時間がかかりました。それだけ人気があるということでしょうか?
相変わらず家にこもりっきりの鳥井さんですが、今回は随分とお出かけ率が高いです。
風邪を引けばちゃんと医者に行くし、栄三郎さんに呼び出されれば家まで遊びに行くし、随分進歩しているようです。毎回行きたくないと駄々はこねているようですが。
今回の目玉。女子高生にホモ呼ばわりされ、そのうえストーカー扱いされる坂木くん。
周囲の人間にどこまでもお人好しな人と認識されている坂木くんがいかなる理由で、そんな風に罵られるのか、興味深い謎でした。
前回に引き続き謎をひとつ解くたびに鳥井さんの周りには人が増えていきます。今度は学生さんです。若いなぁ。それでも鳥井さんの世界との窓口は坂木くんのみのようです。この事実がどのように変化するのかが今後の楽しみですね。
それにしても鳥井も坂木もよく泣く。こんなに涙流すミステリはなかなかないぞ。
全国の銘菓や美味しいものに目がない鳥井さん、作中には今回も美味しそうなものがいっぱいでした。特に牡蠣の刺身が美味そうでした。いいなぁ食べたいなぁ。
「ネバーランド」(恩田陸)
2003年11月24日 読書これも面白かったです。
だいぶ前にドラマ化してたような気がする。見てませんでしたが、三宅君が出てたことは覚えてる。どの役だったんだろう?メガネかけてたような気がするので、光浩かな。
年の瀬を帰省せずに寮で過ごす四人の学生、菱川美国、篠原寛司、瀬戸統、依田光浩。普段とは違った距離で生活を共にするうちに、それぞれが抱える心の闇を打ち明けあうのですが、どれもがかなりな秘密でびっくりです。
明るくてふざけた発言が多いが、仲間の良い緩衝材の寛司。自分から積極的に前に出るタイプではないが、任せられた仕事はきちんとこなし、皆に一目置かれている光浩。あちこちに顔を出していつもテンションの高い統。語り手なのでいまいちどんな人だか分かりにくいのですが、人当たりのよさそうで控えめな感じの美国。はっきり色分けされてて把握しやすい。
寮で過ごすので当然自炊なのですが、光浩が一手に炊事を担当します。すごい手際がよさそうです。なかなか面倒見の良いタイプのようです。辛いものが好きらしい。汗ひとつかかずに食べてそう。
なんだろう彼らを見ていると、今風な感じがしなくて、一昔もふた昔も前の学生が思い浮かんでくる。なんとも清潔感が漂ってるのです。飲酒に喫煙と決して品行方正というわけではないのですが、なんでだろう。
だいぶ前にドラマ化してたような気がする。見てませんでしたが、三宅君が出てたことは覚えてる。どの役だったんだろう?メガネかけてたような気がするので、光浩かな。
年の瀬を帰省せずに寮で過ごす四人の学生、菱川美国、篠原寛司、瀬戸統、依田光浩。普段とは違った距離で生活を共にするうちに、それぞれが抱える心の闇を打ち明けあうのですが、どれもがかなりな秘密でびっくりです。
明るくてふざけた発言が多いが、仲間の良い緩衝材の寛司。自分から積極的に前に出るタイプではないが、任せられた仕事はきちんとこなし、皆に一目置かれている光浩。あちこちに顔を出していつもテンションの高い統。語り手なのでいまいちどんな人だか分かりにくいのですが、人当たりのよさそうで控えめな感じの美国。はっきり色分けされてて把握しやすい。
寮で過ごすので当然自炊なのですが、光浩が一手に炊事を担当します。すごい手際がよさそうです。なかなか面倒見の良いタイプのようです。辛いものが好きらしい。汗ひとつかかずに食べてそう。
なんだろう彼らを見ていると、今風な感じがしなくて、一昔もふた昔も前の学生が思い浮かんでくる。なんとも清潔感が漂ってるのです。飲酒に喫煙と決して品行方正というわけではないのですが、なんでだろう。
図書館見学
2003年11月23日今日は天理図書館を見学しました。
大学のときの先生が随分誉めてらしたので、すんごい図書館なんだろうと想像していたのですが、予想以上にすごかったです。
まず、歴史のありそうな古さにびっくり。採光ばっちりで明るくて、壁が白くて、ナチュラルな色目の机があってっていう近頃の図書館とは正反対なのです。外が暗かったせいもあるかもですが、天井が高いからかもですが、室内は明るいとはいえない状態でした。壁や机も年代モノっぽい感じのダークブラウン。なんとも雰囲気があります。古き良き図書館って感じです。なんていうのかなトーマの心臓とかに出てきそうな感じでした。
今調べたら天理図書館って大學付属の図書館だったのですね。そりゃ、普通の本は少ないよなぁ。市民の図書館ではありえないぐらい大衆的な本がなかった。あと閉架式だったのにも驚いた。読みたい本をカード目録もしくはパソコンで調べて、職員さんに持ってきてもらうのです。天理市の図書館だからか宗教関係は特に強いとか。あと満十五歳からしか入館できないらしい。まぁ小中学生が読みたいようなものはなさそうでしたが。大学図書館としては開放的な方かなと思う。学生でも入館カードもってないと入れない大学図書館の方が多そうな気がする。
図書館には小説を借りに行く私にはあまり縁のない図書館ですが、是非いつまでもあの雰囲気を維持していって欲しいです。
大学のときの先生が随分誉めてらしたので、すんごい図書館なんだろうと想像していたのですが、予想以上にすごかったです。
まず、歴史のありそうな古さにびっくり。採光ばっちりで明るくて、壁が白くて、ナチュラルな色目の机があってっていう近頃の図書館とは正反対なのです。外が暗かったせいもあるかもですが、天井が高いからかもですが、室内は明るいとはいえない状態でした。壁や机も年代モノっぽい感じのダークブラウン。なんとも雰囲気があります。古き良き図書館って感じです。なんていうのかなトーマの心臓とかに出てきそうな感じでした。
今調べたら天理図書館って大學付属の図書館だったのですね。そりゃ、普通の本は少ないよなぁ。市民の図書館ではありえないぐらい大衆的な本がなかった。あと閉架式だったのにも驚いた。読みたい本をカード目録もしくはパソコンで調べて、職員さんに持ってきてもらうのです。天理市の図書館だからか宗教関係は特に強いとか。あと満十五歳からしか入館できないらしい。まぁ小中学生が読みたいようなものはなさそうでしたが。大学図書館としては開放的な方かなと思う。学生でも入館カードもってないと入れない大学図書館の方が多そうな気がする。
図書館には小説を借りに行く私にはあまり縁のない図書館ですが、是非いつまでもあの雰囲気を維持していって欲しいです。
「同情できない四面楚歌?」(賀東招二)
2003年11月22日 読書表紙がなんだかスパイモノというサスペンス調で恰好いいなぁと。この方のイラスト好きですな。可愛く格好よく良い感じです。
林水会長の過去に迫るお話が良かったです。どこまでいってもシリアスでびっくりしましたが。連載の短編は全部コメディだとばかり思ってましたので。
他収録されているものは間違いなくコメディです。「おとなのスニーキング・ミッション」が良いオチでした。このお話に登場する黒髪でおしとやかそうな書記の美樹原さんが素敵です。いつまでもそのままでいてください。
書き下ろしの過去話も素敵。相良くんとミスリルでの同僚マオさんとクルツさんがどのような経緯でチームを組むことになったのかが描かれています。コダ革など笑いの要素もばっちりです。
サザエの壷焼きって美味しいですよね。
林水会長の過去に迫るお話が良かったです。どこまでいってもシリアスでびっくりしましたが。連載の短編は全部コメディだとばかり思ってましたので。
他収録されているものは間違いなくコメディです。「おとなのスニーキング・ミッション」が良いオチでした。このお話に登場する黒髪でおしとやかそうな書記の美樹原さんが素敵です。いつまでもそのままでいてください。
書き下ろしの過去話も素敵。相良くんとミスリルでの同僚マオさんとクルツさんがどのような経緯でチームを組むことになったのかが描かれています。コダ革など笑いの要素もばっちりです。
サザエの壷焼きって美味しいですよね。