スカーレットウィザード2と3と4（茅田砂胡）

ふふふ、あんまり面白いので一気読みしてしまいました。ああ、でも5巻はまだ借りれてないんだー。
気になるなー。その後に外伝も続いているはず。コミックもあったな。全部予約済みさ。近日中に読みます。

宇宙一のビッグカップルはお互いを名前で呼びません。ジャスミンはケリーを「海賊」と呼び、ケリーはジャスミンを「女王」と呼びます。なんかかっこいい。作者の茅田さんは二人を怪獣になぞらえています。これがピッタリ。二人とも怒らせるとすっげ怖そう。いや、怖い。間違いなく恐ろしい。

二巻の表紙はジャスミンです。素晴らしく鍛えられた体で、腹筋割れてます。すげー。でもビックリな事にこの巻では、彼女の妊娠が発覚します。おまけにそんな体で戦闘機にのって宇宙に出ようとするから大変だ。オマケに誰かの工作でその戦闘機が止まらないときた。どうなる？という展開。

三巻はダイアナが表紙に。ダイアナはケリーの船の感応頭脳。だけど、ただの感応頭脳じゃあない。スクリーン上に現れる彼女は、何処から見たって可愛いオペレーターにしか見えない。感応頭脳にもかかわらず多彩な感情表現と自分で考える事ができるのだ。しかし、彼女は「誰よりも速く巧みに飛ぶ」ことを優先するあまり、乗務員の生命を重視しない船なのだ。自分を最大限に巧く操縦してくれる人でないと嫌なんだそうだ。ケリーはその条件にピッタリだったらしい。
お話は要約しにくいなー。んー、今回はケリーがちょっと不運で、脅されたり命を狙われたり、極めつけには海賊に拉致られちゃいます。それを救出しようとダイアナと出産を無事に終えたジャスミンが向かい、あることで恐ろしく怒っているケリーはダイアナと合流しようとするってとこで四巻に続いてしまう。

四巻の表紙はケリー・クーア。一巻のは海賊ケリーでした。ジャスミンと結婚するときに整形しているので顔が少し違います。ライダースーツっぽいものに身を包んだケリーがかっこいいです。
三巻の続き、海賊どもを蹴散らしたのは恐ろしく怒ったケリーでした。海賊どもが記憶の底に沈めておきたいケリーの過去を土足でずかずか踏みにじったから。海賊どもは一人残らず宇宙の藻屑となりました。その後はケリーの過去が明らかになったりしてそこでも色々あるのですが、ようやく落ち着いたーと思ったら、五巻へと続く大事件。二人の赤ちゃんが誘拐されてしまったのです。もちろんあの二人は無事に赤ちゃんを取り戻すでしょう。一体どれだけの騒ぎになるのか想像もつきませんが。
うー五巻が早く読みたいです。