「スイス時計の謎」(有栖川有栖)
2004年2月4日 読書そういや読んでなかったなぁと思いまして。
今回は四本立て。ダイイングメッゼージ、首のない死体、密室、犯人当てと古典的で正統派なモチーフばかり。
私は推理小説は推理しながら読まない(読めない)ので、論理的に真相に辿り着けるとか書かれていても、ふうんてな感じです。ミステリファンとしてはあるまじき姿だろうか。私がミステリに求めるのは、びっくりなのです。サプライズ。騙されたーっていう驚きなのです。なので、綺麗で無駄の無い論理とかにはあんまり魅力を感じないなぁ。数式とか美しいなんて思ったこと無いし。
推理小説は読み物なんだから、物語として面白いことも必要だと思う。すんごいトリックがあったとしても、話の筋とか登場人物がいまいちだったりしたら、最期まで読むのしんどいだろうし。
だから、ナンダカンダ言いながら有栖川有栖作品読んでるんだと思う。
「スイス時計の謎」で旧友と再会したアリスとか、未だに痛みともに思い出す彼女のエピソードとか、良いなぁと思います。
妹さんが借りてきた「LOVELESS」(高河ゆん)を読む。
「戦闘機」やら「言葉で武装」やら、なんだかよくわかんないけど、面白い。
けど、素直に面白いと言いたくない気がする。
たぶん痛々しいから。救いかあるのかないのかよくわかんないから。
あと、血がドバーってのもダメなんだ。見てるこっちがイタイっての。
虐待って言葉が日常的にテレビから聞こえる。嫌だと思う。
もういい歳だから、虐待に関わるとしたら確実に「する」方だろう。DVで「される」方になるという可能性もあるけれど。なんにしても虐待はひどいことだ。けど、将来絶対虐待なんてしない、なんてとてもじゃないけど言えない。先のことはわかんないし、自分に対してそれほど信頼もない。ひどいなぁと思ってテレビを見ている私が、加害者にならないという保証はどこにもない。
家庭をもった自分を想像した時、ちゃんと人を育てられるかと思うと不安になる。世の父親母親たちもこんな不安持ってるのかなぁ。
今回は四本立て。ダイイングメッゼージ、首のない死体、密室、犯人当てと古典的で正統派なモチーフばかり。
私は推理小説は推理しながら読まない(読めない)ので、論理的に真相に辿り着けるとか書かれていても、ふうんてな感じです。ミステリファンとしてはあるまじき姿だろうか。私がミステリに求めるのは、びっくりなのです。サプライズ。騙されたーっていう驚きなのです。なので、綺麗で無駄の無い論理とかにはあんまり魅力を感じないなぁ。数式とか美しいなんて思ったこと無いし。
推理小説は読み物なんだから、物語として面白いことも必要だと思う。すんごいトリックがあったとしても、話の筋とか登場人物がいまいちだったりしたら、最期まで読むのしんどいだろうし。
だから、ナンダカンダ言いながら有栖川有栖作品読んでるんだと思う。
「スイス時計の謎」で旧友と再会したアリスとか、未だに痛みともに思い出す彼女のエピソードとか、良いなぁと思います。
妹さんが借りてきた「LOVELESS」(高河ゆん)を読む。
「戦闘機」やら「言葉で武装」やら、なんだかよくわかんないけど、面白い。
けど、素直に面白いと言いたくない気がする。
たぶん痛々しいから。救いかあるのかないのかよくわかんないから。
あと、血がドバーってのもダメなんだ。見てるこっちがイタイっての。
虐待って言葉が日常的にテレビから聞こえる。嫌だと思う。
もういい歳だから、虐待に関わるとしたら確実に「する」方だろう。DVで「される」方になるという可能性もあるけれど。なんにしても虐待はひどいことだ。けど、将来絶対虐待なんてしない、なんてとてもじゃないけど言えない。先のことはわかんないし、自分に対してそれほど信頼もない。ひどいなぁと思ってテレビを見ている私が、加害者にならないという保証はどこにもない。
家庭をもった自分を想像した時、ちゃんと人を育てられるかと思うと不安になる。世の父親母親たちもこんな不安持ってるのかなぁ。
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