「六人の超音波科学者」「朽ちる散る落ちる」(森博嗣)
2003年7月27日引き続きVシリーズ。
どちらも土井研究所が深く関わる作品。
山奥にひっそりと作られた土井超音波研究所には、所長の土井博士を含めて六人の科学者が研究活動をして暮らしている。そこで行われるパーティーに招待された世在丸紅子と小鳥遊練無は、保呂草潤平のビートルに乗って(もちろん香具山紫子も同乗している)土井研究所にやってくる。何者かの予告により、研究所に続く一本道に架けられていた橋が落とされ、陸の孤島と化した研究所では死体が発見される。紅子たちは真相究明に乗り出す。
―――以上が「六人の超音波科学者」のあらすじ。
土井研究所の事件の翌週。研究所の地下室にある扉が開けられるということから事件は発生する。
扉を開ける瞬間に立ち会ったいつもの四人は、刑事の祖父江七夏と共に、地下室の死体を発見する。しかしそこは内側からロックされた密室状態だった。同じ日に、N大学の教授が研究室に忍び込んだ賊と鉢合わせし、格闘の末逃げられる。賊は教授が持っていたある極秘資料を狙ったらしい。そして、事件に関わる世在丸紅子も暴漢に襲われてしまう。
―――以上が「朽ちる散る落ちる」のあらすじ。
事件とは関係ないですが、七夏さんと林氏と紅子さんの三角関係がかなり面白い。紅子さんの前夫の林氏は、部下の七夏さんと愛人関係で、でも、紅子さんと林氏は今でも頻繁に会ってて、七夏さんは気が気でないと、そんな感じ。ちなみにどちらの女性も林氏の子どもを産んでいて、紅子さんは男の子、七夏さんは女の子らしい。
紅子さんてば、林氏の前では声が違うらしいし、七夏さんも紅子さんが目の前に現れると冷静になれなくて、普段の自分を取り戻そうと必死になる。林氏は何を考えているんだかわかんない。優柔不断な人なのかな。でも、二人ともメロメロなんだよね。どこがそんなに良いのかわかんないなー。大人の男の魅力かしら、あるいは真意が読み取れなくて、全てを自分のものにできないところかな。
どちらも土井研究所が深く関わる作品。
山奥にひっそりと作られた土井超音波研究所には、所長の土井博士を含めて六人の科学者が研究活動をして暮らしている。そこで行われるパーティーに招待された世在丸紅子と小鳥遊練無は、保呂草潤平のビートルに乗って(もちろん香具山紫子も同乗している)土井研究所にやってくる。何者かの予告により、研究所に続く一本道に架けられていた橋が落とされ、陸の孤島と化した研究所では死体が発見される。紅子たちは真相究明に乗り出す。
―――以上が「六人の超音波科学者」のあらすじ。
土井研究所の事件の翌週。研究所の地下室にある扉が開けられるということから事件は発生する。
扉を開ける瞬間に立ち会ったいつもの四人は、刑事の祖父江七夏と共に、地下室の死体を発見する。しかしそこは内側からロックされた密室状態だった。同じ日に、N大学の教授が研究室に忍び込んだ賊と鉢合わせし、格闘の末逃げられる。賊は教授が持っていたある極秘資料を狙ったらしい。そして、事件に関わる世在丸紅子も暴漢に襲われてしまう。
―――以上が「朽ちる散る落ちる」のあらすじ。
事件とは関係ないですが、七夏さんと林氏と紅子さんの三角関係がかなり面白い。紅子さんの前夫の林氏は、部下の七夏さんと愛人関係で、でも、紅子さんと林氏は今でも頻繁に会ってて、七夏さんは気が気でないと、そんな感じ。ちなみにどちらの女性も林氏の子どもを産んでいて、紅子さんは男の子、七夏さんは女の子らしい。
紅子さんてば、林氏の前では声が違うらしいし、七夏さんも紅子さんが目の前に現れると冷静になれなくて、普段の自分を取り戻そうと必死になる。林氏は何を考えているんだかわかんない。優柔不断な人なのかな。でも、二人ともメロメロなんだよね。どこがそんなに良いのかわかんないなー。大人の男の魅力かしら、あるいは真意が読み取れなくて、全てを自分のものにできないところかな。
コメント