「海馬が耳から駆けてゆく?」（菅野彰）

唯一買っているエッセイ。
旅行記や、家族・友人などをネタにしたもの、怪我や藪医者の話など笑えるお話がいっぱい。

「四巻読んだ？○○書店で平積みになってるよ」と聞いたので買いに行く。しかし、何処に置いているのかわからなくて見つけられない。仕方なく店員さんに尋ねてみると、あっさり持ってきてくれた。

不思議だったので、一体何処の売り場で平積みになってたのか教えてくれた方に聞いたら、「ボーイズラブのとこよ」とのこと。エッセイなのに？私は一生懸命さくらももことかが並んでる人生論のコーナーを探してたよ・・・。

読んだことはないのだが著者の菅野彰さんは小説も書いてらして、ボーイズラブというジャンルに属してるらしいけど、エッセイはそれとは全然関係ないのになぁ。書店さんにしたら、お客さんが見つけやすい所に置いただけなんでしょうね。見つけられなかったけど。

今回のヒットは、「パリ空港の人々の話」のなかの「ひとでなしぃ」かなぁ。「Hさんと一緒、どこでもいいから連れてって八日間」も良い。つーか、どこにいくかより添乗員が優先って・・・。どんなおばさまたちなんだろう。