女王陛下の少年スパイ!アレックスの第四弾。

今回のお話はすごい!ターニングポイント!って感じです。うわぁ、続きは出てないのかなぁ?すっごい気になる。

いつもと違うのは、今回はMI6に依頼されてするミッションじゃないってこと。つまり、MI6の応援は期待できないということになる。じゃぁ、いつも渋々任務をこなしてきたアレックスがどうして今回に限って積極的に事件に関わるのかというと、原因はガールフレンドのサビーナ。サビーナは前回も出てきたヒロイン。明るくて大人びてて楽しい彼女は、前回のミッションで心傷ついたアレックスを癒してくれた。家族のいないアレックスにとって、まるで昔からの知り合いのように接してくれるサビーナの家族はとても大事な存在らしい。

今回はサビーナに誘われて南フランスに遊びにきたところで事件に巻き込まれる。楽しく過ごしていたアレックスは海岸で思いがけなく見知った顔を見つけて仰天する。叔父のイアン・ライダーを暗殺したロシアの殺し屋ヤッセン、忘れたくても忘れられない表情のない冷たい横顔。こんな所にどうしてヤッセンが?アレックスはその理由を探ろうとヤッセンを尾行する。

このヤッセンが、今回のキーパーソンといってもいいでしょう。冷酷な殺し屋がどうしてアレックスに妙な優しさを見せるのか。そこがポイントです。前回のアレクセイといい、危険な大人に好かれるなぁ、主人公。

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