「マリア様がみてる　いばらの森」（今野緒雪）

ソフト百合全開。果たして口づけはソフトのうちに入るのか？

まぁ、いいです。今回は二本立て。どっちも中心人物は「白薔薇さま」（ロサ・ギガンティア）です。一言で説明するなら、セクハラ親父のようなお姉さま。しかし、いまいち把握しきれない深いお方です。

今回のメインテーマは、姉妹の数だけ姉妹の形があるのだから、他所の姉妹と自分たちを比べるのは意味ないぞ、かな。もしくは禁断の恋はほんとにあったのか？かなぁ。

あらすじは、最近女生徒達の間で「白薔薇さまそっくりの人が主人公の自伝的小説があって、しかも内容はリリアン学園を舞台とした禁断の恋らしい」という噂が実しやかに囁かれている。果たしてその作者は本当に「白薔薇さま」なのか？というお話。一年生たちが真相究明に乗り出します。

ソフト百合なお話なので避けて通れないとこかなぁって感じのお話でした。やはり同性同士の恋というテーマは興味引くもんなぁ。