Vシリーズ最終巻です。あと一冊短編集があるのですが、それにはVシリーズは関係ないようです。
なんだかすっきりするようなしないような。

今回は密室じゃないんですよ。なんか森さんというと密室殺人みたいなイメージがあったので、少々意外な感じがしました。猟奇的な連続殺人事件です。殺した人とその周囲をペンキで一色に染め上げちゃうのですから。

しこさんは決着がついたような感じです。紅子さんと七夏さんもなんだか最初に比べると随分変化があって落ち着いたような気さえします。れんちゃんは特に誰に絡むということもなかったので、明確な変化はないかも。彼はあのままいくのだろうか。保呂草さんはー・・・んーなんだろ、変化はあっても彼の内面にはあまり影響なさそうな、でも心境の変化はあったんだろうなー。各務さんも以前に比べると随分と打ち解けてるような。

最後に登場したれんちゃんの妹みたいなドレスの女の子が、かなり気になります。いやに賢そうな感じでした。ちょっと鼻につくぐらいに。何者なんでしょうか。きっと「天才」には違いないのですが。
新しいシリーズとか、あるかどうかは知りませんが、関係あったりするのでしょうか。

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