「パスワードに気をつけて」「パスワード謎旅行」(松原秀行)
2004年1月12日 読書パスワードシリーズ3巻と4巻。
いつも楽しい週ニ回の電子捜査会議。毎回団員たちが身の回りで起きた不思議な謎を皆に聞かせて、意見を交わす。時にはデータが足りなくて答えが出ないときもあるけれど、大体は納得のいく回答が出る。時には団員自身が考えたパズルや暗号を提示することも。「さて、名探偵諸君。この謎が君たちに解けるかな?」という趣向だ。
そんな感じで和気藹々楽しい捜査会議だけれど、今回はちょっとした波乱が起きる。不審な人物が電子探偵団のことを監視したり調べたりしているようなのだ。パスワードがなければ見ることも出来ない電子捜査会議を覗いてる形跡が見つかって騒然。ドクター=クロノスとは、誰のことなのか。
今回作中で出てくるパズルで面白いなぁと思ったのは、折り返しにも登場している、不思議な文章。縦から読んでも横から読んでも、全然意味がわからない言葉の羅列。ううーん、楽しい。ダイのヒカク暗号も面白い。こんなの読める小学生いないよぉ。
「パスワード謎旅行」では、春休みに探偵団の皆で東北に旅行に行くことになった場面から始まる。謎旅行というタイトルにふさわしく、行きの車中からパズルがいっぱい。飛鳥のおじさんがいる夢野市には、なぞなぞ村という暗号や数字パズルなどの問題を出す館があるテーマパークがある。もちろん電子探偵団はおおはりきりで挑戦する。
今回は謎以外にも、団員同士の微妙な心のすれ違いがあって、なんだか甘酸っぱい。マコトとみずきがほんの些細なことから言い合いになって、なかなか仲直りできずに気まずくなってしまうのです。いつもの捜査会議であれば、顔が見えなくて文章だけだから頭を冷やせたかもしれない。でも、今は旅行中で気まずくても顔を合わせなくてはならない。ついきつい物言いになってしまったりして、事態はどんどん悪くなってしまうのです。
館の問題はどれも面白い。お馴染みのパズルをアレンジしたようなものもあって、親しみやすいかも。
いつも楽しい週ニ回の電子捜査会議。毎回団員たちが身の回りで起きた不思議な謎を皆に聞かせて、意見を交わす。時にはデータが足りなくて答えが出ないときもあるけれど、大体は納得のいく回答が出る。時には団員自身が考えたパズルや暗号を提示することも。「さて、名探偵諸君。この謎が君たちに解けるかな?」という趣向だ。
そんな感じで和気藹々楽しい捜査会議だけれど、今回はちょっとした波乱が起きる。不審な人物が電子探偵団のことを監視したり調べたりしているようなのだ。パスワードがなければ見ることも出来ない電子捜査会議を覗いてる形跡が見つかって騒然。ドクター=クロノスとは、誰のことなのか。
今回作中で出てくるパズルで面白いなぁと思ったのは、折り返しにも登場している、不思議な文章。縦から読んでも横から読んでも、全然意味がわからない言葉の羅列。ううーん、楽しい。ダイのヒカク暗号も面白い。こんなの読める小学生いないよぉ。
「パスワード謎旅行」では、春休みに探偵団の皆で東北に旅行に行くことになった場面から始まる。謎旅行というタイトルにふさわしく、行きの車中からパズルがいっぱい。飛鳥のおじさんがいる夢野市には、なぞなぞ村という暗号や数字パズルなどの問題を出す館があるテーマパークがある。もちろん電子探偵団はおおはりきりで挑戦する。
今回は謎以外にも、団員同士の微妙な心のすれ違いがあって、なんだか甘酸っぱい。マコトとみずきがほんの些細なことから言い合いになって、なかなか仲直りできずに気まずくなってしまうのです。いつもの捜査会議であれば、顔が見えなくて文章だけだから頭を冷やせたかもしれない。でも、今は旅行中で気まずくても顔を合わせなくてはならない。ついきつい物言いになってしまったりして、事態はどんどん悪くなってしまうのです。
館の問題はどれも面白い。お馴染みのパズルをアレンジしたようなものもあって、親しみやすいかも。
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