「蒼い千鳥　花霞に泳ぐ」（高里椎奈）

予約するのが面倒でま、いいかと思ってたら、返却棚の所にあったので借りてみました。

小説は帰りの電車の中で読むことにしているのですが、一時時間たらずでは全部読めないので何回かに分けて読んでます。（家では漫画か雑誌を読むか、ゲームしてます。あ、たまにパソコンも（オイオイ）
でも、あんまり面白かったり、いいところだと家にかえってからも読むことがあります。最近だと「スカーレット〜」は殆ど家で読みました。あんまり面白いので。

「蒼い千鳥〜」も半分家で読みました。この方は一作ごとに良くなってると思います。一作目は正直いって首をかしげちゃいました。なんかよくわからなくて。面白くないじゃなくて、わかんない。読み終わった後に感想が何にもなくて。何のお話だったけ？と思ったわけです。でも、「活字倶楽部」で人気あるようだし、面白くないことはないだろうと思って読みつづけていたのですが、五作目辺りからかな、面白いなーと思うようになりました。

で感想ですが、秋（作中では火冬と名乗っています）がいつも以上に冷たいのでは？と思いました。（対ザギが特に）
あとは一所懸命学生生活を完遂しようとしているザギが可愛いなと。リドルも可愛いです。
言波っていい苗字ですね。かっこいい。字も綺麗。

出てくる妖怪の説明がもっとあったり、出てくるまでに伏線がもっとあればいいなと思う。なんだか唐突な感じだったので。