匠千暁シリーズです。

「スコッチ・ゲーム」は、タカチの高校時代に起きた事件のお話。前に刊行されたお話で少し触れられていたタカチの過去が明らかになります。
「依存」では、タックの驚くべき過去が明らかになります。

タックとタカチ、それぞれに深く関わるエピソードが読むことができて嬉しい。タカチのは伏線があったから、そうびっくりもしなかったけれど、タックのはめちゃびっくりした。
てるてる坊主に子供の落書きみたいな目や口を描いたような顔、なんて形容されるタックがあんな過去を抱えていたとはめちゃめちゃびっくりでしたよ。

この二つの作品を読んで、このシリーズめちゃめちゃ好きだなぁと改めて実感しました。
今後が楽しみー。

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