「消閑の挑戦者 パーフェクト・キング」(岩井恭平)
2004年5月15日 読書スニーカー文庫。四季童子さんのイラストが可愛くて目を引きます。
ヒロインの鈴藤小槙が、なんか不思議。西の方に住んでいたことがあるという設定で、関西弁を喋るんだんだけど、なんとものんびりというか、間延びしているというか、非常にマイペース。頭の回転は抜群なはずなのに、何故かテストの成績は学年最下位。整った顔立ちだけど、クラスでは浮いている。クラスメイトは彼女を気味悪がっているよう。
クラスに馴染んでいない彼女に何故かかまう少年、春野祥。彼と休日の街で出会ったことから、彼女は街一つをフィールドとしたゲームに関わることになる。
この大掛かりなゲームの仕掛け人は世界最高の頭脳の持ち主、果須田裕杜。彼は世界中から有能な人々を挑戦者として招待し、ゲームをはじめようとしていた。それは、ただのゲームではなく、命を懸けたサバイバルゲームだった。ゲーム「ルール・オブ・ザ・ルール」を勝ち抜くために、挑戦者たちは「防御人」を打ち倒して様々な効果のあるプログラムを手に入れ、時には他の挑戦者の邪魔をしつつ、キングの出したクリア条件を満たさなければならない。キングの出したクリア条件とは別に、ランダムに選ばれた挑戦者たちがさらにクリア条件を提案できたりと駆け引きや戦術もばっちり。読みごたえがあります。
頭脳中心かと思っていたら、かなりアクションの要素も強かったです。天才数学者でありテコンドーの使い手や超人気のシンガーソングライターであり合気道の達人などが登場します。相手の動きを制限したり、特定のエリアにトラップを仕掛けたり、戦略的にプログラム使うところも面白い。作中に出てくるなぞなぞも面白い。私にはどれも難しかった。
ヒロインの鈴藤小槙が、なんか不思議。西の方に住んでいたことがあるという設定で、関西弁を喋るんだんだけど、なんとものんびりというか、間延びしているというか、非常にマイペース。頭の回転は抜群なはずなのに、何故かテストの成績は学年最下位。整った顔立ちだけど、クラスでは浮いている。クラスメイトは彼女を気味悪がっているよう。
クラスに馴染んでいない彼女に何故かかまう少年、春野祥。彼と休日の街で出会ったことから、彼女は街一つをフィールドとしたゲームに関わることになる。
この大掛かりなゲームの仕掛け人は世界最高の頭脳の持ち主、果須田裕杜。彼は世界中から有能な人々を挑戦者として招待し、ゲームをはじめようとしていた。それは、ただのゲームではなく、命を懸けたサバイバルゲームだった。ゲーム「ルール・オブ・ザ・ルール」を勝ち抜くために、挑戦者たちは「防御人」を打ち倒して様々な効果のあるプログラムを手に入れ、時には他の挑戦者の邪魔をしつつ、キングの出したクリア条件を満たさなければならない。キングの出したクリア条件とは別に、ランダムに選ばれた挑戦者たちがさらにクリア条件を提案できたりと駆け引きや戦術もばっちり。読みごたえがあります。
頭脳中心かと思っていたら、かなりアクションの要素も強かったです。天才数学者でありテコンドーの使い手や超人気のシンガーソングライターであり合気道の達人などが登場します。相手の動きを制限したり、特定のエリアにトラップを仕掛けたり、戦略的にプログラム使うところも面白い。作中に出てくるなぞなぞも面白い。私にはどれも難しかった。
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