明治から平成までの間に「クラフト・エヴィング商會」で扱った商品のうち現在行方不明となっているもののうち商品名や説明書、部品等が残っているものを紹介する書物。もちろん架空の、でも素敵な商品ばかり。

商品名で惹かれるのは「万物結晶器」「月光光線銃」「水密桃調査猿」「卓上キネマハウス」「流星シラップソーダ」
説明を読んで実際に欲しいなぁと思うのは「流星シラップソーダ」と「中國敵水晶萬年筆」

どの商品にも本物らしく説明書や空の箱や付属品がついていて、どれも古びていて字体も古めかしい。
なんとも雰囲気がある。
最後に当時の資料として作った作品たちは、古い書物などから切り貼りして作ったというのでびっくりです。すごい。なんて細かい作業なんだろう。

今の印刷の文字はべったりしていて良くない、活字はくっきりしていて良いと大学の先生は仰ってましたが、生まれたときから今の印刷文字を見慣れいるのでよく分からなかった。見比べるとそうかもと思います。読みやすいのは、今の印刷文字ですが。

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