かなり記憶が曖昧に。いかんなぁ。

とりあえず何読んだか思い出してみます。

「シュプルのおはなし」(雨宮諒)
「ポストガール」(増子二郎)
「パラサイトムーン?、?」(渡瀬草一郎)
「ヴァーチャル・ビースト」(藤木稟)
「アンダー・ヘブンズふぁみりぃ」(有里紅良)
「夢魔の棲まう処」(藤木稟)
「運命は剣を差し出す3」(駒崎優)
「左手をつないで」(高里椎奈)
「虚空の王者」(高里椎奈)

こんなものかなぁ。
感想もずこし。

「シュプルのおはなし」は、幼いシュプルがおじいちゃんの宝箱に入っているさまざまなものを題材に、こんなおはなしがあったんじゃない?と豊かな想像力でおはなしを語る物語。短篇形式。非常にほのぼの。疲れたときにはこういうのがいい。

「ポストガール」は、大きな戦争が起こり人口が激減したので、郵便配達をメルクリウスという人そっくりの機械が行っている世界のお話。これも短篇形式。手紙を運ぶメルクリウスの少女シルキーは、手紙の受取人の人々とやり取りをするうちに人の心のようなものを獲得する。人になりたいわけではないのに、人に限りなく近づくよう造られたメルクリウスのシルキー。「人になりたくない機械」というのが新鮮。機械が出てきたら大概「人になりたい」と望む事が多いような気がするので。

「パラサイトムーン?、?」?は、?の続きかと思えば違ってて、全然違う女の子が主人公で驚いた。「キャラバン」の内部状況がわかるお話。迷宮神群の影響を受けた人々が、社会から身を守るために身を寄せ合ってつくった組織である「キャラバン」は、年月と共に大きく肥大し、その内部は複雑化していた。神群狩りを積極的に行う過激派、神群と共に生きる道を望む穏健派、どっちでもない派などなど。?は、主人公が?の人に戻る。希崎心弥の真の能力が明らかに。その能力を狙われて事件が起きます。流石に絵も見慣れました。好きになれたわけじゃないけど。可愛い女の子ばっかじゃなく、おっさんとか怪物とかも描いたらいいのに。

「運命は剣を差し出す3」
一部完。バンダル=アード・ケナードシリーズはまだ続くらしい。嬉しいな。医者の首や隊長の首に賞金がかかったりして、いろいろ大変な事態になっててますが、えいやぁっと解決してます。しかし相変わらず男(おっさん?)祭な小説です。そこも素敵なんですけどね。私も一応女性なので、可愛い女の子ばっかりよりは好きだし。

「虚空の王者」
うんやっぱこちらのシリーズのほうが好きだな。もっと書いて欲しい。攫われたソルド八世王を追ってパラクレスに潜入したフェンたちは、そこで歴史の真実に触れる事になる。真実は時に痛みを伴う事がある。その痛みはフェンを悩ませる。どうすればいちばんいいのか、今回何度も悩む事になる。

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