攻殻機動隊ノベルス第2弾。

今回は中篇3つで構成されています。そしてそれらは一見バラバラのようでそうでもなく、よくできてるなぁと思う。

2ndGIGの招慰難民に関する話も出てくる。あんまりよくわからないのだけど、攻殻世界では、核戦争と非核戦争という二つの大戦を経験していて、日本はどう関与していたのかはわからないのだけども、東京は海に沈んでいるから被害は大きかった模様。戦後は、核による汚染を除去する技術を独自に開発したおかげでか日本は景気が良かったらしい。日本は戦争によって人手不足だったために、労働力欲しさにアジア難民をたくさん受け容れたらしい。それが招慰難民。そして時間が流れて景気が悪くなってくると、難民たちへの風当たりが強くなってきた。政府は難民保護を打ち出しているけれど、実を結んでいるわけでもない。

二つ目の中篇「タチコマの恋」が可愛い。全編タチコマが出ずっぱりで嬉しい。

「どきどきフェノメノン」(森博嗣)
なんともいえない本。
面白くない事はないけど、不思議な話。
おかしなひとががいっぱいでてるような。

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