時間がないときに日記書くもんじゃないです。昨日の日記はあまりにも内容無さ過ぎ。でも、感想文って昔から苦手で、早く書かないと感想がどんどん零れ落ちてしまいそうで、慌てて書いたわけですが、やっぱ落ち着いた状態で書くべきのようです。(日本語もおかしい)

「AGE/楽園の涯」はグラスハートの番外編のようです。賞に応募した作品らしい「AGE」は高岡尚の高校時代のお話。あたりまえですが本編より若いので、本編で見られる「面倒見の良い、落ち着いたお兄さん」ではなくて、人格矯正をする前の喧嘩っ早い常識人です(道端で説教するイメェジ)視点は高岡尚の友達の智孝君。めちゃめちゃ若いです。青春って感じです。高岡尚は蕎麦屋の長男らしい。神宮前で手打ち蕎麦とか打ったりしたことないのかなぁ。

「楽園の涯」は大学生になった高岡尚のお話。といってもほとんど大学行ってないようですが。藤谷直季との出会いとかバンドが上手くいかないとか、なんかいろいろあります。
藤谷直季の大学時代の友人の話もあります。漫画家やってて、なんかこれ読んでたら、漫画でも音楽でも小説でもモノを創る人たちってこんなギリギリのとこで作品創ってんかなぁと思う。
なんかもっと大事に読まないと失礼だと思った。

今までも思ってたんだけど、ほんとうに台詞の一つ一つがリアルというか魂篭ってるみたいというか、頭で考えてんじゃなくて本能で喋ってるみたいにそこにいるみたいに喋ってる。それがすごいと思う。


「東方ウィッチクラフト〜人の望みの喜びを〜」(竹岡葉月)

堂々のフィナーレです。最終巻です。
読み終わってから表紙見ると「なるほどね」て感じです。って書いたらネタばれですかね。

前の巻で刺されて大変だった滋賀君もそれに釣られてか意識不明になった一子ちゃんも無事で、ほか色々な事態もまぁるく収まったので読後感はばっちりです。

毎回思ってて書かなかったことに、挿絵の飯田晴子さんのイラストがすごいなぁというのがあります。構図とかめちゃめちゃ凝ってる。綺麗。昔から好きです。

デッキブラシに乗って飛ぶ滋賀君は、「魔女の宅急便」のキキみたいで可愛いかも。

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