「三日月少年の秘密」(長野まゆみ)
2003年12月5日 読書久し振りに長野さんです。
九月に出ていたものらしい。新刊とか全然チェックしてないからなぁ。たまたま見つけたのですが、ラッキィでした。
三日月少年・・・というと初期の雰囲気の作品なのかなぁと期待していたのですが、相変わらず最後まで読んでも謎の残るお話で満足です。あちこちにちりばめられた魅力的な小物も健在で嬉しいなぁ。長野作品に出てくる食べ物、飲み物はどれも美味しそうで大好きだ。電氣コロッケ、角麺麭(つのパン)、シトロンジュウス、玻璃玉子、ミートスフレ、エメラエルド蜜豆、蜂蜜ミルクなどなど、今回の本だけでもこんなにあるのです。食べてみたいなぁ。
差出人不明の招待状。お台場のルナパアクに≪少年電氣曲馬団≫なるものがやってくるらしい。訝りながらも好奇心から出かける主人公だが、お台場へ向かう途中から妙な具合になってくる。狐の嫁入り。古いお金しか持っていない少年。迷い込んだ路地には青い郵便ポスト。聞き覚えのない国の紅い切手。いつのまにやら主人公は、普段見知った世界とは違う場所に迷い込んでしまうのです。そして辿りつくのは世界一のタワァ。
私は東京って良く知らないですが、昔の東京の雰囲気を知ってる方が読むと楽しいかもです
九月に出ていたものらしい。新刊とか全然チェックしてないからなぁ。たまたま見つけたのですが、ラッキィでした。
三日月少年・・・というと初期の雰囲気の作品なのかなぁと期待していたのですが、相変わらず最後まで読んでも謎の残るお話で満足です。あちこちにちりばめられた魅力的な小物も健在で嬉しいなぁ。長野作品に出てくる食べ物、飲み物はどれも美味しそうで大好きだ。電氣コロッケ、角麺麭(つのパン)、シトロンジュウス、玻璃玉子、ミートスフレ、エメラエルド蜜豆、蜂蜜ミルクなどなど、今回の本だけでもこんなにあるのです。食べてみたいなぁ。
差出人不明の招待状。お台場のルナパアクに≪少年電氣曲馬団≫なるものがやってくるらしい。訝りながらも好奇心から出かける主人公だが、お台場へ向かう途中から妙な具合になってくる。狐の嫁入り。古いお金しか持っていない少年。迷い込んだ路地には青い郵便ポスト。聞き覚えのない国の紅い切手。いつのまにやら主人公は、普段見知った世界とは違う場所に迷い込んでしまうのです。そして辿りつくのは世界一のタワァ。
私は東京って良く知らないですが、昔の東京の雰囲気を知ってる方が読むと楽しいかもです
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