サボりすぎ
2003年8月29日でしたね、ここしばらく。
本は相変わらず読んではいるので、感想かいてないものがどんどん溜まっていって、ヤバイなぁとか思ってはいたのですが、なかなかパソコンに向かえなくて。大して忙しいわけでもないのに、どうしてだろう?
読んだもの。
もう既に内容とかうろ覚え・・・。
「カレイドスコープ島 ≪あかずの扉≫研究会 竹取島へ」(霧舎巧)
「ラグナロク洞 ≪あかずの扉≫研究会 影郎沼へ」(霧舎巧)
「マリオネット園 ≪あかずの扉≫研究会 首吊塔へ」(霧舎巧)
とりあえず、これで刊行されている「あかずの扉研究会」シリーズは読み終えたはず。それぞれ、絶海の孤島モノ、嵐の山荘モノ、フーダニットモノです。
研究会には名探偵が二人いるわけなのですが、前半は鳴海さんが活躍したら、後半は後動さんが鮮やかに解決する、あるいは、前半とある事情により戦列から離れる鳴海さんが、後半のいいところで登場して活躍、でも最後に解決するのはやっぱ後動さん、という2パターンに分かれるみたいです。
毎回いろいろ凝っていて、新本格ってこういうのなんだ、とか思いつつ読みました。登場人物たちにはまだまだ色々あるようなので、きっと続きはあるのでしょう。しかし、メフィスト賞ものをたくさん読もうと思ってたけど、これだけでお腹いっぱいになりそう。これからは受賞作品だけに絞ろうかな。
「死にぞこないの青」(乙一)
「さみしさの周波数」(乙一)
「きみにしか聞こえない−CALLING YOU」(乙一)
「死にぞこないの青」の主人公マサオ君の思考は、まさに小学生のときの私の思考そのものでびっくりした。「うんうん、わかる。そうだった」て感じ。内気で引っ込み思案なマサオ君はどうも作者の少年時代がモデルらしい。じゃ、ビックリマンシールとか出てくるって事は、同年代なんだ。なんだか親近感。作中に出てくる先生むかつく。こんな先生にはあたりたくないなぁ。
「未来予報」は、せつない良い話でした。「さみしさの周波数」の最後に収録されているお話を読んでいて涙が出そうになって、電車の中だったので困った。「手を握る泥棒の物語」も面白かった。その後が気になる。どうにもならないかな?
「きみにしか聞こえない」に収録されている「Calling You」も悲しいけど良かった。空想の中の自分だけの携帯っていうアイデアがすごいと思う。今の学生さんはこういうの読んで、どんな感想を持つのかなぁ。
羽住都さんのイラストが素敵。綺麗だー。
「フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人」(佐藤友哉)
メフィスト賞作品を読もうキャンペーン第二弾。既に疲れてきました。が、これは勢いで読めるかも。途中ちょっといやーになったりしましたが、後半はがーっと読めます。読み終わってから、どうして第二弾これにしたんだっけ?とか考えちゃいましたけど。トリックらしいものはないし、キャラクタがすこぶる魅力的ってわけでもないし。説明してないこといっぱいで訳わかんないし。衝撃的なネタで勝負ってことかしら。
主人公公彦の家族は、彼曰く「俺と佐奈以外は全員狂っている」らしい。佐奈とは公彦の妹。世の妹萌えのお兄様方好みかどうかわからないけど、可愛い妹だ。料理が下手で、甘え上手でちょっと小悪魔な面も持つ。そんな佐奈がある日、自殺した。遺書には「ごめんんさい」のみ。そして、その理由を教えてあげると、公彦の家にある男が訪れる。
公彦の物語と「突き刺しジャック」と呼ばれる殺人犯と犯行時のみ視覚を共有してしまう明日美の物語とが交錯して、物語は進んでいくのですが、佐奈ちゃんの自殺の理由といい、少女ばかり殺している「突き刺しジャック」といい、かなりグロイ内容なのに、そんなにお話が重くないのは、出てくる人々が皆ずれているからかな。まともじゃないというか。
大塚さんと法月さんが帯に推薦文かいてたらしい。ネットで読んでみた。推薦しているのかしらコレ?よくわかんないわ。微妙。
あと、公彦の姉がオタクな設定で、さくら本がどーとかマルチがどーとかって言ってます。元ネタがわかるのがちょっと嫌。
本は相変わらず読んではいるので、感想かいてないものがどんどん溜まっていって、ヤバイなぁとか思ってはいたのですが、なかなかパソコンに向かえなくて。大して忙しいわけでもないのに、どうしてだろう?
読んだもの。
もう既に内容とかうろ覚え・・・。
「カレイドスコープ島 ≪あかずの扉≫研究会 竹取島へ」(霧舎巧)
「ラグナロク洞 ≪あかずの扉≫研究会 影郎沼へ」(霧舎巧)
「マリオネット園 ≪あかずの扉≫研究会 首吊塔へ」(霧舎巧)
とりあえず、これで刊行されている「あかずの扉研究会」シリーズは読み終えたはず。それぞれ、絶海の孤島モノ、嵐の山荘モノ、フーダニットモノです。
研究会には名探偵が二人いるわけなのですが、前半は鳴海さんが活躍したら、後半は後動さんが鮮やかに解決する、あるいは、前半とある事情により戦列から離れる鳴海さんが、後半のいいところで登場して活躍、でも最後に解決するのはやっぱ後動さん、という2パターンに分かれるみたいです。
毎回いろいろ凝っていて、新本格ってこういうのなんだ、とか思いつつ読みました。登場人物たちにはまだまだ色々あるようなので、きっと続きはあるのでしょう。しかし、メフィスト賞ものをたくさん読もうと思ってたけど、これだけでお腹いっぱいになりそう。これからは受賞作品だけに絞ろうかな。
「死にぞこないの青」(乙一)
「さみしさの周波数」(乙一)
「きみにしか聞こえない−CALLING YOU」(乙一)
「死にぞこないの青」の主人公マサオ君の思考は、まさに小学生のときの私の思考そのものでびっくりした。「うんうん、わかる。そうだった」て感じ。内気で引っ込み思案なマサオ君はどうも作者の少年時代がモデルらしい。じゃ、ビックリマンシールとか出てくるって事は、同年代なんだ。なんだか親近感。作中に出てくる先生むかつく。こんな先生にはあたりたくないなぁ。
「未来予報」は、せつない良い話でした。「さみしさの周波数」の最後に収録されているお話を読んでいて涙が出そうになって、電車の中だったので困った。「手を握る泥棒の物語」も面白かった。その後が気になる。どうにもならないかな?
「きみにしか聞こえない」に収録されている「Calling You」も悲しいけど良かった。空想の中の自分だけの携帯っていうアイデアがすごいと思う。今の学生さんはこういうの読んで、どんな感想を持つのかなぁ。
羽住都さんのイラストが素敵。綺麗だー。
「フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人」(佐藤友哉)
メフィスト賞作品を読もうキャンペーン第二弾。既に疲れてきました。が、これは勢いで読めるかも。途中ちょっといやーになったりしましたが、後半はがーっと読めます。読み終わってから、どうして第二弾これにしたんだっけ?とか考えちゃいましたけど。トリックらしいものはないし、キャラクタがすこぶる魅力的ってわけでもないし。説明してないこといっぱいで訳わかんないし。衝撃的なネタで勝負ってことかしら。
主人公公彦の家族は、彼曰く「俺と佐奈以外は全員狂っている」らしい。佐奈とは公彦の妹。世の妹萌えのお兄様方好みかどうかわからないけど、可愛い妹だ。料理が下手で、甘え上手でちょっと小悪魔な面も持つ。そんな佐奈がある日、自殺した。遺書には「ごめんんさい」のみ。そして、その理由を教えてあげると、公彦の家にある男が訪れる。
公彦の物語と「突き刺しジャック」と呼ばれる殺人犯と犯行時のみ視覚を共有してしまう明日美の物語とが交錯して、物語は進んでいくのですが、佐奈ちゃんの自殺の理由といい、少女ばかり殺している「突き刺しジャック」といい、かなりグロイ内容なのに、そんなにお話が重くないのは、出てくる人々が皆ずれているからかな。まともじゃないというか。
大塚さんと法月さんが帯に推薦文かいてたらしい。ネットで読んでみた。推薦しているのかしらコレ?よくわかんないわ。微妙。
あと、公彦の姉がオタクな設定で、さくら本がどーとかマルチがどーとかって言ってます。元ネタがわかるのがちょっと嫌。
コメント