霧舎学園ミステリ白書も5作め。三月は遠いなぁ。

七月の事件が縁でグラビア・デビューすることになった琴葉さん、カラー口絵ではグラビアアイドルみたいになってます。
デザインや構図が凝ってて、こういう雑誌あるよなぁ、みたいになってます。作者さんたち、楽しんでるなぁと思う。

八月は心霊探偵がテーマという事で、怪談やら呪いやらが登場します。今回は綺麗に騙されました。

夏休みにいつものメンツで旅行することになった琴葉たち。場所は伊豆の別荘。お約束的な肝試しの最中に事件が発生してしまう。またもや作中にミステリ白書が登場するんだけど、いったい誰が書いてるんでしょうね。気になるようなならないような。

「ロマンティックはままならない」(鏡貴也)
エル・ウィン武官弁護士事務所業務日誌?だそうで、この作者さんは、ほかにもエル・ウィンの長編と伝勇伝の長編と短編シリーズも抱えてらっしゃるのに、凄いなぁと単純に思う。体壊さないように頑張ってほしい。

さて、長編はすっごいクライマックス!みたいなところまで話が進んでますが、こちらはそれよりも時間軸が前(一巻と二巻の間くらい?)っぽい。ウィンに恋する17歳乙女ミア・ラルカイルの乙女回路が暴走しまくりな短編集です。本編ではあんまり活用されてない(お話の展開上仕方がないのですが)弁護士という設定を生かしていて面白いです。

コメント