魔法が禁忌の時代に、魔法使いから魔法を盗み出すことを生業とする秘儀盗賊のお話。

2巻が折り返し地点らしい。シャンクが秘儀盗賊している理由が明らかに!あとは、喋る猫?ブリアンの秘密が気になる。

秋田さんお得意の、巻き込まれ体質の主人公とはた迷惑な脇役がいっぱいというコメディタッチな内容です。短篇のオーフェンに比べると、シャンクがやたら貧乏で心が荒んでないだけマシかもしれない。

パートナー同士らしいシャンクとブリアンは、それぞれ秘密を抱えている。シャンクは、元々秘儀盗賊をしていたわけでなく、ある人のために不死を求める剣士らしい。見たものは全て殺さなければならないとかいう秘伝の剣術の使い手なので、仲間の前では決して剣を抜く事がない。普段はスプリングガンを愛用。一度に2発しか撃てないのが難点。
ブリアンは黒い猫の姿をしているが、本当は不死を求める魔法に失敗して呪われた結果、猫の姿になっちゃったとかいう魔法使い。猫の姿のときはたいした魔法は使えない。でも、心から愛するものにさえ見られなければ、一時だけ元の姿に戻ってすごい魔法が使える。元の姿はけっこう驚き。なんでこうなったのかとか、二人の出会いとか読んでみたい。

もう一人メインキャラで、スプレッドムーンと呼ばれる純粋な魔力結晶が少女の姿をとったもの。魔法使いに記憶を抜かれたために記憶喪失で、自分の名前もわからない。愛称どむーん。魔力結晶だからか、言葉がおかしい。文法めためた。その行動は突拍子がなく、予測不可能。

「D・Gray-man1」
ノベルス。サブタイトルは、旅立ちの聖職者。

3つのお話が入ってる。アレンが黒の教団に辿りつく前の話と神田が登場する前に関わった事件の話、バク・チャンと黒の教団本部の面々の話。最後のバク・チャンがよくわからない。出てたっけこんな人?覚えてないなー。見た目はなんかアジア系?うむむ。

マンガのノベルスなので、イラストが多めで嬉しいなー。2枚ある神田の挿絵がどっちも血塗れ。任務の度にこれじゃあ、洗うの大変そう。団服って洗濯難しそうだし。もしかして、洗わなくても新しいのが支給されるのかなー。あれはエクソシスト毎にデザインとかあるみたいだから、毎回新しいの支給してたら経費がかさんで仕方なさそうだなー。

小説で千年伯爵を表現するのって、難しそう。ハートマークがいっぱいです。

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