デルフィニア戦記14巻。未だに頭の中で「デルフォルニア」とか読んでしまいますが、もう14巻です。いい加減慣れなくてはね。

今回の表紙は、矢を射られて血塗れになっていながらも、闘志を失っていないリィの瞳が印象的です。まさに手負いの獣って感じです。

序盤は前回からの続きでイヴンとシャーミアンがまとまりそうでまとまらないもどかしい展開をしていますが、中盤からはいよいよタンガと交戦に入ります。国境付近で相変わらず一騎当千の戦い振りを見せるリィに矢が射掛けられ、あろうことか王妃は落馬してしまいます。戦女神最大のピンチです。

「Pine After Shine」(藤原眞莉)
姫神さまシリーズハルさん編第三弾。
今回の表紙は髪を下ろして憂い顔のハルさんです。

椰子の元に通ってくる男が?!
というのが今回の事件の発端です。
前回の事件の痛手からまだ回復していないハルさんはいろいろてこずってます。痛々しい限り。

テンとカイの時代のハルさんは飄々としてて、とってもお茶目さんで好きですが、お茶目な所は相変わらずでも、悩んだり傷ついたりして人間らしい平安のハルさんも好きです。

コメント