「あなたは虚人と星に舞う」(上遠野浩平)
2002年12月7日ナイトウォッチ三部作の三冊目。三部作ということはこのシリーズはこれで終わりなのかなぁ。まだよくわかってないことがたくさんある気がするのですが、まぁ全部明らかになることはなさそうな作品ではあるので、これはこれでよいのかもしれない。
今回の舞台は、太陽系の最も端っこに造られた宇宙港。人類の天敵である虚空牙に滅ぼされてから半世紀捨て置かれていた港らしい。虚空牙に利用されてはいかんだろうということで、偵察部隊が派遣されたことにより、物語は動き始める。
真空の宇宙に一人きりという絶対的な孤独に耐えられない人の精神のために、コンピューターが学校に行き、友人がいてという普通の生活をおくる夢を人に見せていて、現実では、人の体は超高速で移動できる戦闘機(ナイトウォッチ)のコアとして機械にがんじがらめになっている。日常は、世界は、コンピューターがみせる夢でしかないという設定が面白い。
前二作のお話の細かいところはあんまり覚えてなくて、けっこうわからないとこが多かった。もうちょっと記憶力がほしい。読んでもすーぐ内容とか忘れてしまう。
今回の主人公は女の子で、キョウ。相棒みたいなのにセンチというきれいな顔立ちの少年がいます。二人の会話はテンポが良いというか、ちょっとズレてて好きだなぁ。
「薔薇とダイナマイト」(若木未生)
グラスハートの二巻。
一巻で野外ライブを成功させた”テン・ブランク”ですが、今度はシングルだ、ということで曲の収録です。その前に、主人公の朱音ちゃんがテン・ブランク唯一の女性メンバーということで、ファンの女の子に嫌がらせを受けたりします。生卵投げつけるのはひどいよなぁ。後をつけてひっぱたくのもひどい。芸能モノって必ずこういうエピソード出てくるけど、実際こんな人いるのかなぁ。
そういえば、お話の中で真崎桐哉という人のファンの人が、「ファンとか追っかけという言葉じゃ足りないから、私は真崎さんの教徒なんです」みたいなことを言うのですが、教徒って表現がなんかロックっぽいなぁと思いました。ファンはみんな真っ黒の服を着てライブを見るというのも、ロックな感じ。ゴシックロリータみたいなのかなぁ。前に鳥籠を斜めがけで身につけている人を見ました。びっくりした。ああいう小物を使うんですね。
今回の舞台は、太陽系の最も端っこに造られた宇宙港。人類の天敵である虚空牙に滅ぼされてから半世紀捨て置かれていた港らしい。虚空牙に利用されてはいかんだろうということで、偵察部隊が派遣されたことにより、物語は動き始める。
真空の宇宙に一人きりという絶対的な孤独に耐えられない人の精神のために、コンピューターが学校に行き、友人がいてという普通の生活をおくる夢を人に見せていて、現実では、人の体は超高速で移動できる戦闘機(ナイトウォッチ)のコアとして機械にがんじがらめになっている。日常は、世界は、コンピューターがみせる夢でしかないという設定が面白い。
前二作のお話の細かいところはあんまり覚えてなくて、けっこうわからないとこが多かった。もうちょっと記憶力がほしい。読んでもすーぐ内容とか忘れてしまう。
今回の主人公は女の子で、キョウ。相棒みたいなのにセンチというきれいな顔立ちの少年がいます。二人の会話はテンポが良いというか、ちょっとズレてて好きだなぁ。
「薔薇とダイナマイト」(若木未生)
グラスハートの二巻。
一巻で野外ライブを成功させた”テン・ブランク”ですが、今度はシングルだ、ということで曲の収録です。その前に、主人公の朱音ちゃんがテン・ブランク唯一の女性メンバーということで、ファンの女の子に嫌がらせを受けたりします。生卵投げつけるのはひどいよなぁ。後をつけてひっぱたくのもひどい。芸能モノって必ずこういうエピソード出てくるけど、実際こんな人いるのかなぁ。
そういえば、お話の中で真崎桐哉という人のファンの人が、「ファンとか追っかけという言葉じゃ足りないから、私は真崎さんの教徒なんです」みたいなことを言うのですが、教徒って表現がなんかロックっぽいなぁと思いました。ファンはみんな真っ黒の服を着てライブを見るというのも、ロックな感じ。ゴシックロリータみたいなのかなぁ。前に鳥籠を斜めがけで身につけている人を見ました。びっくりした。ああいう小物を使うんですね。
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